2012J2第25節千葉-甲府(フクアリ)観戦メモ
まだまだ、これから。
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7月22日(日) 2012 J2リーグ戦 第25節
千葉 0 - 1 甲府 (19:03/フクアリ/11,508人)
得点者:18' ダヴィ(甲府)
【主審】高山 啓義【副審】中野 卓/戸田 東吾
【天候】曇 22.8℃ 76%
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シュート数は「千葉15-3甲府」
このスタッツは見事にこの試合内容を表現しているといっていいでしょう。
攻めても攻めても点が入らない。
今シーズン、何度も経験した負けパターンであるのですが、今回もコテコテベタベタな落とし穴にハマったような試合でした。
前回(6/9)小瀬で対戦した甲府は、ボールを繋ぐチームでしたが、今回はその陰も形も全くない「結果重視」のチームとなっていたのには正直驚きました。
クラブを取り巻く環境と自チームの戦力を冷静に分析しながら目指すべきサッカーの形を体現しようとチャレンジする若き日本人監督が城福監督だと思っておりましたが・・・
非常に残念です。
まあ、ジェフも京都戦では似たような戦略で勝利している訳ですから声高に甲府の闘い方を批判できる立場では無いのですが、やっぱり何度も同じやり方で負けるのは本当に悔しいし、フラストレーションが溜まります。
そんな試合でも振り返る事で次の勝利に繋がる事を信じて振り返りますと、最大のポイントは前半15分までの時間帯で得点出来なかったことに尽きるでしょう。
甲府の4-3-3のワンボランチ左右のスペースを使いながら、左は深井、右は米倉が縦横無尽に走り回り次々にチャンスを演出しながらも、ゴールネットを揺らすことが出来ず。
ここまでは完全にジェフペースで試合が進みながら、甲府で唯一警戒しなければならないダヴィにやられてしまいました。
ジェフの左サイドでドリブル開始したダヴィに武田がスライディングで飛び込みボールを弾ませるも、ボールは無情にもダヴィの体で運ばれ突破を許し、続けて対応した智も武田と同じようにボールに飛び込むも、これまた同じようにダヴィに体でボールを運ばれ、GKのニアをぶち込まれ失点。
小瀬で完璧に抑え込んでいた相手にファーストチャンスであっさり決められると、ちょっとがっくりと来ちゃます。
ただ、武田と智の連続「ミス」は、言いかえれば前述の15分までの圧倒していた時間帯で決めきれなかった焦りが出たとも言えなくもなく、チーム全体で反省すべき失点でしょう。
今シーズン、先制を許した試合は7試合で1勝5敗1分と圧倒的に分が悪いのがジェフの特徴。
何としてもこの試合は逆転して勝ち点3を確保して欲しかったのですが、先制した甲府は落ち着きを取り戻しながら守備に軸足を移して、結局そのまま試合が終わってしまった感じでした。
後半、藤田に代わり新戦力のロボが登場して、DFを4人ぐらい引き連れながらパワフルにボールをキープするプレーに可能性を感じたのがせめてもの救いでした。
非常に残念な結果に終わった試合ですが、ここでもう一度自分の足元を見つめ直し、ファイティングポーズを取り直すよい機会であると捉えて前を向くしかないでしょう。
過去2年間の夏場失速のトラウマを払拭するため、この息苦しさから抜け出すため、頑張るしかないやね。
まだまだ、これからですよ。
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コメント
観戦応援お疲れ様でした。
マジ気付かなかったのですが聖地フクアリ残り9試合しかないのでしたね!!
正直また焦りのパターンになって来ました??
投稿: 下駄の親父 | 2012/07/25 14:50
息子が来たので私はA寄り自由にて観戦。雨あられ~のゴールきまりそうだったのよお~そこで1点はいっていればと悔やむ気持ち。荻は冴えてました。今日のえるごら水曜版の採点も高めなの。消化不良か狐に化かされ気分。後日帰京されたら確認して!せっかくこうさくさんDJして下さったのにね。
投稿: matti | 2012/07/25 20:09
>下駄の親父さま
コメントありがとうございます。
ホームで9試合も(アウェイでは8試合も)闘えるとポジティブに考えましょう。
>mattiさま
コメントありがとうございます。
シュート数では圧勝なんですがね。。。これがサッカーの恐ろしさですね。
今日のエルゴラは、週末に正座して読みます(笑)
投稿: speedster | 2012/07/25 22:46