2010/02/07

酷寒の味スタ

ご近所で代表の試合があると言うので、見物に行ってきましたが、いやー寒かった。
気温も試合内容も。
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2月6日(土) 東アジアサッカー選手権2010
日本代表 0 - 0 中国代表 (19:17/味スタ/25,964人)
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女子の代表の試合も合わせて2試合の観戦でしたが、寒くて寒くて。
初めは、日が当たる場所を求めてバクスタ2階席を徐々に上段へ移動して、日が落ちてからは風が弱い場所を求めてゴール裏メイン寄り2階席へ移動。
こんな感じで考えられる寒さ対策は全てやりましたが本当に寒かった。
一番辛かったのが、2試合目までのインターバルが長過ぎたこと。女子の試合が終わったらとっとと始めりゃいいのに、あの時間で身体が冷え切ったわ。
これじゃ、JFA会長お勧めの秋春制なんて絶対反対。

それで、こんな状況であんな試合を見せられた日にゃ、腹立つ腹立つ(苦笑)

まあ、例年この時期の代表の試合はこんなもんだって事は百も承知だけど、寒い中で我慢しながら大勢の観客を集めて試合している訳ですからね。もうちょっと何とかならんかなあ。

それから、ゴール裏から一番の大声援を受けていたのがスタメンから外れた平山だったのは、ちょっと嬉しかったですね。
味スタでの代表の試合ですからね、東京の選手に声援が集まるのは健全な姿だと思いますよ。少なくとも俊輔だけに大騒ぎするよりもね。
後半15分ごろ、ゴール裏でアップしていた平山がベンチから呼ばれた瞬間に大声援で盛り上がった時は、思わず笑っちゃいましたけどね。
86年のメキシコW杯でのジーコを思い出しましたよ(笑)

女子の試合は、普通に楽しかったですね。
特に、宮間選手のゴラッソなFKは凄かった。

この大会のチケット、残り3日分が手元にあるのですが、どうしよっかなあ・・・
まあ、昼間の女子の試合だけ見て、帰るってのもありか(苦笑)

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2007/12/16

なでしこリーグDiv.1・Div.2入替戦伊賀FCくノ一-ジェフレディース(多摩陸)観戦メモ

もし、柔道やボクシングのように判定勝ちのルールがサッカーにあったとしたら、今日は文句なしに勝っていたと思うのだが・・・・
悔しい敗戦です。
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12月15日(土) なでしこリーグDiv.1・Div.2入替戦
伊賀FCくノ一 2 - 2(PK 5 - 4) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 
(12:00/多摩陸)
得点者:13' 堤早希(FCくノ一)、36' 金野結子(千葉)、39' 池内理沙(FCくノ一)、60' 後藤史(千葉)
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今シーズン最後にして最大の真剣勝負、なでしこリーグ入替戦。
しかも会場は自宅から程近い多摩陸ということで行かない理由は無いでしょうと10時過ぎに出発。分倍河原から準特急で一区間の聖蹟桜ヶ丘へ。桜ヶ丘のバスターミナルでは数人のジェフグッズを身に付けた方をお見受けしたのですが、若葉台駅行きのバスに乗り込んだジェフサポは私一人だけ。皆さんこのバスで行けるのをご存知ないのかなと思っている間にバスは発車、多摩東公園でバスを降り橋を渡ると目の前が会場の多摩市陸上競技場。
こじんまりとしたメインスタンドと芝生席のサイドスタンドとバックスタンドがあるだけの小さな陸上競技場ですが、私が到着した11時20分ごろには多数のジェフサポでスタンドが黄色に染まっておりました。下手なアウェイのJ1リーグより大勢のジェフサポが来ていたのではないでしょうか。会場の雰囲気は完全にジェフホームでした。
本当はゴール裏で熱く声を出したかったのですが、風邪のため声が全く出ない情けない体調のため、メインスタンドで手拍子だけのサポートを決め込み、おとなしくキックオフを待っておりました。
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今日は非常に天気が良く日が差していたためか、コイントスでジェフが逆サイドを選択。太陽が大きく傾く後半に少しでも有利になるよう勝負の駆け引きが感じられるなか、12時にキックオフ。
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ジェフレディースの試合は初めて見たのですが、チームの特徴がトップチームと同じで豊富な運動量でプレスを掛けて、ボールを奪ってからは早いパス回しでゴールに向かうスタイル。しかし、フィジカル面で弱点を持つのもトップチームと同じで、試合序盤はFCくノ一の玉際の強さに押され押し込まれ、13分中盤で相手と接触して右手を負傷した金野選手がピッチ外へ出て10人となってしまった間に、耐え切れずに先制を許してしまいます。
ジェフも快速FW清水選手をDF裏へ走らせようと縦のパスを狙いますが、FCくノ一のボランチで日本代表の宮本選手に上手く対応されなかなか敵陣にボールを運べない苦しい展開。
しかし、重苦しい空気を一気に打ち破るかの如きに素晴らしいミドルを金野選手がぶち込み同点。これでジェフ側のスタンドが盛り上り、よし行ける!という雰囲気になったのも束の間、CKから失点。1-2。ファーで待ち構えていた長身の池内選手をフリーにしてしまう集中切れからの悔しい失点でした。

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後半はFCくノ一の運動量が落ちてきた為か終始ジェフの時間。
60分、ゴール前で完全に相手守備を崩して最後は慎重に後藤選手がゴールにボールを流し込み同点。その後はセカンドボールを完全に制圧して波状攻撃でFCくノ一ゴールに迫りますが、なかなかシュートまで行けず。もうジェフの勝ち越しゴールが決まるのは時間の問題という雰囲気でしたが、FCくノ一の必死の守備と自らのミスでチャンスを逃し続け、後半終了。
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10分ハーフの延長戦も同じような展開となりますが、決めきれず2-2のままPK戦に突入。
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PK戦は5人目が枠内に蹴ったもののGKに見事に止められ万事休す。PK戦で4-5で敗戦、L1への昇格はならずという結果となってしまいました。
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この試合を通して感じたのは、選手一人ひとりの技術はFCくノ一の方がやや上回っている感じでしたが、チームとしての完成度は明らかにジェフの方が上でした。確かに前線へのフィードやサイドチェンジのパスなどで正確性に欠きミスが多くあったのですが、それをチーム全体でカバーして一度奪われたボールを再度奪い返そうと必死に走るジェフの選手の姿には感動しました。イビツァオシム氏の言葉ではありませんが、サッカーにミスはつきもの。重要なのはミスした後にどうするかであり、今日のジェフレディースの選手はその事をしっかりと理解してプレーしているようでした。
しかしながら、最終的に今日の試合には負けてしまったのは事実。90分+20分の間にあと1ゴールさえ決めていれば大願成就していただけに、何が足りなかったのかをしっかりと考えなければなりません。
試合終了後に流した悔し涙を絶対に無駄にしないよう、来シーズンも彼女達にはがんばってもらいたいと思いましたし、我々もトップチームだけでなく彼女達をしっかりとサポートしなければならないと思いました。
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最後に、試合中ややヒートアップしてしまい副審のオフサイド判定や主審のファール判定等にブーイングしてしまったことに反省しております。このカテゴリーでは選手のみならずレフリーや運営側のミスはつきもので、それらを含めてサッカーなのだと理解して見なければならなかったと思います。まだまだ修行が足りないので、来シーズンはもっと精進します。

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2007/12/09

第87回天皇杯5回戦G大阪-大分(フクアリ)観戦メモ

懲罰観戦行ってきました。
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12月8日(土) 第87回天皇杯5回戦
G大阪 3 - 1 大分 (13:00/フクアリ/3,285人)
得点者:12' 寺田紳一(G大阪)、45' 高松大樹(大分)、66' 播戸竜二(G大阪)、75' 寺田紳一(G大阪)
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昨年は懲罰観戦出来なかったので、今年は自分の戒めのために行ってきましたよ。フクアリ。
行き慣れたはずのフクアリの道中ですが、ジェフが絡まないと本当に長く感じます。てゆうか、実際に電車で2時間程度かかるんですが。
ジェフ戦以外のフクアリは初めてだったのですが、寂しい雰囲気でしたね。コンコース内の飲食売店以外の店(グッヅショップ、場外屋台、ハーフタイム)は開店せず、必要最低限の運営といった感じでした。
チケット売り場で最安のチケットを購入して、初めてのフクアリアウェイ側ゲートから入場。ここの階段を上るのはまだ工事中のフクアリ見学会以来だなと思いながら、まずは喜作へ直行。初体験のかき揚げそばをガラガラのアウェイ側自由席で堪能してキックオフをまったりと迎えます。
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試合の感想は、何も無いですね(笑)
強いて言うなら、ガンバの応援は相変わらず何か気持ち悪いってな事ぐらいかな。
それよりもフクアリの芝生の状態が非常に悪いことが気になりましたね。昨日国立の鮮やかなピッチを見てきたせいもあるのですが、まだら模様でゴール前は完全にダートとなってしまったフクアリのピッチはジェフサポとしてというより一サッカーファンとして残念に思います。
少なくとも2008年のシーズン開幕までにはしっかりと芝生の養生を頼みますよ。東洋グリーンさん。

今シーズンのフクアリ訪問はたぶん今日が最後。
来年こそはこんな懲罰観戦なんかしなくて良いように天皇杯はしっかりと闘いましょう。

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2007/12/08

FCWC2007セパハン-ワイタケレU(国立)観戦メモ

うちのユナイテッドのゴタゴタを忘れて、ニュージーランドのユナイテッドの応援に国立に行ってきました。
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12月7日(金) FIFAクラブワールドカップ
セパハン 3 - 1 ワイタケレ・ユナイテッド (19:45/国立/24,788人)
得点者:3' エマド・モハマド(セパハン)、4' エマド・モハマド(セパハン)、47' アブドゥル・ワハブ・アブ・アルハイル(セパハン)、74'オウンゴル(ワイタケレ・ユナイテッド)
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18:30に職場を出て、ファミマでチケットと食料を調達して代々木から一駅だけ電車に乗って国立へ。
最安のカテ4のチケットをホーム側アウェイ側も指定せず、機械の言いなりで出てきたチケットはアウェイ側(ワイタケレ側)ゴール裏の前段2列目の席でした。
今まで国立では40回近くサッカー観戦しておりますが、これほど前列で見るのは今回が初めて。案の定、空間把握が難しく非常に見づらいですね。
でも、今日は正直全く何も期待せずに国立に向かったのですが、試合は意外にも凄く楽しかったです。
セパハンとワイタケレの2チームには絶対的なレベルの差があることは開始わずか4分で明らかになってしまい、この試合はどうなってしまうのかと本気で心配してしまいましたが、後半70分過ぎごろには国立のアウェイ側スタンドに陣取った観客(ちなみに浦和サポ多数)からはワイタケレに対する声援が自然と湧き出し、妙な一体感に包まれておりました。
これはテレビでは伝わらない楽しさなんだろうなと思いながら、ワイタケレの猛攻に一喜一憂。74分の魂の(笑)ゴールにはもう立ち上がって両手を突き上げガッツポーズ。その後のキーパーハンドの大チャンスではアウェイ側スタンドの盛り上がりは最高潮に。
いやー久しぶりに純粋にサッカーを楽しませていただきました。
とりあえず、これからもJクラブ最長のシーズンオフをこんな形で楽しみたいと思います。

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2007/12/03

Jリーグ第34節千葉-名古屋(フクアリ)観戦メモ

12勝16敗6分け、勝ち点42、13位。
これがジェフユナイテッド市原・千葉の実力です。
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12月1日(土) 2007 J1リーグ戦 第34節
千葉 0 - 2 名古屋 (14:33/フクアリ/15,341人)
得点者:63' 小川佳純(名古屋)、67' 玉田圭司(名古屋)
【主審】鍋島 將起  【副審】抱山 公彦/原田 昌彦
【天候】晴 15.4℃ 55%
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互いに3-5-2同士の対戦とあってか、試合は中盤で潰しあうような展開。ただ、こうなると選手個々の体格差が出てきてしまう。ここで玉砕覚悟で勝負するのか、チームの連携で敵をかわすのか。2003年以降イビツァオシムのもとで培ってきたチームとしての力を発揮するべきところだったはずですが・・・
昨日のジェフが見せたサッカーは目を覆いたくなるほどにバラバラ。
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山岸の試合後のコメントでは、「自分は一対一で仕掛けるタイプでは無い・・・前に走っても使われない・・・」なんてのがありましたが、今シーズンのジェフをシンプルかつ的確に指摘しているようでしたし、昨日の試合も本当にこの通りの内容だったと思います。
水野が中盤右サイドで本田からボールを奪って、ドリブルで中へ切れ込み前線へパスの出し所を探しながら左サイドまで到達してしまって結局横パスしてしまう場面や、後方からのフィードを巻がクサビで競ってスペースへボールを出しても誰も走りこんでいない場面など、このチームは練習をしているのかと思いたくなるような酷さ。
確かに優勝争いどころか、賞金圏も、残留も何も関係ないただの消化試合ということで、選手のモチベーションを高める要素はほとんど無い試合でありましたが、最終節のホームゲームでこのような試合を見せられると本当に切なくなります。
とりあえず2008年シーズンもJ1のカテゴリーに残れることになりましたが、チームがこのままの状態で来シーズンを迎えるようですと今シーズン以上に絶望的な1年になりそうな悪寒がします。

鹿島のオズワルドオリヴェイラ監督の優勝コメント
「選手達を納得させる作業が重要だった。ひとり一人はスーパーではないし、それぞれに長短所がある。その短所を隣の選手がカバーしあうことで、チームは理想の形になる。もう1つは、薄れていた個の自信を取り戻すこと。そして自分たちのやらなくてはならないことに一つ一つ取り組んでいくこと。そうすれば、個の成長と結果が必ず出てくる、そうスイッチを切り替えようと選手たちに言い続けた。
ただ、こうやりたいと自分が言い続けても、それに意欲的に取り組む姿勢が選手たちの中から出てこないと、それは単純に言われたことをこなすだけの、集中や目的のない状態の作業になってしまう。毎日の細かなことでも、受け入れる側がそれを頭と心でともに受け入れる気持ちにならなければ、こういう結果は得られなかっただろう。だから、これは私がひとりでやったのではなく、選手たちの『変わらなければ』という気持ちがこのチームを切磋琢磨させて成長させた。」
このコメントをジェフの監督、選手、クラブスタッフ、そして何よりも社長に100万回読んでもらいたいと思いますよ。
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試合終了後の社長のあいさつでの大ブーイングの意味を淀川氏本人はしっかりと考え、受け止めるべきでしょうな。ジェフの社長として、サポーターから何を期待され、これから何をしなければならないか。
「今年こそは仕事しろ」という弾幕を出されるようじゃ、これ以上沈みようが無いくらいに信用が地に落ちていると思いますけどね。
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毎年シーズンオフの主役としてストーブリーグに燃料投下し続けるジェフですが、今年は何らかのドラスティックな改革が必要かもしれませんね。逆に何もしなければ2008年は最悪のシーズンになることでしょう。
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2007/11/26

J2第51節東京V-愛媛(味スタ)観戦メモ

J2クライマックス、今節の結果次第で昇格クラブが決定するかもということで、味スタに行ってきました。
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11月25日(日) 2007 J2リーグ戦 第51節
東京V 2 - 1 愛媛 (13:03/味スタ/14,245人)
得点者:11' 船越優蔵(東京V)、36' 内村圭宏(愛媛)、79' 船越優蔵(東京V)
【主審】飯田 淳平  【副審】大西 保/蒲澤 淳一
【天候】晴 16.1℃ 32%
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今シーズン東京Vの試合の観戦は10試合目、2月のFC東京との練習試合も入れると11試合目。下手な東京Vサポよりスタジアム観戦してんじゃないかな。でもほとんどがアウェイ側ゴール裏ですが。
今日もいつも通り、アウェイ側ゴール裏。ただ、いつもは1階スタンドの最後列でまったりと観戦しているのですが、たまには視点を変えようとスタンド中段付近18列目に座りました。最後列から10段ほど下がった位置でしたが、選手がかなり近く感じましたね。雨が降らなければ良い位置だと思います。
試合開始までの時間、食事をして持参した本を読んで過ごしていると愛媛サポが選手入場時に掲げて欲しいとオレンジ色のボードを持って来ましたが、愛媛のグッズを持っている方が意外とたくさん居たし、自分が受け取ったことでボードが不足するといけないと気を使って丁寧にお断りさせていただきました。でも、その後違う愛媛サポから2回も同じようなお願いをされてしまい、お断りしたのが申し訳なかったとちょっと後悔。よって、今日は思いっきり愛媛寄りの観戦を決め込み気合いを入れてキックオフを向かえました。

試合は昇格が掛かった東京Vが序盤から愛媛陣内に攻め込み、11分にDFライン裏に抜けた船越に決められ東京Vが先制。やっぱりチームのモチベーションの差が違いすぎるのかな・・・と思っていたら、俺たちの愛媛がやってくれました。左サイドからポヨヨンと上がったクロスをペナルティアーク付近でヘッドで合わせ、再びポヨヨンとGK高木の右手の上で放物線を描きゴールに吸い込まれて同点ゴール!いやーそれまで全く得点の匂いがしなかったので、思わず両手を突き上げて喜んでしまいましたよ。
これで試合が一気に面白くなりました。
後半は序盤に飛ばしすぎたのか足が止まった東京Vを愛媛が翻弄する展開。愛媛は簡単にクロスを放り込む事はせず、しっかりとボールを繋ぎサイドをえぐり続け、東京VのDF陣の体力を益々消耗させていきます。しかし、なかなか勝ち越しゴールが奪えずにいると、79分に東京VがCKからニアに飛び込んだ船越に上手く合わされ2-1。歓喜に沸くホーム側スタンドを見て「クッソー」と思ってしまうほど、その時は完全に愛媛サポとなっておりました(笑)
この勝ち越しゴールで試合が決してしまったかと思ったのですが、ここからの愛媛が素晴らしかった。
完全に足が止まった東京Vを圧倒して、セカンドボールを拾いまくり東京Vをゴール前に釘付けにしてパワープレーを展開。何度か「決まった」と思うような場面がありましたが、東京Vの身体を張った必死の守備で決めきれず万事休す。2-1のまま試合終了と相成りました。

試合終了間際に携帯で「京都0-0仙台(後半43分)」という情報を得ていたので、これで東京Vの昇格が決まったか・・・と思いきや、味スタのスクリーンで「京都1-0仙台」と表示され思わず「おお!」と声を上げてしまいましたよ(笑)
これで昇格争いは札幌、東京V、京都の3クラブに絞られ、最終節に持ち越されることに。

ハーフタイム時にスクリーンに大量の折鶴が映し出されたので「東京Vでもオシムに千羽鶴を作っていたのか」と勝手に思い込んでいたら、試合終了後の最終戦イベントで屋根上からバラバラと折鶴がまかれておりました。2002年W杯決勝戦後の表彰式のパクリだと思いますが、アウェイ側から見ると雰囲気が全然伝わってきませんでしたね。試合後半からスタッフが屋根上に登り待機して、ビニール袋から必死に鶴をばら撒く姿は妙にシュールでした。

最後に、東京Vの2007年J2リーグ戦を10試合も観戦した感想でも。
恐らく、東京Vは来シーズンJ1に復帰してくることでしょうけど、このままのチームでJ1を闘うのはかなりシンドイでしょうな。1年間通して見ても、チームとして何がしたいのか、どういうサッカーがしたいのかという意図を窺うことは出来ませんでした。J2の中ではフッキ&ディエゴの破壊力で勝ち上がることが出来たかもしれませんが、J1で同じような成功は無理でしょう。そういう事を踏まえて来年はどのようなチームを作り上げてくるのか。このクラブは資金面で親会社が絶大な協力を惜しまないらしい(苦笑)ので、シーズンオフはちょっと要注意のクラブになるかもしれません。(福西とか狙ってるんじゃ・・・)
まあ、個人的にはジェフの味スタでの試合が2試合/年になるのは大歓迎ですけどね。

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2007/11/25

Jリーグ第33節清水-千葉(日本平)観戦メモ

とにかくジェフの勝利が見たい、喜びを共有したいと思い、行ってきました日本平。
実は先日の万博に続き、ここも初参上の地。
いやー噂に違わず素晴らしかったですよ。パルちゃんショー(笑)
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11月24日(土) 2007 J1リーグ戦 第33節
清水 2 - 2 千葉 (14:04/日本平/18,577人)
得点者:3' 巻誠一郎(千葉)、10' 藤本淳吾(清水)、20' 藤本淳吾(清水)、64' ジョルジェビッチ(千葉)
【主審】松尾 一  【副審】中込 均/下村 昌昭
【天候】晴 16.7℃ 46%
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日本平スタジアムはゴール裏でも非常に見易く、本当に素晴らしいスタジアムですが、今日はこのスタジアム最大の欠陥も知ってしまいました。
通常、サッカーのスタジアムはピッチの長手方向を南北に配置している所が多いですが、日本平は東西に配置されています。ですので、日が西に傾くとアウェイ側(東側)のゴールを守るGKは西日に向かってのプレーを余儀なくされることになります。
恥ずかしながら、日本平がこのような特徴を持ったスタジアムだったとは、今日現地に行って初めて知りました。
64分のジョーレの70m超ロングシュートのゴールでね。

で、このシュート。ジョーレはきっと狙ってましたね。
GK西部のポジショニングは常に高い位置だし、風はフォロー(ホーム側からアウェイ側)の強風だったし、第一にジョーレはめちゃくちゃ正確なフィードを持っている選手だし。確か、前半に惜しいFKを蹴ったのもジョーレだったはず。そういう意味でこの選手をストッパーとして使うのはちょっともったいない。てゆうか、この正確なキックをもっと活用したいですよね。残り1試合ですが・・・
という訳で、清水サポの方にとってこのゴールは偶発的な事故と思いたいでしょうが、ジェフサポ視点では必然的なジョーレの技ありゴールであると確信しております。

このJ史上に残るジョーレのゴールで全てが吹っ飛んでしまったような試合ですが、ジェフとしては絶対に勝てた試合でした。
せっかく試合序盤に巻が鮮やかなボレーで先制したのに、羽生の無理な体勢からのクリアミスからボールを奪われ1失点、さらに大輔が不用意にボールを奪われチェジンにダイブされ1発赤紙&FKで2失点目。確かにチェジンのダイブは完全に松尾主審を欺いたもので不運だと思いますが、その原因となった最終ラインでのボール回しであっさりとボールを奪われるミスは致命的でした。
今日の清水はミスが多く、大事な場面でダイブばかりでそれほど怖さを感じませんでした。なので、先制した段階でもっと落ち着いて試合を進めて欲しかったですね。
まあ10人で闘った70分は、よくがんばったと思います。特に伊藤はフェルナンジーニョに必死に喰らい付いて、危ない場面はあったものの水際でピンチをしのいでくれました。最後は足がつって池田と交代しましたが、確実に実戦の経験値を上げて今後に期待できる選手に成長しているのではないでしょうか。欲を言えば、この交代がなければ攻撃的な選手を1人入れる事が出来たので、最後までがんばって欲しかった・・・まあ今後に期待ですよ。

6連勝で残留をほぼ決めて以降、天皇杯を入れて6試合勝てない試合が続いておりますが、残す試合は1試合のみ。
昨年の最終節は負けた上にマリサポに荒らされ、非常に後味が悪いシーズンの終わり方でしたので、今年は是が非でも笑顔でシーズンを終えたいところ。その為にも選手にはしっかりと準備していただき、我々も最後の力を振り絞って悔いが残らないように選手を後押しするような応援をしたいものです。

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2007/11/23

北京五輪最終予選U-22日本代表-U-22サウジアラビア代表(国立)観戦メモ

18:30頃に千駄ヶ谷駅に降り立つとそこにはもの凄い数の人・人・人・・・
まるで代表の試合があるかような雰囲気でしたよw
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アジア男子サッカー2008最終予選(北京オリンピック2008最終予選)
11月21日(水)19:21/国立/42,913人
U-22日本代表 0-0 U-22サウジアラビア代表
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これまで全く前線プレスを掛けてこなかったサウジの選手が、75分過ぎに申し合わせたかのようにペースアップして、たちまち日本の大ピンチの場面が連続します。
アウェイ側ゴール裏に陣取った我々からは自然に「人だ!ヒト!ヒト!人を見ろ!」「飛び込むな!我慢しろ!」と日本の守備に声が掛かります。
この試合に集まったサッカー好きは42,913人。このほとんどの人がこの試合の意味を理解して応援していたのには感動すら覚えました。
すなわち、この試合は引き分けで良いのだということ。日本は失点さえしなければ北京に行けるのだという事を十分理解して、むやみに日本のゴールを期待せず、さらにサウジの前線が全くボールホルダーを追って来ない状況で水本、伊野波、青山直晃がゆっくりとボールを回す展開に不満を表す声はスタンドからは全く聞こえてきませんでした。
この試合の目的は北京五輪の出場権を得ること。その為には引き分け以上の結果で良い。
非常にシンプルな目的が、選手を落ち着かせ、国立に集ったサポーターを一つにまとめたのではないかと思います。
92分間ピッチに立ち続けた日本の選手11人は集中を切らさず本当によくがんばったと思います。
そして、スタンド全体がしっかりと状況を理解して一体となった国立の雰囲気は素晴らしかった。

昨年の日中韓の三カ国対抗戦以降、このチームのホームゲームは皆勤で国立に足を運びましたが、これほどスタンド全体が一つにまとまった試合は初めてでした。出来ればもっと早くこんな雰囲気が欲しいところですが。

試合内容について何だかんだ言うのは野暮というもの。
確かに、全くダメダメだった水野、完璧な守備の裏でフィードがいまいちだった水本はもっとがんばれたと思うし、決定的なチャンスがあった李とか岡崎にはしっかりと決めろよと言いたいのは山々なのですが、そこはグッと堪えて、五輪出場という最低限のミッションを果たしたこのチームを素直に褒め称えましょう。
「絶対に負けない」という気持ちがプレーに滲み出ているだけで、もう十分です。この思いを忘れずに来年の五輪本番に挑んで欲しいと思います。

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2007/11/19

Jリーグ第32節千葉-横浜FM(フクアリ)観戦メモ

江川卓と小林茂が対談している日本酒のCMではありませんが、人生の中で絶対に勝たなければならない試合が1試合だけあるとするならば、今日がそうだったのでは。
まあ、所詮消化試合ですが。
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11月18日(日) 2007 J1リーグ戦 第32節
千葉 2 - 3 横浜FM (17:00/フクアリ/15,678人)
得点者:20' 中澤佑二(横浜FM)、67' レイナウド(千葉)、79' 工藤浩平(千葉)、80' 大島秀夫(横浜FM)、84' 田中隼磨(横浜FM)
【主審】奥谷 彰男  【副審】犬飼 一郎/岡野 宇広
【天候】晴 15.1℃ 33%
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レイナウドがあり得ない強さのスルーパスを右サイドのスペースへ放ち、ラインを割りそうなボールを諦めずに全速力で追いかけ追いつく羽生、そして腰を思いっきりひねりながら右足を一閃、ボールはクロスが上がることを信じてゴール前に突っ込む新居とレイナウドの背後の大きなスペースへ流れ、そこに居た唯一の選手は工藤公平。姉崎のマラドーナはその右足でボールに魂を注入するかのごとくダイレクトボレーで黄色いネットを美しくかつ豪快に揺さ振りました。

選手とサポの思いがのったようなこの勝ち越しゴールは、あまりにも美し過ぎました。

ゴールを決めた工藤よりも、苦しい態勢でクロスを上げた羽生に選手達が駆け寄って喜ぶ姿に酔いしれ、ゴール裏で始まった久々のあっこちゃんに同調しようと首にしっかりと巻かれたタオマフをほどきかけながら「あぁ、危ない!」と叫んだ先では、同点ゴールが決まっておりました・・・
サッカーが79分で終了するルールだったら最高だったのに。

今日は試合開始前からフクアリ全体がいつもとは違う異様な雰囲気でした。
そういう私も試合に対する期待とか不安とかの感情は全く無く、勝っても負けても何も残らない虚しい闘いに立ち向かうような、何とも言えない不思議な気持ちで試合に臨んでおりました。
そんな中、選手紹介のアマルに対する蒲田さんのコメントに泣きそうになり、アメグレを歌いながら泣きそうになり、身体を投げ出しながら泥臭くボールに喰らいつくセルビア人のジョーレの姿を見て泣きそうになるなど、時間の経過と共に感情が高まり、冒頭の工藤の美しいゴールで完全に昇華してしまったのかと。
まあ、このようなある意味不健康なサッカーの見方は本当に良くないし、もっと純粋にサッカーを楽しみたいと帰りの湾岸浦安付近の大渋滞の車の中で考えながら帰宅しました。

今年のジェフの試合は残り2試合。
しっかりと応援して、しっかりと楽しみたいと思います。

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2007/11/11

Jリーグ第31節G大阪-千葉(万博)観戦メモ

祝!J1残留!
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11月10日(土) 2007 J1リーグ戦 第31節
G大阪 2 - 0 千葉 (16:04/万博/20,044人)
得点者:58' バレー(G大阪)、61' バレー(G大阪)
【主審】前田 拓哉  【副審】平野 伸一/金田 大吉
【天候】晴 19.6℃ 60%
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恥ずかしながらJリーグ15年目にして万博初参上。
ジェフの応援のためだけに大阪に行くようになってしまったか・・・と思いながら雨中の羽田空港へ。11時発ANA21便の機中で空港内で買ったキムカツサンドを食している間に大阪着。SuicaもPASMOも使えないモノレールで万博に13時頃到着。
公園東口駅からアウェイ側ゴール裏のゲートまでの道中で、ナビスコ優勝の祝賀ムードが感じられるものはメインスタンド前に張られた小さな弾幕1枚のみ。もうちょっと皆さんでお祝いしてあげてもいいんじゃないのと勝手に思いながらアウェイゴール裏待機列に並ぼうとすると、そこにはガンバのレプユニを着た人も列に混じっている。あれ、ここじゃないのかなと思いながらスタッフに尋ねるとここで良いとのこと。どうやらサイドスタンドの招待者席とかバックスタンドの人も呉越同舟で並ばしているらしく、なんとも平和というか能天気な運営。その代わりなのか、Securityと書かれたTシャツを着たスキンヘッドの厳ついおじさん数人が警備担当としてジェフサポを威嚇(笑)そんな事をするより、アウェイ側の待機列を明確に分けて欲しいんですがねえ。だから、入場の際は本来ホーム側を応援する人のために配られるはずのガンバ柄のビニールバックをジェフサポにも配布するという太っ腹ぶり。おかげで椅子の無いスタンドでレジャーシート代わりとして、帰りの際はゴミ袋の代わりとして活用させていただきましたよ。
で、初の万博遠征という事でどんな美味い物が売店で売っているのかなとのぞいて見ると「え、これだけ」ってな感じのしょぼさ。まあビールのつまみにと揚げたこ焼きとフライドポテトを購入して食したものの・・・ま・ず・い。しかも半端なく。揚げたこ焼きは、見た目もパンチが効いていたのでその味が想像できたのですが、ショックだったのがフライドポテト。これはアウェイの洗礼というより商売やる気無し状態ですな。来年も万博に来るかどうかわかりませんが、場内の売店では食べ物は絶対に買いません。
ゴール裏スタンドからのピッチへの眺めは、小瀬に似た感じですかね。ただ大型ビジョンがホーム側ゴール裏に設置しているので、時間とかリプレイ映像とは見易かったです。

試合の方は・・・・まあ、いいでしょう。省略です。
強いて言えば、目標があるチームと無いチームの差でしょうな。それだけです。
ただ、ゴール裏に居て気が付いたのですが関西在住と思われるジェフサポの方々が結構多かったですね。皆さんきっと今日この日の試合を楽しみにして万博に来られたのだろうなと思うと、何とも切なくなるような試合でした。どんな試合であっても、その試合を楽しみにしてスタジアムに足を運んでいるお客さまが居るという事を、選手もスタッフも絶対に忘れてはいけません。

試合後は徒歩で万博記念公園駅へ向かい、超満員のSuicaもPASMOも使えないモノレールに揺られて南茨木駅へ。そこでSuicaもPASMOも使えない阪急電車に乗り換えて梅田へ。
もともと帰りの足はちょっとでも大阪を堪能する時間を作ろうと高速バスを選択。バスの発車時刻までの約2時間半はお土産購入と夕食タイム。とは言っても、大阪の街は全くど素人状態のため、たまたまバス乗り場の近くにあった串かつの店で食事することにしたのですが、これが期待以上の大当たり。初めて大阪の串かつを堪能させていただきました。今回の旅の最大の思い出でした。
東京には翌朝6時過ぎに無事到着。全行程約24時間の慌しい旅でしたが、試合以外は楽しかったです(苦笑)
次節ホーム横浜FM戦は、怪我人が多数いる状況下で更に五輪予選の水野・水本は欠場と、一体どうなっちまうんだ状態。そういう意味で本日他力ながらJ1残留が確定したのは本当に大きかった。こんな大事な時期に主力選手を五輪予選に献上しなければならない、浦和、鹿島、清水、大分、広島の各チームには本当に敬意を表したいと思いますが、そんな中でこんな発表が昨日、「水野くんを交代に追いやった」とほざいていた坊やは一体誰だったのか。これで18日のリーグ戦にのこのこ出てきたら絶対に許さんぞ。

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