2015J2第15節千葉-北九州(フクアリ)観戦メモ
私が知る限り、今シーズン最悪の試合でしたが、もう一つ。
私が知る限り、今シーズン最悪の円陣ダッシュでした。
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5月24日(日) 2015 J2リーグ戦 第15節
千葉 1 - 3 北九州 (16:03/フクアリ/10,409人)
得点者:13' 小松 塁(北九州)、47' 小手川 宏基(北九州)、52' 小松 塁(北九州)、90' 大岩 一貴(千葉)
【主審】岡 宏道【副審】唐紙 学志、藤沢 達也
【天候】晴 / 21.8℃ / 60%
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「今日唯一良かったことは、最低のプレーをしたのが選手全員だったことだ。」
2003年シーズンを目撃した、古いジェフサポならよくご存知の語録が蘇るような試合でした。
関塚監督も「今シーズンで一番悪い出来だった」とコメントしていますので、12年前のホーム神戸戦に0−3で敗戦した当時の監督と同じ憤りだったと思います。
試合を振返ると、前節の金沢戦と同じくキックオフ直後の10分間は、完全に北九州を自陣に釘付けにして猛攻を仕掛けましたが、先制に至らず。
そして北九州の最初の攻撃機会で、あっさり失点。
フクアリ全体が、キツネにつままれたかのような、にわかに信じ難い現実に直面したような空気が漂い始めましたね。
「今年も北九州にやられてしまうのか・・・」
この失点を振返ると、実にロジカルもので、攻撃で前掛りになったジェフの左サイド裏にボールを運ばれ、中村選手の寄せが甘い中で小手川選手が正確なクロスを放ち、ゴール前で長身の小松選手がキム選手に競り勝って頭で合わせたと。
最も警戒しなければならない選手2人に簡単にやられてしまったのは、本当に残念でした。
それでも、試合序盤の失点。
ここからいくらでも挽回出来る、と気持ちを立て直して反撃したかったのですが、ゴールが入らない。シュートが枠に行かない。
金沢戦前にジェフの選手達が口を揃えて発した「焦れずに」という言葉を忘れ去ってしまったのかと愚痴りたくなるほど、時間の経過と共にジェフの選手達はイライラを募らせていましたね。
で、前半終了間際にパウリーニョ選手がイエローカードをもらってしまいました。
この警告に至るプレー、あくまでも私の推測ですが、北九州に狙われてしまった気がしています。
北九州の小松選手がロングフィードを受けに、わざわざパウリーニョ選手に競りに行ってましたからね。ボールの落下点の身体の入れ合いでパウリーニョ選手のイライラ満載の肘が小松選手に当たってしまいました。言い訳の出来ないプレーです。
そして、このパウリーニョ選手の警告が、後半の2失点に繋がってしまいます。
後半開始直後から、北九州はパウリーニョ選手に食い付かせてからボールをバイタルエリアに運んで、立て続けて見事に2ゴール。
前半の警告の為か、パウリーニョ選手の寄せに迫力が無く、あっさりとかわされた末の失点となってしまいました。
北九州としてはパウリーニョ選手との競り合いで勝てれば、一気にチャンスになるという作戦だったと思いますが、それが前半の警告と後半の2ゴールに繋がったということでしょう。
2012年、2014年に続き、今年もフクアリで北九州に3失点。
残り時間で、1点でも多く取り返して欲しかったのですが、結局北九州の堅い守りを崩せず、というか、シュートを打っても打っても決めきれず、アディショナルタイムに入る直前に大岩選手が頭で押し込んだのがやっと。
途中交代で入った水野選手のポストを弾く惜しいFKがあったりしましたが、ゴールに入らなければ記録にも残らず、7分間のアディショナルタイムもあっさり経過して試合終了。
まあ、負ける時はこんなもの。
攻めても攻めても決めきれなければ、こんな試合になってしまいます。振返ると、今シーズン負けた試合、さらにドローで終わった試合も、そんな試合ばかり。
チームとしてのプレー精度をもう一段上げて、次節の群馬戦から出直しです。
そして勝ち点もついに目標値を2ポイント下回って第3タームを終了。
次の5試合で挽回出来るよう、またみんなで頑張りましょう。
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