« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

2014/10/21

2014J2第37節千葉-大分(フクアリ)観戦メモ

しびれました。ビリビリと。
Dsc03453
-----------------------------------
10月19日(日) 2014 J2リーグ戦 第37節
千葉 2 - 1 大分 (16:03/フクアリ/10,326人)
得点者:15' 谷澤達也(千葉)、89' 為田大貴(大分)、90' 森本貴幸(千葉)
【主審】西村 雄一【副審】越智 新次/村井 良輔
【天候】晴 20.6℃ 50%
-----------------------------------
サッカーの試合を見て涙を流したのは、2年前のプレーオフ決勝の時以来。
この試合で涙した理由は、失点直後の90分に森本選手のゴラッソが飛び出したから、だけではありません。

89分、為田選手の見事なゴールで同点とされ、いつもならば「あぁ・・・」とフクアリ全体のため息と共に力が抜ける場面だったのに、すぐさまLet's go JEFのチャントが大音量で歌われ、しかもその歌声に呼応して私が居たバックスタンドからも一斉に手拍子が打たれた時に、心が揺さぶられました。

いつもならば、「何やってんだ!」「勝つ気あるのか!」というマイナスオーラ満載のヤジが当たり前のように響くなかで、せめて自分だけでも前向きに・・・と無理矢理に心を奮い立たせるような修行の場となっていたフクアリだったのに、絶対に勝ち点3が欲しい試合で89分に追いつかれても諦めずに大音量での応援。

この光景は、失点した事も忘れるほど本当に嬉しかったし、感動しました。

そして、森本選手のゴラッソ。

もう涙腺崩壊です。
サポの応援で選手が力を込めて走り、選手の頑張りにサポの心が動き更に声を出す。
私たちの応援が選手とシンクロしたような心地良さは、実際に体験してみないと絶対に理解出来ない感覚です。

降格した2009年からしばらくの間は、この感覚を完全に忘れておりましたが、この試合で見事に蘇りました。
この1勝はただの1勝では無いですね。きっと。
残り5試合とプラスα、そして天皇杯、この感覚を何度でも再現させるという明確な目標が出来たことは本当に大きい収穫だと思います。

次節アウェイ群馬戦、頑張りましょう。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2014/10/05

2014J2第35節千葉-福岡(フクアリ)観戦メモ

もう10月か。
Dsc03165
-----------------------------------
10月4日(土) 2014 J2リーグ戦 第35節
千葉 3 - 0 福岡 (16:03/フクアリ/7,884人)
得点者:60' 森本貴幸(千葉)、62' 中村太亮(千葉)、65' キムヒョヌン(千葉)
【主審】佐藤 隆治【副審】名木 利幸/聳城 巧
【天候】曇 24.4℃ 59%
-----------------------------------
今シーズンは試合内容も結果も、なかなか勢いがつかないというか、波に乗れない感じで順位も同じエリアを行ったり来たりでモヤモヤが続きますよね。
そういう意味では、この試合は久しぶりにスカッとするような快勝でした。

とは言っても、前半はいつものジェフ。
最終ラインを高く保ちボールホルダーを激しく潰しにかかる福岡に対して、ショートパスを繋いでいなすところまでは良いものの、アタッキングサードでのちょっとしたパス精度が悪く、簡単にボールを失う場面の連続。
主導権は明らかに握れているものの、迫力ある攻撃を仕掛けられないもどかしさが残ったまま前半が終了。

なんかいつもと同じ雰囲気な試合だなあと思いながらの後半。
前半に引き続き、右サイドを深くえぐったり、前線の森本選手にクサビのパスをズバッと入れたりと、攻撃の形は出来るものの、放たれるシュートは全て枠外で、ため息の連続。

でも、突然ケチャップの詰まりが解消しました(笑)

60分、健太郎選手から前線の森本選手へやさしいロングパス。森本選手が右足でトラップしながら身体を上手く回転させながら左足を一閃。先制ゴール。
それまで何度も健太郎選手や智選手から縦パスが森本選手に通ってましたからね。やっとゴールに繋がったかという感じでもありましたが、身体を捻って腰の回転を効かせた左足のシュートは流石でした。森本選手。

この先制点で一気に均衡が崩れ、直後、中村選手の2点目が決まります。
ジェフが右サイドで2、3回のパス交換の間に、がら空きの左サイドをスルスルっと中村選手が駆け上がり、そこをめがけて満を持して幸野選手がサイドチェンジの正確なロングフィードがズバッと入れて、あっという間にGKと1対1。
慌ててシュートブロックに飛び込む三島選手を簡単に交わして、難なく中村選手が決めてくれました。
リプレイを見ると、中村選手が三島選手を交わした段階で、後ろで勇人選手がバンザイしていましたね(笑)

更に65分、福岡のCKからのカウンター、キム選手から町田選手にボールを繋ぎ、一旦タメてからダイアゴナルに走り込んだ幸野選手にスルーパス。オフサイドを主張する福岡の選手を尻目に幸野選手がゴール前でDFを引き付けて逆サイドにグラウンダークロス。そこに走り込んだのが、なんと最初にパスを繋いだCBのキム選手。
追いすがるDFをかわしながらキム選手がボールをゴールに流し込み3点目。

この5分間の3ゴールで勝負が決しました。
あとは無失点で終わらせたい。と思ったのは私だけなのか、その後の関塚監督の采配は、井出選手、ケンペス選手、兵働選手の投入と、実に攻撃的。
そのお陰で、試合終了までダラダラすることなく、スリリングなサッカーを見ることが出来ました(苦笑)

4週連続のホームゲームのラストを勝利で締めくくる事が出来て、まずは良かったです。

残り7試合、最低限の目標はプレイオフ圏内ということなんでしょうけど、順位が近いライバルとの対戦と下位の残留争いのクラブとの対戦と、非常に難しい試合が残ります。

試合結果に一喜一憂する事なく、最後まで諦めずに1試合づつ集中して頑張りましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »