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2013/12/02

2013J1昇格プレーオフ準決勝 徳島-千葉(ポカスタ)観戦メモ

J2で4回目の12月を向かえたわけで。
4度目の昇格失敗です。
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12月1日(日) 2013 J1昇格プレーオフ 準決勝
徳島 1 - 1 千葉 (14:04/鳴門大塚/9,301人)
得点者:37' ドウグラス(徳島)、40' 山口智(千葉)
【主審】吉田 寿光【副審】八木 あかね/山際 将史
【天候】晴 13.9℃ 53%
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1年前の国立では試合終了の直後から目の前が真っ白になって現実を受け入れるのに時間が掛かりましたが、今年の最後は淡々と向かえる事が出来ました。あ、でも涙は出ましたよ。昨年ほどではありませんでしたが。
どんな悔しさも悲しさも4度目ともなると慣れてしまうもんだね。
正確に表現すると「慣れた」というより、この試合を向かえるまでに期待より不安の方が大きかったので、負ける覚悟は出来ていたのかもしれません。

試合を振り返ると、その不安の部分が見事に的中したような内容。
不安の部分というのは「決めるべきときに決められない」ことなんですけどね。

日本で有名なとあるサッカー選手が「ゴールはケチャップでドバドバ」と申しておりましたが、この1年間は特にこの言葉そのもののようなサッカーでした。
昨日の試合では後半だけでも、ケンペス選手、米倉選手、森本選手のうち誰かが一人でも決定的なチャンスで決めてくれれば、国立に行けた訳です。
こんな感じの試合が開幕戦以降1年間ずっと続いたので、昨日の試合だけ悔やんでも今更な感じなんですけどね。

それ以外の部分では、非常にいい内容だったと思います。キムヒョヌン選手のPKに繋がったファールも含めてたくさんミスはありましたが、選手同士が互いにカバーし合ってしっかりと試合を組み立てていたと思うし、何より、勝ちたいという選手の気持ちが十分過ぎるくらい伝わってくるプレーがたくさんありました。

でも、勝てなかった。

なぜか。

徳島から車を運転しながらずっと考えていましたが、いろいろ思い当たりすぎて、逆にまとまらず結論は出せませんでした。
恐らく、ここ数年のジェフのクラブ内でも同じ事が起こっているんじゃないかな。
ど素人でクラブ外の私でも、勝てない理由がたくさん思い当たるって事は、ジェフに関わる大勢の方々がいろいろな事を言ってるんだろうなと。無責任に。(あくまでも私の勝手な妄想です・・・)

そんな中でも例えば「こういうサッカーをしたい!」「こういうクラブになりたい!」「こういう雰囲気のチームにしたい!」というような明確な理念というか、ポリシーというか、ビジョンというか、フィロソフィーというか、コミットメントというか、組織として「何のためにサッカーをやるのか」「そのために選手やクラブスタッフが何を優先して考え、どんな行動をするのか」という基本的な部分をもう一回考えて、一度決めたら徹底的にその実現を目指すしかないのかなと。
組織として本当に基本的な部分ですが、2009年のJ2降格も含めて5年も連続して最低限の目標ていうかノルマを達成出来ていない状況は、普通に考えると本当に許される事ではないですからね。門外漢ながらこんな事も考えてしまうのですよ。

それと、岡田武史さんがあるテレビ番組で「神様は細部に宿る」と申されておりましたが、目の前の勝利の為には「まいっか」「こんなもんでいいか」的な考え方は絶対にあり得ないってくらいの姿勢で、全ての事に向き合わなければならないのかな。サッカーだけではなく総務とか経理とか運営とかクラブ内で仕事をされているスタッフの方々も、私たちサポーターも勝負に拘らなければJ1昇格は出来ないのかも。

でも、どんなにJ1昇格のためとは言っても辛いだけでは長続きしませんから、楽しみながら出来るようにならないと意味がないし、勢いも無くなってしまいます。
てことで、来年も引き続き出来の悪いジェフをトコトン楽しみたいと思いました(笑)

皆さま今年も1年間お疲れさまでした。
今年は例年に増して辛い12月と1月になりそうな悪寒もしますが、それも含めて楽しみましょう。
そして、2014年は皆でもっと頑張りましょう。

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最後までお読みいただき感謝です。

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