2014J2第14節千葉-札幌(フクアリ)観戦メモ
久しぶりにいい感じな試合でした。
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5月18日(日) 2014 J2リーグ戦 第14節
千葉 2 - 0 札幌 (16:03/フクアリ/9,480人)
得点者:34' 井出遥也(千葉)、73' ケンペス(千葉)
【主審】前田 拓哉【副審】清水 崇之/小曽根 潮
【天候】晴 22.6℃ 48%
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どうにも思うように勝ち点が積み重ねることができない状況で、近年どうにも相性が悪い札幌をホームフクアリに向かえての対戦。
とは言っても、札幌もケガ人が多いらしく調子の上がらなさ加減はお互い様な状況だそうで、ジェフの天敵である内村選手もケガ明けでベンチ入りしてヤル気満々のご様子。
ジェフは井出選手が右サイドでスタメン、最終ラインは不動の4人ながら大岩選手が右SB、キムヒョヌン選手がCBと入れ替わり、ここ数試合の失点癖にテコ入れしてきました。
試合の方は、90分間を通してジェフが主導権を握り続ける展開となり、井出選手、大塚選手、谷澤選手が常にDFラインの裏を狙い続け、決定的なチャンスも多数つくりながら、札幌を圧倒する内容。
そんな中で、前半に井出選手が谷澤選手の浮き球パスに見事に反応してラインの裏に抜け出して左足で合わせてJ初ゴールで先制。
後半には、右サイドで大塚選手がゴールに背中を向けながら急反転して技ありクロス。これにケンペス選手が頭で合わせて2点目で勝負あり。
久しぶりに快勝と言っても良いくらいの内容で3試合ぶりの勝利となりました。
ただ、シュート18本にコーナーキックを15本も撃ちながら、2ゴールのみとは寂しい限り。
ここでマイナスの得失点差を少しでも挽回出来れば良かったのですが、そこまで上手い事にはなりませんでした。
ここまで、やりたい放題な内容となったのはジェフのチーム状況が上向いていると信じたい所ですが、札幌の状況が良くなかった事も事実で、特に中盤でスペースがあり自由にボールを持たせてもらえた事がこれだけ圧倒的な内容に繋がったのかなと。
山口智選手も試合後にコメントしていますが、プレスが厳しい相手でも同じようにプレー出来るようにならなければいけないでしょうし、それを目指してチーム力を上げていきたい所です。
さて、この試合での最大トピックスは、最初に紹介した大岩選手とキムヒョヌン選手のポジションチェンジでした。
正直申し上げて、私個人的には非常に残念というか、もう少し我慢して欲しかったなと思っております。
大岩選手としてはプロ3年目で並々ならぬ覚悟でCBに挑戦していたでしょうし、背番号2を背負い副キャプテンも引き受けていましたからね。
偉大なお手本である山口智選手の隣で、CBの大岩選手が少しずつでも成長する姿を期待していました。
しかしながら、なかなか失点が減らず成績も上向かないチーム状況の中で、CB大岩選手の育成よりもチーム状況を優先させることを鈴木監督が決断したという事でしょう。
なので、勝つ事はできましたがちょっと複雑な思いも残るんですよね。
いずれにしても、今後このポジションをどうするのか全く分かりませんが、大岩選手とキムヒョヌン選手が強みを発揮して最も輝けるポジションで頑張って欲しいですし、引き続き応援していきたいと思います。
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