« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014/09/21

2014J2第32節千葉-岐阜(フクアリ)観戦メモ

青白い炎のように、メラメラと熱く闘いましょう。
Dsc02871
-----------------------------------
9月20日(土) 2014 J2リーグ戦 第32節
千葉 1 - 0 岐阜 (19:03/フクアリ/7,276人)
得点者:15' 谷澤達也(千葉)
【主審】吉田 寿光【副審】大塚 晴弘/三原 純
【天候】曇 19.9℃ 77%
-----------------------------------
中5日間でまたまたフクアリ。
でも気温は一気に下がって秋の気配がより濃くなりました。

気温が下がれば、運動量も上がる・・・という願望が通じたのか、ジェフの選手の運動量は半端無かったですねえ。
試合後のプレスカンファレンスで岐阜のラモス監督曰く「すごく気迫があって、千葉の選手の気持ちが全然違った」と。まあほとんど岐阜の選手に対する当てつけ的なコメントだと思いますが、気持ち重視のラモス監督にお世辞でも評価されるのは悪い気はしないなと(笑)

特に町田選手の攻守に渡る貢献度はすごかった。
この試合唯一の得点となった谷澤選手のゴールも町田選手の裏への飛び出しがポイントになりました。(その前過程の井出選手のライン際での粘りと山口慶選手の2タッチ目でのロングフィードもブラボーでした)
しかし町田選手がその嫌らしさを発揮していたのは守備の場面。前線での執拗なチェイシングが非常に効果的で、前半に岐阜が何も出来なかった要因の一つになっていた気がします。

ある意味この調子なら終盤まで主導権を握ったまま最後まで行けるか・・・と思ったものの、甘くはなかったですね。
56分、元ジェフの岐阜の益山選手が2枚目の警告で退場となってから、岐阜の選手のスイッチが入ってしまった感じでした。1点差で負けている状況で数的不利になった訳ですから、もう攻めるしかないですからね。
直後、遠藤選手のドリブルからのシュートは岡本選手の奇跡的なファインセーブで防いだものの、完全にやられた感じで肝を冷やしました。
そんな岐阜の半ば捨て身の攻撃に対して、11人のジェフとしてはカウンターのチャンスが山ほどあった訳ですが、残年ながら得点する事は出来ず。
田中選手の負傷によりスクランブルで出場した阿道選手が右SHだったためかもしれませんが、もう少し落ち着いてプレーすれば2点目を奪って、ピッチ上の21人の選手全員が楽になれたのに・・・

結局、AT3分を無事に守りきり試合終了。
後半は数的優位ながら苦しんだ試合でしたが、1−0で勝利となりました。

試合終了後に佐藤勇人選手がインタビューで語っておりましたが、ここ数試合の課題を何とか克服しようとチームとしても、勇人選手としても、考えて努力して準備していたとのこと。
試合に出場する選手のみならず、チーム全体で課題を共有して試合に立ち向かうことが出来れば、残り10試合も何とか結果を出してくれるのではないか。と、希望を持ってフクアリをあとにしました。
私たちも頑張らねば。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/09/15

2014J2第31節千葉-北九州(フクアリ)観戦メモ

ヤングジェフのほろ苦体験・・・
Dsc02802
-----------------------------------
9月14日(日) 2014 J2リーグ戦 第31節
千葉 1 - 3 北九州 (19:03/フクアリ/8,524人)
得点者:24' 池元友樹(北九州)、45' 前田和哉(北九州)、56' 池元友樹(北九州)、82' オナイウ阿道(千葉)
【主審】榎本 一慶【副審】村上 孝治/今岡 洋二
【天候】曇 22.4℃ 70%
-----------------------------------
平日開催だったり台風だったり体調不良だったりで、約2ヶ月ぶりのフクアリ参戦。スタジアム参戦自体も湘南戦以来なので、超久しぶりにワクワクしながら蘇我へ向かいました。

ミッドウィークに天皇杯4回戦があったので、メンバーもターンオーバーしてくると思いきや、山口智選手がメンバー外となり、キムヒョヌン選手と大岩選手のCB、右サイドには天皇杯に続き山口慶選手が入る布陣。現チームでは絶対的な存在の智選手ではありますが、不在となった時のCB陣の選手層の薄さはちょっと深刻かな。智選手が居るうちに若いCBを一人でも多く育てたいやね。
それとケンペス選手もメンバー外。天皇杯で120分フルに出た影響なのかな。

てことで、前線は森本選手と幸野選手の縦関係の2トップ、左に谷澤選手、右に井出選手を配置したここ数年では若い攻撃陣でスタート。

試合開始から引き気味の北九州に対してボールを支配しながらじっくり攻撃するジェフの構図が続きましたが、ここでゴールを奪えなかった事がこの試合の行く末を決めてしまった感じでした。
森本選手や井出選手、幸野選手がドリブルで中央突破を図るも3人くらいの選手に囲まれあっさりボールを奪われたり、サイドからクロスを入れても高さで弾き返されるだけなので単純にクロスを入れずに奇麗に崩そうと試みるも連携がとれず、どうにも上手くいかない。

そうすると北九州の最初のチャンスで11番にダイブされてPK献上で失点。
1点リードした北九州としてはもうやる事は明確で完全に引きこもってカウンター狙い。そうなるとただでさえ上手くいかない攻撃も更に苦しくなる一方で、閉塞感が漂い始めた前半終了間際にCKの流れから再び失点。
HTに谷澤選手→町田選手、兵藤選手→ナムスンウ選手の交代で、更に平均年齢を下げて巻き返しを図るも、北九州の何でも無いカウンターの処理をバタバタして失点。もう完全に北九州の術中にハマってしまいました。

この時点でこの試合のモチベーションは若い選手の経験値を上げる事に切り替えて、1点でも返して欲しいと応援を継続。。。

70分、山口慶選手→阿道選手の交代で更に平均年齢が下がり、勝負とは別の楽しさが倍増(苦笑)
オフサイドでのゴール取り消しの苦難を乗り越えて、不格好ながら阿道選手がJ初ゴールを決めてやっとフクアリを盛り上げる事が出来ました。

結局、1−3で敗戦。順位が上のライバルにまたしても負けてしまいました。
昇格という目標にとってこの敗戦は非常に痛過ぎる物ですが、今後のチーム作りを考慮すると必ずしも悲観する事も無いかなと思っております。
これまでベテランの力に依存してJ2を闘って昇格出来ないまま5年目を過ごしている中で、少しずつながら若い選手が躍動出来るチームに変化しつつある事が、長年ジェフを見ている者にとって小さな喜びだったりします。

別に今シーズンの昇格を諦めた訳ではありませんが、これまで全く出来なかった長期的な視点でのチーム作りを継続しながら選手もチームも育てていきたいと、帰りの電車で思った次第です。

てことで、次節もホームフクアリ。
みんなで頑張りましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »