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2012/11/27

2012J1昇格プレーオフ決勝 大分-千葉(国立)観戦メモ

昇格したかった・・・
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11月23日(金) 2012 J1昇格プレーオフ 決勝
大分 1 - 0 千葉 (13:05/国立/27,433人)
得点者:86' 林丈統(大分)
【主審】西村 雄一【副審】相樂 亨/山口 博司
【天候】曇のち雨 11.4℃ 70%
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西村主審が両腕を空に向けた次の瞬間、目の前が真っ白になり、気がつくとイスに座り込み雨空を見上げていました。

プレーオフ進出決定以降、国立での勝利・昇格を信じて疑わず、ここで敗れ散ることなど全く考えることなく雨の中であらん限りの声を振り絞りました。
基本的に私は用心深い方の性格で、今まで大事な試合の前はジェフの勝利を信じながらも、必要以上に自分が傷付かぬように頭の片隅には、負ける可能性も想定しながら応援していました。
でもなぜかこの試合では「絶対に昇格できる」と根拠のない確信を持ち続けてました。

あと90分で苦しかった3年間のJ2暮らしからやっと解放される。
その思いは用心深い私の性格を変質させ、異常な高揚感を生みだしていたのかもしれません。

でも現実は甘くはなかった。

幾度となく大分ゴール前まで攻め込み、決定的なシュートを何本も放ち続けながらゴールネットを揺さぶる事が出来ずもがき続けながらも、終盤に「このままでも昇格できる・・・」という微かな光が見えた瞬間、林のループシュートで地獄に突き落とされました。

長い期間、ジェフを見続けておりますが、悔しくて涙が出たのはこの試合が初めて。

試合が終わって、うなだれるジェフの選手に向かって泣きながらプライドを歌い、薄暗いコンコースで長い時間を掛けて身支度と気持ちを整えて、代々木門から国立を出たことは覚えてます。
その後は、もう誰にも会いたくなかったし、身も心もずぶ濡れの姿を誰にも見られたくはなかったので、一心不乱に代々木駅まで歩き、冷え切った身体に温かい物を入れたくて駅構内のそば屋に駆けこみました。
客は私一人の店内で、愛想の無い店員のオヤジから天ぷらそばを受け取り、熱いそばを口の中に突っ込むと、なぜか鼻水と涙が一気にどばぁと溢れだし、悔しさがぶり返してもう情けないやら恥ずかしいやら。
昼下がりの駅のそば屋で一人で泣きながらそばを食うおっさんの姿は、なんと不気味な光景か。

三連休は家族から腫物を触るように気を使われ、週明けの月曜火曜も会社内では誰も私にサッカーの話題を振ってこないので、ここでも気を使われているんでしょう。

でも、未だ気持ちがへし折れたままで前を向ける状況になれそうもありません。

すいません。
カラ元気でも威勢の良い言葉を発信できるようになるまで、もうちょっと時間をください。

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2012/11/22

J1へ

いよいよ決戦前日となりました。

今週は普通に仕事をしていても、頭の片隅に次の試合の事が常に残っている状況で何となくそわそわしながらの3日間でした。
初の昇格プレーオフということもあってか、普段はJ2をスルーする地上波テレビやスポーツ新聞などの既存メディアも特段の扱いで煽りたて、それに便乗するかの如く、瑣末な人事ネタをリークするアホも出る始末。
更に、Jリーグの公式メディアであるJ'Goalでも何か勇み足があったご様子。
こんな感じで、23日の試合に向けて、いろんな人の様々な思惑が噴出しまくる3日間でもありました。

でも、そんな外野の雑音に惑わされず、当事者である私たちはこの試合に集中しなければなりません。

かつてジェフにとって国立競技場は相性が良いスタジアムとは言い難い時期がありましたが、2005年のナビスコFINAL以降は、良い思い出の方が多い場所です。
直近では2009年FC東京戦での逆転勝利の試合が記憶もあり、良いイメージで試合に挑むことができます。

そして、3年間で味わった悔し涙を残り90分で燃やし尽くします。

全ては再び華やかなJ1の舞台に上がるため。

当日は俺たちの蒲田健さんに選手紹介をしていただけるとの朗報もありました。
私たちジェフサポにとって何より嬉しい援軍です。

天気予報では23日は雨マークが付いていますが、この試合は華やかである必要はないと考えていますので、雨の方がちょうど良いくらい。

絶対に勝ってJ1に行く。

それだけを考えながら、残り1日を過ごします。

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2012/11/19

2012J1昇格プレーオフ準決勝 横浜FC-千葉(ニッパツ)観戦メモ

いくぜ国立!
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11月18日(日) 2012 J1昇格プレーオフ 準決勝
横浜FC 0 - 4 千葉 (14:03/ニッパ球/10,594人)
得点者:35' 藤田祥史(千葉)、53' 米倉恒貴(千葉)、58' 藤田祥史(千葉)、88' 佐藤健太郎(千葉)
【主審】村上 伸次【副審】大塚 晴弘/宮島 一代
【天候】晴 15.3℃ 23%
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この試合に勝てば・・・とか、この大事な一戦・・・とか、試合前に必要以上に入れ込みすぎるとロクな事が無い事は、長年ジェフサポをやっていて十分学習していますので、この日は平常心で横浜に向かいました。
と言いながら、横浜駅から徒歩でスタジアムに向かったのは、過去にバスを利用して三ッ沢に向かった試合に勝てていない事が気になっていたからで、その時点でもはや平常心では無かった事は内緒です。

汗だくになりながら急勾配を登りきったその先には、黄色いジェフサポの長蛇の列。

そんな大勢のジェフサポにより作り上げたスタジアムの雰囲気は本当に素晴らしかった。
私はバックスタンドの中央寄りにいたのですが、ピッチの半分をゴール裏・メイン・バックの三方から取り囲むように送り続けた応援は間違いなく試合結果に反映出来ていたと思います。

試合内容はもう沢山の方がご紹介されていますので割愛しますが、まずは勝利する事が出来てホッとしました。

先制点を取るまでドキドキ。
早く2点目を取らないと同点にされてしまうとドキドキ。
3点目を入れる前に失点して2-1になってしまうと追い上げムードが高まってしまうとドキドキ。
とまあ、藤田のゴラッソで3-0になるまでドキドキな試合でした。

さあ、これで次は国立。
相手は3位京都を4-0で下した大分。
ある意味想定通りの展開ではありますが、先月リーグ戦での逆転負けの記憶が鮮明に残っているだけに嫌らしい相手です。

文字通り、泣いても笑っても残り1試合。
ナビスコFINALとは全く違う緊張感が高まる一戦ですが、これまで散々味わってきた悔しさを全て昇華させて歓喜に変える試合にしたいと思います。

大丈夫、ジェフの選手たちは国立のピッチで躍動してくれます。

全てを残り90分に込めて。

WIN BY ALL!!!

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2012/11/09

対戦相手もUNITED

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会4回戦の対戦相手が、昨日のオープンドローにより決まりました。

4回戦の対戦相手は、福島ユナイテッドFC。

天皇杯は福島県代表としての出場ですが、所属カテゴリーは東北社会人リーグ1部。J1から数えると国内では4部リーグのカテゴリーです。

ジェフ21年の歴史の中で、「ユナイテッド」を冠するクラブとは初めての公式戦ではないでしょうか。

しかしそれよりも、福島県内で働いている私的にはこの組み合わせはグッとくるものがあります。

私が福島県に転勤した2010年、福島ユナイテッドは運営資金ショートの恐れがあるとして「緊急事態宣言」を自ら発し、運営体制を刷新して再出発した2011年に東日本大震災。
原発事故の影響もあり、退団する所属選手が居る中でなんとか活動を継続して東北社会人リーグ1部で優勝。その後の地域リーグ決勝では1次ラウンドで敗退してJFL昇格はなりませんでしたが、今年も東北社会人リーグで優勝し11/16からの地域リーグ決勝の出場を決めているなど、福島県内で働く者として印象的な活動が続いているクラブです。

そんな福島ユナイテッドFCと対戦する天皇杯4回戦ですが、ホームフクアリでの試合ですから当然負ける訳にいきません。
恐らく今シーズンフクアリで行う最後の試合、しっかりと勝利して準々決勝にコマを進めましょう。

と、その前にJ1昇格も決めちゃいましょう。

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2012/11/08

11月8日

もたもたしてる間に3年の月日が流れてしまいました。

でも、決して忘れませんよ。2009年11月8日の事は。

3年前のあの日以来、あのスタジアムには一度も足を運んでおりません。

2013年、あのスタジアムで勝ち点3を奪い取り、絶対にあの曲を声高らかに歌ってやる。

「へ~なへ~なへな・・・」

てね。

絶対に上がってやる。

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2012/11/07

2012J2第41節千葉-松本(フクアリ)観戦メモ

ご無沙汰でございます。
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11月4日(日) 2012 J2リーグ戦 第41節
千葉 2 - 0 松本 (16:03/フクアリ/14,487人)
得点者:14' 藤田祥史(千葉)、59' 山口智(千葉)
【主審】扇谷 健司【副審】名木 利幸/唐紙 学志
【天候】晴 15.4℃ 31%
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約一ヶ月半ぶりのblog更新です。
まあ、ジェフの不甲斐無い成績に疲れ果て何もかもが嫌になっていた訳ではないのですが、いろいろ忙しい環境の中でblogを書く気が失せていたというのが正直なところでありまして、そのうち書くよと思いながらダラダラと時が流れ気がつくとホーム最終戦となったので、尻に火がついて書いている有り様でございます。

J2暮らしも3年目も終わりに近づいておりますが、残念ながらクラブとしてその3年間の経験を積み重ねてきたわけでもなく、毎年シーズン途中で監督を更迭しながら自らリセットボタンを押してきたジェフにとって、残り2試合の段階で昇格の可能性があることをありがたく思わなければなりません。

そんな事を考えながら訪れたホームフクアリで対戦するは、JFLからJ2に昇格して1年目の松本山雅FC。
4月のアルウィンでの試合では攻めても攻めてもゴールをこじ開ける事が出来ず、逆に終盤ワンチャンスを決められる屈辱的な敗戦を喫している相手ですから、ホームフクアリでしっかりとお返ししたいところ。
というより、J1昇格のために勝ち点3を積み上げなければならない試合です。

試合の方は若干ヒヤッとする場面はあったものの、総じて危なげない試合展開でしっかりと勝利。

松本の前線からのプレスをクールにかわしながら、両サイドを完全制圧して、セカンドボールも支配して分厚い攻撃が出来ていました。
松本の緩いプレスや簡単に数的有利の状況を作らせてもらえる守備を差し引いても、今シーズン木山監督がやりたかったサッカーが形になって見えた事は喜ばしいことで、今後の1試合プラスアルファの闘いでも大きな武器になると信じています。
また、スタメン出場の米倉や途中出場の大塚が、チームの中で機能して楽しそうにプレーしている姿が非常に印象的でした。
この2人にはもっと早く活躍して欲しい選手でしたが、その分これからの試合で暴れまくってくれるでしょう。

それと怪我をしていた選手が戻りつつあることも朗報です。
後半アディショナルタイムの短い時間なからも深井が出場した事はチームにとって大きな勇気になるし、今後もサブメンバーが充実出来れば昇格ライバルにとって脅威になるはずです。

この試合が終了した時点で、2位から5位までのライバルが全て勝利したために、順位は6位のままで自動昇格できる2位になる可能性も無くなってしまいました。

でも、昇格プレイオフに参加できる3位から6位でシーズンを終える事が確定。
他のプレイオフ出場のライバルより1週間早く、明確な目標設定と、気持ちの切り替えが出来るアドバンテージを得る事ができました。

さあここからは総力戦。
全てはJ1昇格のために総力を結集して、目の前の千載一遇のチャンスをがっちり掴みましょう。

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2012/11/06

今日のガマちゃんver.2012/11/4

さあお待たせいたしました!
続いてはあなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
2012レギュラーシーズンホーム最終戦!
全ての思いをぶつけてください!

ゴールキーパー
「戸締りヨシ!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「嵐を呼び込むサイドの魔術師!」 No.33 高橋 峻希!
ディフェンダー
「ゴールをもぎ取る力も一級品!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「全てのプレーにメッセージ有り!」 NO.5 山口 智!
ディフェンダー
「そのクロスが昇格への懸け橋!」 No.27 渡邊 圭二!
ミッドフィルダー
「サッと奪って、ササッとチャンスメイク!」 No.16 佐藤 健太郎!
ミッドフィルダー
「不撓不屈のサムライ!」 No.7 佐藤 勇人!
ミッドフィルダー
「その半径2m異次元ワールド!」 No.39 谷澤 達也!
ミッドフィルダー
「ゴールへのシンフォニーを指揮するコンダクター!」 No.15 兵働 昭弘!
フォワード
「勝利へのミッション遂行者!」 No.11 米倉 恒貴!
フォワード
「頼れるゴールゲッター復活!」 No.18 藤田 祥史!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「気は優しくて力持ち!」 NO.21 大久保 択生!
ディフェンダー
「ゴリゴリ行ける若武者!」 No.29 大岩 一貴!
ミッドフィルダー
「ザ・万能型ユーティリティ!」 No.13 山口 慶!
フォワード
「一目瞭然フクアリステーションビル!」 No.8 トーレ ホグネ オーロイ!
フォワード
「帰ってキタァー!」 No.9 深井 正樹!
フォワード
「速い上手い面白い!三拍子そろった絶好調ストライカー!」 No.14 荒田 智之!
フォワード
「エレガントなパス!クレバーなシュート!そして常にクール!」 No.32 大塚 翔平!

監督
「歓喜の時を導く炎の指揮官!」 木山 隆之!

以上があなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
成すべきことはとてもシンプル!
全ての力で勝ちましょう!WIN BY ALL!!!

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