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2014/07/27

2014J2第23節千葉-長崎(フクアリ)観戦メモ

勝ちたかったなあ。
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7月26日(土) 2014 J2リーグ戦 第23節
千葉 1 - 1 長崎 (19:03/フクアリ/11,458人)
得点者:55' 奥埜博亮(長崎)、59' 山中亮輔(千葉)
【主審】佐藤 隆治【副審】八木 あかね/聳城 巧
【天候】晴 29.2℃ 73%
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何なんだろう。
高木琢也監督が率いるチームのコイントスの強さはホントに異常だわ。
熊本時代から含めて5年連続ですかね。
昨夜ツイッターでのやり取りでもあったのですが、彼がフクアリで徹底的にコートチェンジを選択し続けるのは、フクアリの雰囲気を恐れている現れなんでしょう。石崎監督が札幌の監督だった時にフクアリの後半の雰囲気を嫌がっていたコメントを記憶していますしね。

私がここまで高木監督のこの行為に嫌悪感を覚えるのには理由があります。
約10年間フクアリのホームゲームを見続けておりますが、フクアリの最大の魅力はスタンドの一体感が半端無いこと。それが存分に感じられるのは試合後半にホームチームがホームサポが陣取るサイドに攻め込む場面なんですよね。その時のサポの声や思いが選手の力になる瞬間、とんでもないプレーが飛び出したりする訳です。
ある意味、自分がシーズンシートを購入して片道2時間以上掛けて蘇我まで通っているのは、それが見たいからなんですよね。
なので、コイントスでコートチェンジしてしまうチームにはホント腹が立つんですわ。
ちなみに、フクアリでサポと選手の一体感を感じられるのはホームチームだけではなくアウェイチームも同じだったりします。なので、高木監督の行為は自分のチームを応援してくれるサポに対しても残念な事でもあるんだよね。

えーと、それで何でしたっけ。そうそう試合。
結果的に1対1のドローだったのですが、ジェフも長崎も勝てるチャンスは十分にあった試合だったし、どちらかというとジェフの方がそのチャンスがやや多かったような気がしています。
試合内容的には、長崎のいつものハイプレスがハマり、セカンドボールも試合され試合の主導権はずっと握られっ放しな感じでした。
でも、決定的な場面を作られたのは失点の場面以外では、それほど多くなく、最後の部分で大岩選手や竹内選手の急増DFラインが身体を張って危険の芽を潰していました。
それだけにゴールキックからの失点シーンのマーキングのズレは本当に残念でした。
攻撃に関してはボランチの兵働選手と佐藤選手が長崎のプレスの標的になっていたこともあって、ボールを納める所を失い、前線にボールを運ぶ事にかなり苦労していた印象でした。ただ、DFラインの裏に抜けると長崎の選手がバタバタしはじめてチャンスになっていたので、中盤をすっ飛ばしたロングボールをもっと多く蹴っても良かったのになと。例えば、FWの森本選手と大塚選手が互いにクロスするダイアゴナルランにロングボールを放り込む10年前の川崎チックな攻撃なんかは、長崎相手に非常に効果的なのにと思いながらイライラしておりました(笑)
同点ゴールは山中選手のゴラッソだったのですが、あの位置から思いっきりシュートを撃てる事が山中選手の強みです。これからも、もっともっと撃って欲しいと思います。

てことで、次節は平日ナイトゲームでホーム山形戦。
ですが、仕事の都合でフクアリには行けません。ちぇ。

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2014/07/21

2014J2第22節栃木-千葉(グリスタ)観戦メモ

祝グリスタ初勝利!
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7月20日(日) 2014 J2リーグ戦 第22節
栃木 0 - 2 千葉 (18:03/栃木グ/6,325人)
得点者:2' 井出遥也(千葉)、32' ケンペス(千葉)
【主審】廣瀬 格【副審】中野 卓/金井 清一
【天候】晴 22.9℃ 88%
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餃子を食べ続けて早5年。やっとこの日を向かえる事が出来ました。
思えば2010年、茶野選手へのバックチャージを木村主審に流され、巻選手の決勝ゴールもオフサイドで認められなかったことから長い月日が経って、いつしかグリスタは鬼門的な存在になってしまいました。。。

そんなこんなで、私的には4回目となった宇都宮遠征。
関塚監督リーグ戦初戦、公式戦2戦目の試合を後押しすべく、懲りもせず餃子を食してまいりました。

ジェフのスタメンは、先週の天皇杯から田中選手、大塚選手に代わり、井出選手、谷澤選手が両SHに入る4−4−2の布陣。心配された智選手は無事にスタメン出場。ただ、田中選手はベンチ外となったのはちょっと心配です。
レンタルから復帰したジャイール選手はベンチ外。

試合は開始直後いきなり動き出します。
中村選手が左サイドで粘った末に得たCK。中村選手の左足から放たれたボールはゴール中央付近で、どフリーの井出選手の頭にドンピシャヒットして、先制ゴール。
バックスタンドの私から見た限り、ゴール中央付近で2人ぐらいどフリーになってましたので、ネットが揺れる前にゴールを確信して両手を突き上げてました。帰宅後スカパーで確認しましたが、ニアで大岩選手がDFを2人も引き連れて潰れてくれていたのが功を奏していて、大岩選手の献身的なプレーもブラボーでした。

早い時間にあっさり先制したものの、先週の長野戦と同様に、相手のハイプレスで押し込まれる時間が長くなり、ヒヤッとする場面が連続しました。
特に一旦はボールを奪ったものの、そこからのボールの繋ぎにミスが発生して守備バランスを崩した所を再度攻め込まれる場面はホントに危なかった。何とか相手のシュートの精度に助けられたので失点することなく凌げましたが、守備から攻撃への切り返しはチーム全体で意思統一が必要です。

ただ、栃木のハイプレスも時間が経つと次第に慣れてきたのかCBやボランチから効果的な縦パスが入るようになってきて、そんな流れから追加点をゲット。
32分、兵働選手のロングフィードにケンペス選手が抜け出し、GKと1対1。後追いのDFとGKにサンドイッチにされるものの、ボールはコロコロとゴールに吸い込まれ2点目。
現場ではオフサイドか否かが全く分からない位置に居たのですが、スカパーで確認してもよく分からない感じでした(笑)
しかしながら、兵働選手がプレスを交わして縦パスを入れた瞬間は、栃木のDFにはギャップが出来ていて、オフサイドとセルフジャッジしたのか誰もケンペス選手をケアしなかった事が助かりました。
いずれにしてもジェフにとって大きな2点目であり、栃木に大きなダメージを与えたゴールでした。

後半は2点リードという事もあってか、無理に攻め上がることをせず、しっかりと引いて守ってカウンター狙いという戦略。
ピッチ中央にキレイな3ラインを保ち、栃木の最終ラインからのパスコースを限定させ、前線でのボール保持を許さない守備は見事でした。
栃木も前半に何度も繰り返した前線へのロングボールが封じ込まれるとサイド攻撃にシフトしてチャンスを作り出そうとするものの、クロスボールはキムヒョヌン選手を中心に全て弾き返し、そこからカウンターを仕掛けるような展開を繰り返して、チャンスらしいチャンスを与えないまま時計を進める事が出来ました。

ここで3点目を奪えればトドメを刺す事が出来たのですが、中村選手のポストを弾くシュートや、山中選手の1対1を決める事が出来ずに2−0のまま試合終了。
悲願のグリスタ初勝利となりました。

でも、ケンペス選手、キムヒョヌン選手、谷澤選手が警告をもらって、次節出場停止。ケンペス選手に至っては8枚目なので出場停止が2試合となります。
関塚監督としてはいきなりの試練となりますが、埋もれた選手を発掘出来る良い機会と捉えて前向きに頑張って欲しいところ。監督の腕と控え選手の底力に期待しましょう。

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2014/07/13

第94回天皇杯2回戦千葉−長野(フクアリ)観戦メモ

今日はこのくらいで勘弁したる(滝汗)
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7月13日(日) 第94回天皇杯 2回戦
千葉 3 - 2 長野 (16:03/フクアリ/3,874人)
得点者:10' 森本 貴幸(千葉)、11' 佐藤 悠希(長野)、39' 宇野沢 祐次(長野)、51' ケンペス(千葉)、69' 森本 貴幸(千葉)
【主審】三上 正一郎【副審】村田 裕介/大友 一平
【天候】曇 26.9℃ 72%
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約1ヶ月ぶりのサッカー観戦。
遠方アウェイも多かったし、松本戦はお休みしていましたので、久しぶりのフクアリにちょっとテンション上がり気味でございました。

長野は3バックの布陣のはずが、守備に入ると両SHが完全にDFラインに入り5バックでがっちり守るタイプ。プラス、前線と中盤でハイテンションプレスを仕掛けてハーフカウンターを狙うチームでした。
こりゃちょっと難しい試合になるかなと思いきや、意外にも簡単にDFラインの裏をサクサク取る事ができ、そんな流れの中で、右から大岩選手のクロスを森本選手が頭で合わせて先制ゴール。
難しい試合のはずが、あっさり先制出来ちゃった感じで安心したのもつかの間、ジェフが自陣ゴール前で無理矢理ボールを繋ごうとした所を奪われてあっさり失点。
何やってんだか・・・という感じの失点で、こんなバタバタ癖は監督が代わっても相変わらずのようです。

その後は、長野ペースで試合が進み、面白いようにボールを回され、ボールを奪い返してもボランチの兵働選手や健太郎選手の所が標的となって奪い返されるの繰り返し。
それでも決定的な場面は作らせずに我慢の時間が続くも、CKでコロコロっと失点。
ニアで頭で擦らされて、宇野沢選手がヒールで合わせたゴールでしたが、フクアリのビジョンで見る限りオフサイドの様にも見えました。まあ、誰も副審にアピールしてなかったのでオフサイドではなかったのでしょうけど。

結局、逆転されたまま前半は終了。

後半、左サイドを崩した大塚選手からの優しいクロスをケンペス選手が頭で決めて同点。
非常に良い時間帯の同点ゴールで一気に逆転したい所でしたが、思わぬアクシデントが発生。
智選手がアフターで受けたタックルで足を痛め、一旦はプレーに復帰したものの結局交代。
井出選手が右SHに入り、田中選手が右SBに下がり、大岩選手がCBにずれる緊急措置。普通に考えればDFの選手を入れて対応するのでしょうが、井出選手を入れた所が関塚監督の腕の見せ所ということでしょうか。
そこから両チームともややオープンな状態もあって、互いにチャンスを作る場面が見られるようになりましたが、決めたのはジェフ。
中盤でケンペス選手がプレスバックでボール奪取。そこからハーフカウンターとなって、大塚選手を経由して森本選手にボールが渡り、ドリブルでタイミングを計って右足で鮮やかに決めてくれました。
これまでの森本選手だったら、目の前のDFにボールをぶち当てていたでしょうが、先週から生まれ変わった新しい森本選手はこれからもたくさん決めてくれるでしょう。

以降は若干肝を冷やすシーンもありながら何とか長野の反撃を抑えて試合終了。
今年も天皇杯初戦を突破する事が出来ました。

関塚監督の初戦ということで、いろいろ期待したい所でしたが、正直これまでのチームとの大きな違いは無く、積み重ねてきた部分を磨き上げるようなチーム作りとなるような印象を受けました。
来週から再開するリーグ戦でどんな結果になるか分かりませんが、すべてを前向きに捉えて頑張ってもらいたいと思います。

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