トレーニングゲーム千葉−山形(フクアリ)観戦メモ
球春到来。
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2月22日(日) トレーニングゲーム
千葉 1 - 0 山形 (11:00/フクアリ/5,365人)
得点者:89' オナイウ阿道(千葉)
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昨年12月のあの試合以来のサッカー観戦は、あの試合で対峙した相手とのトレーニングゲーム。
気温も低い雨予報だったので、出発前に心が折れかけましたが、ヒートテック+プレスサーモの完全装備でフクアリ参戦。
ジェフは森本選手、谷澤選手、ネイツ選手、水野選手、パウリーニョ選手、勇人選手、中村選手、北爪選手、キム選手、大岩選手、岡選手の新旧メンバーが入り交じるスタメン。
対する山形はボランチのアルセウ選手以外は昨年から在籍している選手ばかり。
良く言えば、昨年終盤に成熟したチームをそのままにJ1に乗り込むということなのでしょう。
試合は、昨年から継続しているであろう山形が主導権を握る形で進みました。
昨年終盤同様、前線からの激しいプレスでジェフのパス回しを少しづつ狂わせて、高い位置でボールを奪うと鋭いハーフカウンターでジェフゴールに迫ります。
昨年との唯一の違いであるボランチのアルセウ選手が非常に効いていて、激しいフィジカルコンタクトでジェフの中央からの攻撃をことごとく遮断。
さらに左の中村選手が警戒されていた為か、ジェフの攻撃はほぼ右サイドに偏重。
右の北爪選手、水野選手がかなり頑張っていましたが、山形の的を絞った守備の餌食となる場面が多く、前線の森本選手にはほとんどボールは入らないまま前半が終了してしまった感じでした。
また、38分にはネイツ選手が足を引きずり自らベンチに下がり、交代で阿道選手がスクランブル投入というアクシデント。
そのネイツ選手ですが、個人的には2005年序盤のマリオハース選手に似た印象で、周囲とはちょっと違うイメージでプレーしている感じでした。マリオ選手が試合を重ねるたびにチームにマッチしてきた様に、ネイツ選手も周囲との相互理解を深めて力を発揮して欲しいと思いました。
ハーフタイムに、北爪選手→田中選手、勇人選手→健太郎選手の交代で、後半スタート。
後半は、山形の運動量が極端に落ちて、ジェフがボールを回せるようになり、山形陣内でのプレーが多くなっていきました。
60分には水野選手→井出選手の交代で、井出選手がトップ下に入ると、中央でボールが持てるようになり攻撃に厚みが増していきます。パウリーニョ選手の攻撃参加などで決定的なチャンスも作り出せるようになりましたが、ゴールには至らず。
山形は、63分に山崎選手→伊東選手、71分に林選手→ロメロフランク選手、79分にアルセウ選手→宮阪選手とテクニカルな選手を次々と投入して、状況打開を図りますが前半ほどの決定機も作れず、スコアレスのまま試合が進みます。
そんな中で先制ゴールが突然生まれます。
89分、山形のボランチの松岡選手の自陣でのビルドアップにパウリーニョ選手がプレス。そのこぼれ球が右サイドでフリーだった阿道選手に渡り、GKと1対1に。
左サイドには井出選手が走り込んでいましたが、阿道選手は迷わずシュート。ボールは右に倒れ込むGK山岸選手の脇の下をぶち抜きゴール。
ストライカーらしい冷静な阿道選手のゴールでした。
アディショナルタイムはほぼゼロで、私の時計が90分40秒を過ぎた頃、試合終了。
チームとしての課題はたくさんありましたが、なんとか宿敵のJ1山形に勝利することができました。
正直、今日の試合を見た限り、開幕から快進撃できるチームにはとても見えませんでしたが、昨年の3月4月のような行き詰まり感ではなく、新戦力が多いため可能性を感じるチームではありました。(かなりの贔屓目ですが・・・)
開幕まで2週間、良い準備をして2015年シーズンに臨みましょう。
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