2013/11/19

2013J2第41節千葉-栃木(フクアリ)観戦メモ

貴重な勝ち点1、と思いたい・・・
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11月17日(日) 2013 J2リーグ戦 第41節
千葉 1 - 1 栃木 (14:04/フクアリ/11,253人)
得点者:8' 田中佑昌(千葉)、53' サビア(栃木)
【主審】森川 浩次【副審】田尻 智計/山際 将史
【天候】晴 18.4℃ 44%
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前節の長崎戦と比較して、内容が非常に良かったので本当に残念な結果となった試合でした。
まあ、決めるべき時、ここぞという決定機で外しまくっているので、言い訳も出来ない状態ですが・・・

とりあえず、この試合で勝ち点が1つでも取れた事を前向きにとらえて、次節に総力を挙げて全力でぶつかるしかありあせんね。

今回はスカパーオンデマンドでダイジェスト的に振り返ったので、簡単に感想を記してみます。
まずは試合の入り方。
ここはジェフが良かったというより、栃木が悪すぎたという印象でした。
栃木の2トップと両SHがジェフの高いラインの裏を狙うが故に、ボランチとの距離が開きすぎて栃木の最終ラインとボランチがボールを持ってもパスが出せず苦労している姿が素人目にも理解できました。
特にアレックス選手のポジション取りが非常に中途半端で、攻撃ではパスは出せず、守備では広大なエリアをカバーせねばならず、ジェフの町田選手や兵働選手にやりたい放題やられてました。

ジェフの得点は、栃木が完全に自陣で守備をセットした状態で、左サイドから右サイドにボールを動かして見事に守備ブロックを攻略した末のゴール。これが出来ればJ2なんて怖くない、なんて思えるくらいの見事なゴールでした。

その後も、栃木を圧倒する攻撃、というかチームとして機能しない栃木を尻目に、ジェフが何度も決定機を作りますがゴールを決めきれず。
チームを立て直される前にもう1点、と思った矢先、前半38分に栃木はアレックス選手に代えて菊岡選手を投入。栃木の2トップのイライラが表に出ていただけに、まあ効果的なタイミングの交代策となってしまいました。

それでも、優位に試合を進める事ができれば良かったのですが、イライラから解消された栃木の2トップのコンビネーションであっさり裏を取られて同点。
ルーズボールをワンタッチで繋がれた末の結果ではありましたが、精神的にもキツいカウンターを喰らってしまった感じで、意外とダメージが大きい失点でした。

結局、このまま試合が終わってしまうのですが、22対12のシュート数で分かる通り数えきれないほどのチャンスを活かす事が出来ない残念な試合となってしまいました。

てことで、プレーオフ出場決定は最終節までお預け。
リーグ戦ラスト1試合はアウェイ鳥取戦ですが、先の事は考えずこの試合に集中したいところ。
昨年の悔しさ、雨の国立で流した涙を思い出して、1試合ずつステップを上がっていきましょう。

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2013/11/11

2013J2第40節千葉-長崎(フクアリ)観戦メモ

こんな試合はもう慣れました・・・
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11月10日(日) 2013 J2リーグ戦 第40節
千葉 0 - 2 長崎 (13:03/フクアリ/9,333人)
得点者:26' 山口貴弘(長崎)、36' 金久保彩(長崎)
【主審】高山 啓義【副審】宮島 一代/高橋 佳久
【天候】曇一時晴 20.9℃ 70%
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アジアの大砲、高木監督の術中にハマったのはこれで何度目か。
思えば、J2緒戦となった2010年の開幕戦から、この4年間に何度も同じ悔しさを味わってきたはずなのに、この大事な試合でまたか・・・
と、まあ昨日フクアリからの帰り道は頭の中が沸騰するくらいイライラの絶頂でした。

でも、落ち着いて試合を振り返ると、長崎がこの試合でやった事は実にシンプルなもので、前線からのハイプレスと、ある意味無謀なまでのボール奪取チャレンジ。
この2つは対ジェフに特化したものではなく、これまでの長崎の試合をちょっとでも見れば大方予測できたこと。
なので、試合序盤はジェフが縦に早い攻撃で裏を狙う攻撃を仕掛けて、長崎を慌てさせていたように見ていました。
前半20分ごろまでは。
ここまでにゴールを奪えなかった事がこの試合最大の敗因かな。
決定的なチャンスも2度あったし。

結局、FKから失点して、チームもフクアリ全体もあたふたしてしまった感じで本当に残念な展開でした。
(あの峻希選手のファールは、現場ではボールに対する正当なプレーに見えたのですが、映像を全く見てないので何とも言えませぬ・・・が、かなり悔しい判定でした・・・)

2失点目も、何故か左右のSBのポジションが入れ替わっている時で、右サイドで峻希選手がスライディングで一度ボールを奪ったのですが、すぐに奪い返され入れられたクロスからやられたもの。

あとは、長崎が終始落ちない運動量でハイプレスと強い玉際でのチャレンジを継続した事で、ジェフの反撃を許さないまま試合が終わってしまいました。

なんて言うか、この4年間苦しみ続けたJ2らしいサッカーに負けてしまったことが、前述のイライラの原因ではあるのですが、リーグ戦も残り2試合の時点でこの敗戦を嘆き続けてもしょうがないので、アホみたいに開き直るしかないかなあと(苦笑)

どんなに無様でも、かっこ悪くても、チャンスがある限り、這いつくばって泥だらけになって昇格を勝ち取るしかないですからね。

てことで、無理矢理でも元気出して明るくホーム最終戦に挑みます。

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2013/10/28

2013J2第38節横浜FC-千葉(ニッパツ)観戦メモ

オブリガード!ケンペス!
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10月27日(日) 2013 J2リーグ戦 第38節
横浜FC 1 - 2 千葉 (13:03/ニッパ球/10,507人)
得点者:33' 田中佑昌(千葉)、54' 黒津勝(横浜FC)、87' ケンペス(千葉)
【主審】井上 知大【副審】藤井 陽一/堀越 雅弘
【天候】晴 20.9℃ 23%
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三ツ沢に来るのは、あの日以来ちょうど一年ぶり。
天候もあの日を再現するかのような突き抜けるような青空快晴。
試合の方も、あの日の再現を期待したのですが、やっぱり簡単には勝たせてくれませんでした。

横浜FCはジェフの高いDFラインの裏を狙って実にシンプルなロングボールを入れる攻撃でしたが、それに意外と手を焼いてしまうのがジェフらしいと言いますか。
黒津選手、野崎選手といった快足自慢の選手が次々と飛び出して来るのは想定内としても、キングカズにまで裏に抜けられてシュートを打たれたシーンには思わず脂汗、もとい冷汗が。
あれがもし入ってしまったものなら、この試合の勝敗に関係なく、今日月曜日の朝から夜中までのニュースに晒されまくりますからね。危ない危ない。

しかし、やられたらやり返すで健太郎選手がポーンと蹴った前線へのボールに猛ダッシュでユースケ選手が食らいつき、慌てるCB2人をサクッとかわして右足で先制ゴール。
ビデオで見返すと、対応した2人のDFはボールに触ってないですね。なるほど、だから「プロとしてあり得ない失点」とシュナイダー選手に言われたのか。

かなり運に恵まれたような先制ゴールでしたが、健太郎→ユースケへのパス、実はその前にも似たような形でチャレンジされていて、その時はDFが辛うじてボールを引っ掛けてパスミスになってしまいました。
ですので、狙い通りとも言えるゴールでしょう。

負けるとプレーオフ進出の可能性が限りなく低くなる横浜FCから先制点を取れた事で、試合を優位に進められると思ったら、後半早々にCK崩れから失点。
ゴール裏から見た限り、頭で合わせられたシュートは枠の上を通過したと思ってホッとした矢先に、対面のスタンドからドッと歓声が起こり、何が起こったのか理解出来ませんでした。
後で映像を見ると見事なゴールを決められちゃいましたな。
反省するならば、寺田選手にクロスを入れられる前の場面で、クリアミスを拾われてしまっていることかな。このようなセットプレー崩れの失点は何気に多い気がするのですが・・・

で、ここからは次の勝越し点をかけて、互いに死力を尽くす展開となるのですが、どちらかと言えばジェフの方がボールを多く支配してチャンスを作っていた様な気がします。錯覚かもしれませんが・・・

なかなかゴールまで至りませんでしたが、相手選手の体力を奪い取るかのようにボールを左右に大きく動かす攻撃が良かったと思います。

そんなサイド攻撃で最後の刺客とばかりにトドメを刺したのがCBの竹内選手。
セカンドボールを拾い、ヤザにボールを預けると「ヨネ、ちょっと休んどけ」と言わんばかりに右サイドに開いた広大なスペース目がけて駆け上がり、ヤザからリターンパスをもらってダイレクトでマイナスのクロスを上げた竹内選手に、ホント惚れました。
そんな男気たっぷりクロスに対して、ファーからケンペス選手が突っ込み、DFの体に巻き付かせるように出した右足にボールがヒットしてゴール。
こんな土壇場での勝ち越しゴールなんて何年ぶりだろうか、などと思いながら歓喜でアホになりましたよ。

この直後にクローザーとして大岩選手を投入して、相手FWの高さに対抗する手を打つ小憎らしい采配などもあり、AT4分も落ち着いて対応して試合終了。
かなり苦しみましたが、何とか勝ち点3を得る事ができました。

リーグ終盤を向かえて、チーム力が上がってきている事が実感できる勝ち方は、単純に嬉しい限り。
一方で1位の神戸、2位のガンバが勝利してしまったので、自動昇格の可能性が無くなってしまったのは非常に残念でした。
でも、こうなれば開き直ってシンプルにプレーオフを最も好条件で闘える3位を目標に残り4試合に挑むしかありません。
そういう意味では、次節の相手が難敵札幌である事は好都合。しかも会場は札幌ドーム。
今まで何度もやられた札幌に、今こそやり返すしかないでしょう。
開幕戦の雪辱を果たしましょう。

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2013/10/21

2013J2第37節千葉-熊本(フクアリ)観戦メモ

寒い雨の中、皆さまお疲れさまでした。
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10月20日(日) 2013 J2リーグ戦 第37節
千葉 6 - 0 熊本 (16:03/フクアリ/7,345人)
得点者:33' 田中佑昌(千葉)、35' ケンペス(千葉)、38' 高橋峻希(千葉)、52' ケンペス(千葉)、67' ケンペス(千葉)、90' 森本貴幸(千葉)
【主審】家本 政明【副審】西尾 英朗/間島 宗一
【天候】雨 16.1℃ 85%
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昨年もそうだったように今年もリーグ戦終盤に来てやっとチームが一段レベルが上がったというか、うまくシフトチェンジ出来たというか、一皮むけたというか、上手く表現出来ませんが良い雰囲気であることは間違いないようです。

その一番の立役者は山口慶選手でしょう。
先週の天皇杯3回戦のFC東京戦では、ボランチで自身の持ち味を最大限に発揮して存在感を示して、今日のリーグ戦のスタメンを奪取すると、このチームに欠かすことが出来ないくらいの躍動ぶりで、文句無くこの試合のMOMでしょう。

慶選手は移籍加入1年目の2010年シーズンはボランチでレギュラーでしたが、2011年から今シーズン36節まではSBの控え的な役回りで出場機会も少なかっただけに、ここ2試合で再びボランチで輝きを放つ活躍は非常に嬉しく思います。
何より、チームに勇気と元気を与える好材料。このまま2013年シーズンの最後まで突っ走るチームの推進力となって欲しいと思います。

それと兵働選手。
今日は裏へのスルーパスや攻撃のスイッチを入れるパスが面白いように決めまくってました。
今シーズンは怪我の影響もあってか、なかなか活躍する事が出来ず出場機会も減っていたので、今年10番ユニを着ている私にとっても心配しておりましたが、今日の活躍は本当に嬉しかったです。
前半のFKは絶対に入ると手を合わせて祈っていたのですが、クロスバーに弾かれて残念でした。次の試合に期待です。

さらに町田選手。
先週の天皇杯で肩を脱臼したらしいのですが、その影響を感じさせないほどの大活躍でした。
私も2年前に右肩を外方脱臼していますので、その痛みはよく理解しております(苦笑)
町田選手にとって熊本戦は、昨年のアウェイで自身のミスから失点して負けてしまった苦い経験をした相手。その時の悔しさをパワーに代えて攻守に動き回ってくれました。
これから大事な試合が続きますが、町田選手の活躍に期待が膨らむばかりです。

てことで、いろいろな思いが噴き出すような大勝となった試合ですが、今後も難しい相手の試合が続きます。
一戦一戦集中して頑張りましょう。

あ、ケンペス選手3度目のハットトリックおめでとうございます。
次も頼むよ。

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2013/10/14

第93回天皇杯3回戦千葉−FC東京(フクアリ)観戦メモ

良い負け方でした。。。
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10月13日(日) 第93回天皇杯 3回戦
千葉 1 - 1(PK 5 - 6)F東京 (19:00/フクアリ/9,347人)
得点者:41' ルーカス(F東京)、90' 深井 正樹(千葉)
【主審】今村 義朗【副審】高橋 佳久/川崎 秋仁
【天候】晴 20.0℃ 55%
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正直、この試合が始まるまでは「勝たない方が良い」と思っていました。
理由は単純明快で、リーグ戦に集中して欲しいから。
昨年自動昇格を果たした甲府と湘南は早々にあっさりと姿を消してましたし。
ここで馬鹿正直に勝負に行くよりも、有料TGと位置付けてチームの戦術トライアルや課題整理とした方が良いでしょうと。

でも、試合が始まってみると格上のチームに対してジェフの選手が120%の力で挑む姿を見ると、やっぱり応援したくなったし、さらに、40分に微妙なPK判定で失点して、完全にアドレナリンに火がつきました(笑)

試合を通して選手は本当に良くがんばったと思いますし、8人目までもつれたPK戦で敗戦となったことで、J1に行きたいという気持ちがクラブ全体でより一層強くなったと思います。

そういう意味で良い負け方でした。
てゆうか、今後の残り6試合(+α)で「天皇杯は良い負け方だった」と言えるようにしないとなあ。

ということで、リーグ戦に集中ですよ。

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2013/05/20

2013J2第15節千葉-松本山雅(フクアリ)観戦メモ

ちょっとずつ、いい感じになってきました。
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5月19日(日) 2013 J2リーグ戦 第15節
千葉 1 - 0 松本 (16:03/フクアリ/12,212人)
得点者:77' 谷澤達也(千葉)
【主審】山本 雄大【副審】大塚 晴弘/穴井 千雅
【天候】晴のち曇 21.0℃ 49%
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ジャイールが23番の股を抜いて置き去りにした瞬間の「おおぉ!」という驚愕の声と、数秒後の歓喜。
いやあ、鳥肌が立ちました。
久しぶりに。

前半から主導権を握り、ボールも動かして、ミドルもバンバン撃ちまくって「なんかいい感じに攻撃が出来てるんじゃない」という雰囲気ですが、ゴールは奪えず。
それでも、焦れず我慢しながら闘い続けやっと生まれたゴールは美し過ぎるものでした。

そしてチームの調子と同じく、昨日は少しずつフクアリの雰囲気も良くなってきている気がしました。
実に12回もあったCKのたびに、ゴール裏のチャントに合わせてバックスタンドから手拍子が徐々に大きくなる空気は、まさに一体感。

ゴール直後や勝利の後の歓喜で一つになるのは当たり前なんだけど、チャンスの場面とかピンチの場面で選手の後押しするためスタンドが一体となる雰囲気がたまらなく好きなんですよね。
なので、この雰囲気が少しでも長く継続して、その先に悲願達成があれば・・・と思ったり。

でも、ここで浮かれることなく1試合1試合集中して一丸となってがんばりましょ。

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2013/05/13

2013J2第14節千葉-富山(フクアリ)観戦メモ

ご無沙汰でございます・・・
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5月12日(日) 2013 J2リーグ戦 第14節
千葉 3 - 2 富山 (16:03/フクアリ/9,399人)
得点者:5' ケンペス(千葉)、42' 兵働昭弘(千葉)、57' ケンペス(千葉)、77' 西川優大(富山)、79' 苔口卓也(富山
【主審】岡部 拓人【副審】西尾 英朗/手塚 洋
【天候】晴 19.5℃ 65%
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いやはや、前のエントリーから1か月以上も経ってしまっておりました。
自分的にはそんなにサボってた気はしていないのですが、時が過ぎるのは早いもので、気がつけばリーグ戦はもう14節。
とは言ってもblogはサボっておりましたが、フクアリ通いは岡山戦だけはお休みしましたが、それ以外は行っておりますして・・・って、福岡戦と愛媛戦の2試合だけですが。。。

さて試合。
前節の岐阜戦、前々節の愛媛戦に引き続き、ジェフにとって苦手と言われる3バックの富山が相手。
しかも苦戦した愛媛と同じく最終ラインが非常に高いうえに、ボランチがラインに吸収され5バックのような守り方。
こりゃこの試合も苦労するなあと思ったら、右SHに入った兵働から鮮やかなスルーパスがオーバーラップした米倉に通り、そこからの優しいクロスをケンペスが鮮やかに頭でズドン。
キックオフから4分ちょっとの序盤に出来過ぎな先制ゴールでまずは一安心。

この日のジェフは前節までのグダグダがウソのような連動した走りとボール回しで、見ていて楽しいサッカーを展開。きっと選手も楽しいだろうなあ、なんて思ったり。
そんな中でも、ピンチはしっかり作られ、バイタルの密集から32番國吉にポスト直撃シュートを打たれたり、苔口からあわや恩返し弾となりそうな枠内シュートを打たれたり。
富山の激しいプレスと中盤の選手が次々に飛び出す攻撃に手を焼きつつも、何とか主導権は握れていたのかなと。

で、前半終了間際に追加点。
左SHに入った佑昌の鋭角クロスを兵働がファーで合わせてゴール。
この日、いつものポジションから左右逆に入った二人からの見事なゴールでした。
互いに利き足とは逆のサイドに入ったことで、ピッチ中央を向きながら中に絞る動きが多くなり、空いたスペースをSBが攻め上がりやすくなる2つの効果で見事に2点奪い、鈴木淳監督の采配もドンピシャといったところでしょうか。

2-0となった後半は富山も攻勢を掛けて押し込まれる場面が長くなりかけたところで、ケンペスが突き放してくれました。
ケンペスがDFの背後から奪ったボールを谷澤に展開・・・と思ったら、その谷澤の背後から富山DFがボールをカット、のはずがあろう事かボールは再びケンペスの足元に戻り、左足一閃で3点目。
バックスタンドから見ていて、富山DFのカットしたボールがちょうど谷澤にパスを出して欲しいと思った通りの軌道でケンペスに渡った非常にラッキーなゴールでした。

このまま楽勝ムードで終わりかなと思いきや、そうは問屋が卸さない。
FKから立て続けに2失点。
もう2失点目が決まった時は思わず笑ってしまうほど、「何やってんの」状態。
これで楽勝ムードから一気にガチモードに切り替わり、それまで運動量が少なくなってきたジェフの選手が再起動したかの如く動き出し、ジェフサポの応援もボリュームが上がり、思わぬ形でフクアリが一体感に包まれ良い雰囲気になりました(笑)
最後は何とか逃げ切り成功ですっきりしないながらも勝ち点3ゲット。
実感は湧かないものの3連勝となりました。

順位も何となく上がってきましたが、まだまだ今の時期は勝ち点を積み上げる時期なので、次もホームですから勝ち点3をめざしてがんばりたいところです。

ところで、1万人プロジェクトについてちょっとだけ。
いつものようにSA自由席ホーム側2階に居たのですが、それほど席が埋まっている感じは無く「たぶんこれは超えてないぞ」と試合開始直後の実感でした。
で、そこからの興味は「クラブはどういう形でこの事実を伝えるのか」に変わりました(笑)
結果的には「本日の入場者数9,399人」となりフクアリ全体が「あぁぁ・・・」となったのですが、私の感想はよくぞありのままに発表してくれたなあと。
クラブとして当然の対応なのですが、事前のPRにも、そして達成の際には配布する予定だった引換券にも、それなりのコストが掛っていた訳ですからね。
そう簡単には諦められない部分もあったであろうなかで、ちゃんと未達成の対応が出来たクラブに拍手を送りたいと思った次第です。

でも1万人集めることが出来なかったのは私たちサポにも責任がある訳で、選手が頑張っている中で私たちも頑張らないと。

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2013/04/01

2013J2第6節千葉-北九州(フクアリ)観戦メモ

ようやくホームで勝てました。
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3月31日(日) 2013 J2リーグ戦 第6節
千葉 6 - 1 北九州 (16:03/フクアリ/7,185人)
得点者:4' 大岩一貴(千葉)、15' ケンペス(千葉)、45'+1 ケンペス(千葉)、46' ケンペス(千葉)、61' ケンペス(千葉)、67' 鈴木修人(北九州)、89' ジャイール(千葉)
【主審】松尾 一【副審】八木 あかね/聳城 巧
【天候】曇 7.3℃ 80%
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雨は何とか降らなかったものの、真冬のような寒さに包まれたフクアリ。
開幕戦の札幌戦、第4節の鳥取戦と、どうしてもゴールが生まれず苦しみ抜いた先に大量得点勝利が待っていました。
きっと、こういう事をケチャップドバドバと言うのでしょう。

この日の話題は右SBの米倉選手。
試合終盤に超攻撃的な選手交代の末に米倉選手がSBにまわるというのなら分かりますが、スタメンからDF登録でSBと言うのはホント驚きました。

ただ、試合が始まってみると意外とハマったというか、いきなりゴールという分かりやすい形で効果が現れました。
ジャイール選手が出したスルーパスに長い距離をトップスピードで駆け上がった米倉選手が追い付き右からマイナス気味のクロス。ゴール前でDFに触れられたボールは逆サイドにフリーだった大岩選手の足元に収まりズドンと先制。
右SBのクロスを左SBの選手が決めるというゴールは高揚感たっぷり。

そして、6点目となったジャイール選手のゴールもフィジカル的に苦しい時間帯に米倉選手が長い距離を走って上げたクロスを頭で押し込んだ結果。

そういう意味で不慣れなポジションで2アシストという結果を残した米倉選手がヒーローとなるべき試合でした。
しかし、この日の主役でありヒーローとなったのは4ゴールのケンペス選手。

ここ数試合どうも周囲と合わず苦しんでいる様子がアリアリだったケンペス選手ですが、どういう訳かこの試合は大当たり。
北九州の守備がケンペス選手をフリーにしすぎた面も否めませんが、フリーにするとこれだけ爆発する選手であることが分かった試合となりました。

次節からは益々マークされることは間違いないでしょうけど、そしたら他の選手のマークが緩くなったり2列目からの攻め上がりが有効になったりと、可能性が広がるチャンス。
チームとして良い方向に持っていきたい所です。

ただ、大勝した割に試合内容は落ち着かないというか、主導権をがっちりと掴みきれないままバタバタと攻められた感じで、守備面でいくつか課題があった事も事実。
米倉選手のSB起用がトリガーになっている事もあると思いますが、チームとしての守り方、試合の運び方をもっと高める事が必要かなと思いました。

6試合闘って2勝1敗3分の勝ち点9となりましたが、まだまだ勝ち点が足りません。
今回の大勝に浮かれることなく、3月に失った勝ち点を4月で奪い返してお釣りがくるよう、がんばりましょ。

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2013/03/22

2013J2第4節千葉-鳥取(フクアリ)観戦メモ

今は我慢する時・・・
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3月20日(水) 2013 J2リーグ戦 第4節
千葉 1 - 1 鳥取 (15:03/フクアリ/8,386人)
得点者:23' 谷澤達也(千葉)、61' 奥山泰裕(鳥取)
【主審】前田 拓哉【副審】大西 保/清水 崇之
【天候】曇 20.1℃ 56%
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「ジェフが2位の鳥取から勝ち点3を取れなかったことに対し、ガッカリするようなチームでしたか?」
と、かつての監督が言ったか言わないか分かりませんが、普通に考えるとガッカリですわなあ。

前半を見る限り、中2日のためか選手から動きの重さは若干感じたものの、鳥取のシュートをゼロに抑えながら、良い形で先制点も取れた事でこの試合勝ち切る事は必須でした。

確かに失点の場面は、明らかに選手のミスを突かれた形なので悔しいけどしょうがないというか、ミスをしたと思った選手は次の試合で取り返してくれればそれで良いと思います。

課題とすべきは、前半のうちにもう1点取れなかった攻撃かと。

栃木戦と違い前線から激しいプレスを受けることもなく、ボールを大きく左右前後に動かす事は出来ているけど、そこから先がバタバタモタモタで歯がゆさを感じます。
理由はいくつかあると思いますが、ここは鈴木監督が何とかするのではなく選手同士で徹底的に話し合った方が良いでしょう。

それと何より、鳥取がコイントスで逆エンドを取ってきたことで、前半のうちに勝負を決するくらいの勢いが欲しかった。
昨年までの熊本じゃないけど逆エンドを取られちゃうと本当に腹立たしい。だから、フクアリで逆エンドを取ることが何の意味も成さない事を示さなければならないと思うんだな。そのためには私たちも前半から120%で選手を後押ししなければならないけど、それによって「フクアリで逆エンドを取っちゃうとヤバい」と他チームに思わせないと。
そういう意味でホント悔しい試合でした。

でも、どんなに歯がゆくても、どんなに悔しくても、試合直後に短絡的にブーイングすることはもう卒業したいやね。
バクスタでは「金返せ!」なんて叫ぶ方も居ましたが、負の感情を選手にぶつけるよりも、選手をしっかりと後押しする姿勢を示した方が効果的なような気がします。
試合後に英二郎と奥山に送ったような大きな拍手を、うな垂れるジェフの選手にも送りたいと素直に感じました。
J2も4年目でJ1昇格はこのクラブにとって通過点ではなく大きな目標で悲願になってしまっている訳ですからね。
みんなで一つにならないと。

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2013/03/18

2013J2第3節栃木-千葉(グリスタ)観戦メモ

大丈夫。
ここで得た勝ち点1は、秋にはきっと大きな価値になる。
といいなあ・・・
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3月17日(日) 2013 J2リーグ戦 第3節
栃木 0 - 0 千葉 (16:03/栃木グ/5,087人)
【主審】東城 穣【副審】唐紙 学志/竹田 明弘
【天候】晴 15.1℃ 47%
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2013シーズンのリーグ戦、初の観戦記ではありますが、もちろんフクアリでの開幕戦は現場で応援しておりました。
その試合の観戦記が無いのは、決して敗戦のショックが大きかったから・・・・では無いと言いたいのですが、多少のショックはありましたが、週明けの仕事がいろいろ忙しかったもので、書くタイミングを逸したということで、ご理解いただきたく、今節から何事も無かったように再開したいと。
以上、いいわけ終了。

しかしグリスタでは勝てませんなあ。
ここは2010年はメインスタンドで、2011年はゴール裏で、2012年はお休みして、今回2013年はバクスタで応援しましたが、今年も力及ばずでした。

実は、バクスタの前方の席に居たので、鈴木監督や選手らが試合後に話していたピッチ状態については、私もちょっと気になっておりました。芝の長さが不揃いと言うか、小さな凹凸が気になる感じ。
いずれにしても、そんな些細な事が恨めしく思われるくらい、この試合は上手くいかなかったという事ですね。

序盤から栃木の激しいプレスに手を焼いて、ショートカウンターから何度もピンチを招きましたが、撃たれたシュートがほとんど枠外でホント助かりました。
それと、目立ってしまったのがジェフの左サイド。
間違い無く栃木にボール奪取ポイントとして狙われたのがキムだと思いますが、問題はジェフの選手もそれを十分に理解していたのに対応しきれなかったことでしょう。というか、DFラインを高く保ちジェフの前線のスペースを潰していた栃木の守り方が上手かったという事なのかもしれません。

このポイントは、今後他チームも突いてくるでしょうから、チームとして何とか打開策を持ちたいところ。

そんな苦しい試合でも、チャンスは必ずやってくる物で、ジャイールに代わってナムが入った後半30分頃に決定的な得点機が何度かありました。
ほとんどナムが絡んだチャンスでしたが、ここで何とか1点欲しかったなあ。
もう苦しい時間帯が多かったので、ゴール直後にアホになる準備は十分に出来ていたんですが(笑)

あと触れておかなければならないのが岡本を中心とした守備陣の頑張り。
後半に何度も失点を覚悟した場面がありましたが、全て弾き返してくれたことで得た勝ち点1と言っていいでしょう。

まあ、いろいろネガティブな感情も多々湧いてくるような試合でしたが、次の試合は水曜日にやってきます。
素早く切り替えて、ホームフクアリでの鳥取戦に集中しましょう。

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