2015J2第4節千葉-岡山(フクアリ)観戦メモ
いい試合でした。
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3月29日(日) 2015 J2リーグ戦 第4節
千葉 1 - 0 岡山 (16:03/フクアリ/9,177人)
得点者:81' 金井 貢史(千葉)
【主審】野田 祐樹【副審】聳城 巧、櫻井 大輔
【天候】雨時々曇 / 15.8℃ / 74%
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勝ちに拘る試合とは、こんな試合のことなんだろうなと思った試合。
序盤から互いに激しいプレスと素早い攻守の切り替えの応酬で、見応えのあるつば迫り合い。
期待のセットプレイから、前半で2度ほど決定的な場面を作るも「いやっ・・・あぁぁ・・・」てな感じで決めきれず。
CKから森本選手が頭で飛び込んだ場面は、バクスタから見ると完全に決まった!と思い、両手を思いっきり突き上げたものの、ボールが突き抜けていった時は心の底から「あぁぁ・・・」でした。
でも、この試合で選手の気迫はビンビンに伝わって来てました。
勇人選手が押谷選手とバッティングで頭から出血しても、痛がるそぶりを全く見せず、冷静に止血治療に走る姿はマジで惚れました(笑)
上記の決定機で森本選手が出血した場面も、現場では全然分からなかったのですが、スカパー中継を見直すと顔面血だらけだったのですね。初めて見た瞬間思わず「うわっ」と声が出ましたよ。
こんな状況でもアドレナリンを燃やし続け、闘う選手の姿を見せられたら応援しない理由はありません。
お陰でゴール裏のみならず、バクスタやメインも含め一体感のある応援が出来ていたと思います。
後半、岡山の運動量が落ちはじめプレスが緩くなると、ジェフが押し込む場面が増えチャンスも作れるようになりました。
勇人選手が放った2本のミドルシュートはどちらか決まって欲しかったなあ。
で、81分。谷澤選手と金井選手がやってくれました。
左からドリブルで中に侵入した谷澤選手がファーサイドのスペースへクロスを放つと、そこに頭から飛び込んだのは右SBの金井選手。
見事にGKのニアサイドをぶち込み、先制ゴール!
谷澤選手がドリブルで中に切り込んだ時に、谷澤選手を追い越したり、ゴール前でニアに走り込んだり、4人の選手がおとりの動きでDFを引き付けたのが秀逸でした。ブラボーです。
その後、9分+AT3分が長かった。
パウリーニョ選手が押谷選手に振り切られ、バイタルエリアからシュートを撃たれた時は失点を覚悟しましたが、ボールが枠の右に逸れてホッと一息。
残り1分を切った段階で、森本選手→阿道選手の交代という小憎らしいベンチワークもあり、無失点のまま試合終了。
こういう大事な試合で1−0で勝ちきるなんて、チームの成長を実感しました。
選手達がコメントしているように、きれいなサッカーは必要なく、泥臭くても勝ちに拘るサッカーが出来るようになったと思います。そのベースは何と言っても球際の強さ。
やや荒っぽくても全員がピッチ上でファイト出来るチームに変貌したように思います。
関塚監督が率いる川崎が2005年にJ1へ昇格した時に川崎ファイトクラブなどと揶揄されていた事を思い出しましたが、これまでのジェフに一番足りていなかった部分がやっと備わりつつあるのかもしれません。
4試合で勝ち点10は出来過ぎ感はありますが、リーグ戦はまだ始まったばかり。
次節は中2日でセレッソ大阪戦。
厳しい環境で厳しい相手ですが、怯む事無く、勇気を持って一戦必勝で挑みましょう。
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