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2015/05/19

2015J2第14節千葉-金沢(フクアリ)観戦メモ

ここが踏ん張りどころ
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5月17日(日) 2015 J2リーグ戦 第14節
千葉 1 - 1 金沢 (16:03/フクアリ/11,396人)
得点者:60' 井出 遥也(千葉)、90+1' 辻 正男(金沢)
【主審】飯田 淳平【副審】五十嵐 泰之、西尾 英朗
【天候】晴 / 24.1℃ / 52%
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リーグ序盤戦の大一番、金沢戦。
失点数が1位の金沢と2位のジェフの対戦とあって、固い試合になるだろうと誰もが思う所ですが、キックオフ直後にいきなりビックチャンス到来。
右からのアーリークロスのディフレクションがポッカリ空いたバイタルエリアに跳ね返り、そこに詰めた健太郎選手がダイレクトボレー。ボールは鈍い音と共にクロスバーに弾かれ「あぁ」とため息。
15分までの時間帯でボールを支配してパスを回し、セカンドボールも拾いまくって圧力を掛け続けたジェフですが、ゴールが奪えないまま試合が落ち着き始め、前半は0−0。
コイントスで逆サイドを選択した金沢に対して、前半にゴールを奪えなかった事が非常に痛かったし、金沢のプラン通りであったと思います。

後半、金沢の前線が盛んに裏を狙い始めジェフの最終ラインがにわかに慌ただしくなると、全体が間延びし始めて中盤でのプレスも効かなくなり、ボランチの秋葉選手が積極的にミドルシュートを撃ち始め、雲行きが徐々に怪しくなってきます。
そこで関塚監督が切った1枚目のカード、田代選手→井出選手が大当たり。
金沢のCKをGK高木選手が直接キャッチ。そこから大カウンター発動で、大岩選手がドリブルで持ち上がり、左サイドライン際の井出選手へパス。足元でボールを受けた井出選手はそこからドリブルを加速させてゴールに一直線、PA内で待ち構えたDF2人をあっさりかわして右足一閃。GKが反応を諦めるほどの弾丸ショットがゴールに突き刺さり先制。
これまでガッチリとブロックを固められた金沢の守備を攻めあぐねて募らせたイライラを、粉々にぶっ飛ばした痛快なゴールでした。

良し、これで勝てる。
と勢い付いたものの、ここから時間の経過と共に金沢の攻撃の迫力が増していき、守備の時間が長くなり、ラインも下がりっぱなし。
それでも1プレー1プレーでしっかりと集中した守備でピンチを断ち切り、あともう少しと思った90分過ぎ、ジェフの右サイドからのクロスのディフレクションから鋭いクサビパスを入れられ失点。
バクスタの私からの視点では、クサビを受けた金沢の選手が完全にオフサイドポジションに見えたので、ゴールが決まってからも「オフサイドだろ」と副審に視線を移しても、副審はノーアクションでセンターライン方向に走り出し、失点が現実と認識できました(苦笑)
帰宅後、スカパーオンデマンドでチェックすると、金井選手が思いっきり残っていたので、微妙な判定どころかイージーな判定であった事がよく理解出来ました(笑)
解説の水沼氏曰く「金井選手は、クサビパスを入れた選手にシュートを撃たれると思って、カバーのポジションに入ったのでは・・・」とのことでしたが、結果的にラインを一気に上げるセオリーの場面で1人だけ残ってしまった事は、明らかなミス。
これまでの試合で何度も金井選手の活躍で助けられましたので、このミスは受け入れないと。今後の試合での挽回を期待したい所です。

失点して同点にされた時点で残り3分ちょっと。
そこからジェフの猛反撃が開始。残り2分の場面で阿道選手→森本選手のカードが切られ、攻撃あるのみ。
左サイドを攻略して、田中選手が絶妙なタイミングでクロス。その先で待ち構えるどフリーの森本選手が頭で合わせてゴール!と思ったら、バシッ!という鈍い音を発してボールはクロスバーを叩き、直下にバウンドしてGKにかき出されてしまいました。
すると数人のジェフの選手が凄い勢いで主審と副審に詰め寄り、何やら抗議。
私の位置からは何が起こったのかさっぱり分からなかったのですが、バーに叩かれたボールがバウンドした際にゴールラインを割っていたのでは・・・ということを後から知りました。
まあ、後からどんなにビデオを見直しても判定は覆らないので、諦めて受け入れるしかないのですが、そんなことより、どフリーで頭で合わせた森本選手がスッキリと決めないと。
昨年のリーグ終盤線で神掛り的な大活躍でゴールを量産した森本選手ですが、今年はツキが無いというか、なかなかゴールを決められず、ケガも重なって苦しんでいます。前線守備での貢献が大きいとはいえFWとしてはゴールを決めて存在感を示したいところでしょう。
でも見方を変えると、この試合、たった2分間の出場でも見せ場を作っている訳で、これからも焦れずに頑張って欲しいと思います。まずは体調を整えてスタメンでね。

てことで、試合は1−1のドロー。
勝ち点2を失ったような試合となってしまいました。
でも、昇格初年度の金沢にチームの修正点をいろいろ教わったと前向きに捉えましょう。授業料は勝ち点2ということで。
次節はホームで北九州戦。
昨年はダブルを決められた難敵です。今年は昨年のようなチームの勢いは見えないものの、油断せずにしっかりと準備をして挑みたいところです。
サポも試合前のイベントで満足して燃え尽きる事無く、試合に集中して闘いましょう。

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