2015J2第11節千葉-横浜FC(フクアリ)観戦メモ
久しぶりに穏やかな気持ちで90分を過ごせる試合でした。
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5月3日(日) 2015 J2リーグ戦 第11節
千葉 3 - 0 横浜FC (16:04/フクアリ/13,909人)
得点者:17' 金井 貢史(千葉)、53' 中村 太亮(千葉)、90+2' 田中 佑昌(千葉)
【主審】榎本 一慶【副審】田中 利幸、中野 卓
【天候】晴 / 22.7℃ / 60%
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5試合を1タームとして、勝ち点10/タームを目標とすると、前節の第2ターム終了時点で勝ち点20は目標値ギリギリの状態。
第3タームの1試合目となるこの試合で勝ち点3を取って、少しでも貯金を貯めておきたいところです。
キックオフ早々、最終ラインから鋭い縦パスが前線に入り、町田選手のワンタッチヒールでネイツ選手が抜け出しGKと1対1。「行け!!!」という思いとは裏腹にネイツ選手から放たれたボールは無情にも枠外。
開始数秒でのビックチャンスで、横浜FCの選手の目が覚めたか、そこからは一気に固い展開になってしまいました。
こんな時はセットプレイに期待、てことで、17分のCKでファーでどフリーとなった金井選手がドンピシャで合わせて先制ゴール。
横浜FCの選手がGKに対するファールをアピールするも逆に佐藤謙介選手が異議で警告。これが合計8枚乱れ飛んだ警告の1枚目。
結局、この時の主審に対するイライラが警告を生み、さらにイライラを募らせる負の循環の始まりとなってしまった感じでした。
特に今シーズンのファール判定のテーマであるホールディングの基準が素人目にも定まっておらず、それで警告が出されてしまう展開に横浜FCの選手の苛立ちにちょっと同情しましたが、この不安定な判定を受け入れながら賢くプレイする事が大事な訳で、その点ではジェフの選手が上手く対応していたと思います。
前半終了間際に再びネイツ選手にビックチャンスが訪れましたが、これも決めきれず前半は1−0のまま終了。
後半、横浜FCは寺田選手がサイドから中央にポジションを変えて巻き返しを図ってきましたが、ギアを一段上げて突き放しに掛かってきたジェフ。
金井選手の頑張りで得たFK、中村選手がクロスバーを僅かに越える惜しいキックを放ちますが、これが伏線となり、再び得たFK。
谷澤選手へのファールで市村選手に2枚目の警告が出て、ピッチ上で揉めたことで若干時間が掛かり、いろいろな駆け引きが展開されながら、中村選手の左足から放たれたボールが美しい弧を描き優しくゴールネットを揺らして2点目。
1本目も2本目もGKの南選手が一歩も動けないFKでしたが、どちらも谷澤選手が壁の前でしゃがみこみ、GKから直接ボールが見えないようにしていた為かなと推測しております。こんな細かすぎて誰も気付かないようなアシストもあってのゴールという事にしておきましょう。
2−0で相手が一人退場で10人となると、どうしても気が緩み、運動量もプレイの質も下がりがちになって、徐々に横浜FCに押し込まれる場面が増えてきました。
そこで、ネイツ選手→阿道選手、井出選手→田中選手の交代で前線の運動量を上げて、間延びを防止してコンパクトな守備の維持を図りますが、一進一退は変わらず。
最終盤の84分に町田選手→田中選手の交代で、逃げ切りモードになるかと思いきや、その田代選手が果敢に前線でボール奪取、走り込んだ阿道選手がボールを受けシュートを放つもGKに弾かれ、そのこぼれ球が逆サイドフリーで走り込んだ田中選手が押し込みダメ押し3点目。
交代選手3人で奪ったゴールで関塚監督もしてやったり。
3−0で試合終了。勝ち点23得失点差12で2位となりました。
長いリーグ戦の序盤戦ですので順位よりも勝ち点の上積みを重視した闘いを続けたいところです。
次節は中2日でアウェイ東京V戦。都内のアウェイですから、中村選手の要請に応えてスタジアムを黄色に染めて、愚直に勝ち点3を取りにいきましょう。
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