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2014/11/02

2014J2第39節千葉-磐田(フクアリ)観戦メモ

悔しいなあ。。。
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11月1日(土) 2014 J2リーグ戦 第39節
千葉 2 - 2 磐田 (19:03/フクアリ/14,575人)
得点者:32' 伊野波雅彦(磐田)、55' 幸野志有人(千葉)、61' 大岩一貴(千葉)、73' 山崎亮平(磐田)
【主審】岡部 拓人【副審】山際 将史/間島 宗一
【天候】雨 17.2℃ 92%
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「肉でも魚でもない」
そんな結果。
磐田にしてみれば、ライバルに対して試合数を1つ消化させたという大きな成果。そう思うとなおさら悔しい気持ちがぶり返してきます。

でも、内容は非常に面白い試合でした。
キックオフ直後から互いに運動量豊富に動き回り、巧みなパス回しと個人技で攻め合うサッカーはホント久しぶりに見た気がします。
フィジカル重視のハイプレスと敵のストロングポイントを徹底的に潰してくるJ2サッカーに慣れてしまったもんで、久しぶりにJ1チックなサッカーを堪能した気分です。
そうは言っても、この試合を面白いと感じさせ理由はそれだけではなく、両チームの選手の気迫がビンビンに感じたからでしょうね。身体を張った玉際の争いは本当に迫力が凄かった。

前半の失点は、現地のバクスタホーム側からの目線では状況が全く分からなかったのですが、伊野波選手に見事な股抜きシュートを撃たれてたのですね。ニアで前田選手らが潰れた事によってファーの守備にほころびが出てしまった瞬間をやられてしまいました。

しかしながらこの失点で、若干動きが固かったジェフの選手が吹っ切れたようにその後の動きが良くなって行ったような気がした後半、一気に試合が動き始めました。

55分、森本選手が中央でDF2人に挟まれながらもPA内にドリブル突破したことで空いたスペースに侵入した幸野選手にラストパス。シュートコースが空いたファーポスト側にDFもGKも飛び込む瞬間に右足を振り抜き、ボールはニアポスト側へコロコロとゴールイン。
ボールがゆっくりとゴールに入る時はまるで時間が止まったかのような不思議な瞬間でした。
「入れ!入れ!」というジェフサポの強い想いがボールを後押ししたかのような・・・ちょっと大袈裟かな。。。

この同点ゴールでフクアリに火がつきました。
これで行けるという雰囲気が高まり、チャントの歌声と手拍子に力がこもります。
関塚監督はすかさず勇人選手→大岩選手のカードを切って、ボランチと右サイドの守備を厚くして、同時に大岩選手の攻撃力に期待をかけてきました。
するとその采配が見事に的中。
61分、右サイドで大岩選手が粘ってボールをキープした後に左へサイドチェンジ。そのボールを受けた中村選手が遠目の位置からミドルシュートを放つと、GKがキャッチしきれず前方へファンブル。それに谷澤選手が飛び込みスライディングシュート。ボールは右側のポストに弾かれますがそこに詰めていたのが、大岩選手。
無人のゴールにボールを押し込み逆転。

もうフクアリは大爆発。
一気に歓喜の雰囲気に包まれました。

もちろん私もいつものようにアホになって言葉にならない声を発して喜びましたが、ふと冷静になって時計を見るとまだ後半15分。
いやあ、1点を守りきるには時間が長過ぎる。
この試合、勝つ為にはもう1点必要だ、と思い応援再開。
しかし、名波監督が切った最初のカード(松井選手→山崎選手)により、徐々に押し返されてきた気がします。
そして73分。
左サイドでロングフィードの応酬の末に、山口慶選手が苦し紛れに長いバックパス。ターゲットとされたキム選手へは方向も強さも合わずにボールは点々とピッチ中央を転がると、そこへ磐田の山崎選手が猛突進。
でも、キム選手か山崎選手のケアに走った大岩選手のどちらかが先にボールに触るだろうと見ていたら、ここでキム選手と大岩選手がお見合いするかのように譲り合った瞬間に山崎選手がボールに触り、GKと1対1。
そこで放たれたシュートに対してGK高木選手がボールを止めて「危なかった・・・」と思ったら、なんと高木選手が止めたボールを見失い、再び山崎選手にボールを奪われ万事休す。
あっさりと同点にされてしまいました。

単純なミスによる失点ではありますが、長々と記したように3つくらいのミスが連続してしまった末の失点なだけに、本当に悔いが残る場面でした。

ここから気持ちを奮い立たせて3点目を狙って闘いたい所でしたが、ジェフも磐田も足が止まり始め互いに有効な攻撃が出来ず、試合終了。
2−2の悔しいドローで勝ち点1を分け合う結果に終わりました。

帰りの電車の中でふと2003年アウェイ磐田戦を思い出しましたが、スコアも得点経過も今回とほぼ同じ試合なんですね。
当時は2失点目の起点となったクロスへの守備が甘かった坂本隊長に対して、試合後ロッカールームでオシム監督が「坂本のせいで勝てなかった」と責任を追求したのは有名なお話し。
今回はプレスカンファレンスで関塚監督が、バックパスをした山口慶選手に対して言及していますが、このように細かいプレー一つ一つに拘る事が、勝利を徹底的に追及する事に繋がるのですよね。
ややもすると戦犯の吊るし上げ的な批判が起きそうですが、全ては勝つため、J1に昇格するため。
勝つチームにはこれくらいの厳しさは必然だと思いますので、どんどんチーム力を上げて欲しいと思います。

磐田は調子が上がらないと言いながらも、若い4番の小林選手を中心に攻撃をしかけ、ジェフは最後まで手を焼かされた印象でした。さらにベテランの駒野選手、前田選手も相変わらずで、セットプレーは本当に怖かった。
でも、歯が立たなかった4月の対戦と比べると、互角に勝負出来た事を良しとしたいところです。
これからジェフがJ1に上がる為にはもう一度磐田と対戦して勝たなければなりません。

てことで、そのシチュエーションを目指して、一戦必勝で残り3試合頑張りましょう。

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コメント

いのは選手のは最初サイドネットかと・・・勘違い 先制したかったのでえ~っと思ったけど、後半入り2点、1点目で盛り上がりましたよね。やはりHだわ。
松井駒野前田と個々が素晴らしいスキルを持った人たちばかりでハラハラして見てました 同点にされたシーンはPOへのお月謝と思い奮起してもらいましょう。(そりゃ勝ち点3のほうがいいけど)
うちの息子も来ててあちらの4が同級生の兄なので、おいおい、JEF側G裏を刺激してるのうフクアリの威力を知らんのかと、若干呆れて観戦。でもさすがにエンドかえないんだね~と妙な感心

投稿: matti | 2014/11/03 08:09

>mattiさま

コメントありがとうございます。
小林選手と意外な繋がりがあったのですね。それにしても相変わらず良い選手を育ててますよね、ヴェルディユース。ジェフも少しずつではありますが、育成の成果が再び出ていますので継続して行きたいですよね。

投稿: speedster | 2014/11/04 22:13

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