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2015/03/30

2015J2第4節千葉-岡山(フクアリ)観戦メモ

いい試合でした。
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3月29日(日) 2015 J2リーグ戦 第4節
千葉 1 - 0 岡山 (16:03/フクアリ/9,177人)
得点者:81' 金井 貢史(千葉)
【主審】野田 祐樹【副審】聳城 巧、櫻井 大輔
【天候】雨時々曇 / 15.8℃ / 74%
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勝ちに拘る試合とは、こんな試合のことなんだろうなと思った試合。

序盤から互いに激しいプレスと素早い攻守の切り替えの応酬で、見応えのあるつば迫り合い。
期待のセットプレイから、前半で2度ほど決定的な場面を作るも「いやっ・・・あぁぁ・・・」てな感じで決めきれず。
CKから森本選手が頭で飛び込んだ場面は、バクスタから見ると完全に決まった!と思い、両手を思いっきり突き上げたものの、ボールが突き抜けていった時は心の底から「あぁぁ・・・」でした。

でも、この試合で選手の気迫はビンビンに伝わって来てました。
勇人選手が押谷選手とバッティングで頭から出血しても、痛がるそぶりを全く見せず、冷静に止血治療に走る姿はマジで惚れました(笑)
上記の決定機で森本選手が出血した場面も、現場では全然分からなかったのですが、スカパー中継を見直すと顔面血だらけだったのですね。初めて見た瞬間思わず「うわっ」と声が出ましたよ。
こんな状況でもアドレナリンを燃やし続け、闘う選手の姿を見せられたら応援しない理由はありません。
お陰でゴール裏のみならず、バクスタやメインも含め一体感のある応援が出来ていたと思います。

後半、岡山の運動量が落ちはじめプレスが緩くなると、ジェフが押し込む場面が増えチャンスも作れるようになりました。
勇人選手が放った2本のミドルシュートはどちらか決まって欲しかったなあ。
で、81分。谷澤選手と金井選手がやってくれました。
左からドリブルで中に侵入した谷澤選手がファーサイドのスペースへクロスを放つと、そこに頭から飛び込んだのは右SBの金井選手。
見事にGKのニアサイドをぶち込み、先制ゴール!
谷澤選手がドリブルで中に切り込んだ時に、谷澤選手を追い越したり、ゴール前でニアに走り込んだり、4人の選手がおとりの動きでDFを引き付けたのが秀逸でした。ブラボーです。

その後、9分+AT3分が長かった。
パウリーニョ選手が押谷選手に振り切られ、バイタルエリアからシュートを撃たれた時は失点を覚悟しましたが、ボールが枠の右に逸れてホッと一息。
残り1分を切った段階で、森本選手→阿道選手の交代という小憎らしいベンチワークもあり、無失点のまま試合終了。

こういう大事な試合で1−0で勝ちきるなんて、チームの成長を実感しました。
選手達がコメントしているように、きれいなサッカーは必要なく、泥臭くても勝ちに拘るサッカーが出来るようになったと思います。そのベースは何と言っても球際の強さ。
やや荒っぽくても全員がピッチ上でファイト出来るチームに変貌したように思います。
関塚監督が率いる川崎が2005年にJ1へ昇格した時に川崎ファイトクラブなどと揶揄されていた事を思い出しましたが、これまでのジェフに一番足りていなかった部分がやっと備わりつつあるのかもしれません。

4試合で勝ち点10は出来過ぎ感はありますが、リーグ戦はまだ始まったばかり。
次節は中2日でセレッソ大阪戦。
厳しい環境で厳しい相手ですが、怯む事無く、勇気を持って一戦必勝で挑みましょう。

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2015/03/22

2015J2第3節栃木-千葉(グリスタ)観戦メモ

悔しいです。
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3月21日(土) 2015 J2リーグ戦 第3節
栃木 1 - 1 千葉 (13:03/栃木グ/5,479人)
得点者:58' 森本 貴幸(千葉)、60' 尾本 敬(栃木)
【主審】榎本 一慶【副審】名木 利幸、平間 亮
【天候】晴 / 16.7℃ / 37%
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とにかく天気良すぎて、帰宅して鏡を見たら日に焼けて顔が真っ赤。
私は電車での遠征でしたが、車で向かった方々は東北道の大渋滞で大変だったようで、ジェフのゴール裏も試合開始直前までダンマクが少ない状態でした。

開幕3連勝を狙うジェフのスタメンは、3試合連続で同じ。しかし、控えは北爪選手に代わって鈴木隆行選手がベンチ入り。守備の選手を削ってFWの選手を入れる変化を見せてきました。

試合はがっちり守備意識が高い2ボランチの442の栃木に対して、なかなか前線にボールが運べず、中盤での潰しあいが続く展開でスタート。
そんな中でもネイツ選手や谷澤選手がダイヤゴナルランで前線でボールを受ける動きで打開しようとしますが、ゴールを脅かす場面には至りませんでした。
守備は1度左からのクロスでニアに飛び込まれヒヤッとする場面が有りましたが、それ以外は前節同様中盤でパウリーニョ選手が次々とボールを刈り取ってくれる活躍で、危ない場面はほとんど無かったと思います。

後半、左サイドのコンビネーションの崩しから中村選手がPA内に侵入し、そこから上げたクロスに栃木の4番が手を出してハンド。PKゲット。
この栃木の右SBの4番と中村選手は前半からずっとマンマーク気味にマッチアップしておりましたが、このプレイでは中村選手がしてやったりといった感じでゴール裏にガッツポーズを見せていたのが印象的でした。
このPKは森本選手が落ち着いて決めて先制。
喉から手が出るほど欲しかったアウェイでの先制点でひと安心、でしたが、その直後にまさかの失点。
栃木の何でもないFKの流れからこぼれ球をジェフの右サイドで展開され、ダイレクトで入れられたクロスボールを簡単に押し込まれる形。
クロスを上げた選手に対するマークの甘さ、ラインが若干低くクロスボールに対応が遅れてしまった守備、更に一連のプレー直前にキム選手が相手に倒されファールをアピールしたことで集中が途切れてしまった事が残念でした。
その後は勝ち越しを狙ってドン引きの栃木の守備を攻略にかかるもゴールは奪えず。
開幕3連勝はならずドローで試合終了となりました。

やはり開幕3試合目になるとしっかりと対策を取られてストロングポイントを潰されてしまいますやね。この試合でもジェフの前線プレスと中盤のパウリーニョ選手、左サイドの中村選手を警戒されて、前半は苦しい展開だったと思います。
ただ、栃木の運動量が落ちる後半はチャンスも多く作る事が出来ていたので、そこでアクセントになる交代選手の投入を期待したいところでしたが、遅い時間帯での2人の交代では状況打開までは至りませんでした。
スタメンが固まりつつある中ですが、サブメンバーのチャンスはここに有りそうなので奮起したいところですね。

ところで、試合終了後、宇都宮駅までのシャトルバスの列に並んでいましたが、お客さまの数にバスの台数が全く足りずに、結果、バスに乗れたのは16時過ぎ、宇都宮駅に到着したのは16:45頃という悲惨な状況でした。
本当は帰りの宇都宮駅周辺で、お土産やら食事やらで過ごすつもりでしたが、シャトルバスで時間と体力を浪費してしまったので、何処にも立ち寄ることもなく新幹線で帰りました。
スタジアムアクセスが悪い地方クラブの御苦労は理解しているつもりですが、試合終了後にスタジアム最寄りの駅まで約2時間かかるのは残念すぎ。
シャトルバスは有料でも良いので、もう少し改善して欲しなあと思いました。

おまけ。
マネージャーさま。その素敵な笑顔、今度はフクアリで見れる日を楽しみにしております。
Dsc06955

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2015/03/19

2015J2第2節千葉-水戸(フクアリ)観戦メモ

とても良いホーム開幕戦でした。
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3月15日(日) 2015 J2リーグ戦 第2節
千葉 2 - 0 水戸 (16:04/フクアリ/13,544人)
得点者:29' ネイツ ペチュニク(千葉)、36' 金井 貢史(千葉)
【主審】福島 孝一郎【副審】村井 良輔、熊谷 幸剛
【天候】晴 / 13.8℃ / 48%
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とにかく、勝ててホッとしました。
クラブスタッフ総動員のプロモーションで、13,000人を遥かに超える入場者を迎えてのホーム開幕戦。
初めてフクアリに足を運んでくれた方々にも、勝利の歓喜に沸くフクアリ劇場を体感していただくことができて、本当に良かったと思います。
お客さまの数も、チームの調子も更に上げていきたいですよね。

前節のアウェイ長崎戦で見る事が出来た、ジェフの選手の鋭い出足と連動したハイプレスは、この試合でも水戸を苦しめました。
ボールを持った水戸のCBやSBの選手がたまらずバックパスをしようと背中を向けた瞬間に、前線の森本選手やネイツ選手、井出選手が一気にパスの受け手に迫る守備は、非常に迫力がありました。
そんな前線プレスを搔い潜りボールを中盤まで運んでも、ピッチ中央でパウリーニョ選手が待ち受けてあっさりとボール奪取。サイドに逃げても、森本選手、ネイツ選手、谷澤選手らがプレスバックで襲いかかるジェフの守備は、見ていてワクワクしました。

そんな守備ががっちりハマった前半に2点取れたことで、チームとしても落ち着いて試合を進めることが出来ました。
ゴールを決めたのがネイツ選手と金井選手の新入団選手というのも、素晴らしかった。

後半は、水戸がジェフのプレスを警戒してか3バックへ変更して、ロングボール主体の攻撃にシフト。
これにジェフのラインが徐々に押し下げられ、苦しい展開になりかけますが、クロスやシュートの精度に助けられ、何とか無失点。
疲労で足が止まりながらも何とか水戸の攻撃を守りきり試合終了。
ホーム開幕戦を勝利することが出来ました。

開幕戦に引き続き2015年型ジェフで勝ち点3を取れた事は、チームとして大きな自信を得られたと思います。
ただ、同時に課題もいろいろありましたので、一つずつ整理をしながら磨きをかけて、更にチーム力を底上げしていきたい所です。

次節はアウェイ栃木戦。
連勝に浮かれる事無く、泥臭く勝ち点3を取りにいきましょう。

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