2012J2第18節甲府-千葉(中銀スタ)観戦メモ
こういう勝ち方、嫌いじゃありませぬ。。。
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6月9日(土) 2012 J2リーグ戦 第18節
甲府 0 - 2 千葉 (16:03/中銀スタ/10,773人)
得点者:30' 米倉恒貴(千葉)、35' 山口智(千葉)
【主審】家本 政明【副審】山口 博司/山際 将史
【天候】曇 22.5℃ 61%
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前節の敗戦により勝つことが絶対条件となってしまった5位甲府との対戦。
甲府には現在J2得点王のダヴィが絶対的エースとして君臨。
そしてそのダヴィには2008年(当時は札幌)にやられた苦い記憶もあります。
ところが試合が始まってみると、甲府にボールを回され主導権を握られながらも、そのダヴィの前に2人のCBが立ちはだかり彼をイラつかせる事に成功。
その一人が竹内。
思い返すと竹内とダヴィは名古屋でチームメイトであったため、動きの癖や性格を知り尽くしていた可能性があります。(あくまでも推測に過ぎませんが・・・)
そしてもう一人が智。
これはもう役者が一枚も二枚も違った感じで、ダヴィの俊敏な動きに対して恐ろしい程の落ち着きっぷりで冷静に対処。ゴール裏から見える背番号5の頼もしさは尋常ではありませんでした。
そして30分。
前線の藤田のチェイシングにより甲府DF盛田のパスミスを誘い、それを拾った勇人が兵働に繋げ、右サイドの広大なスペースに絶妙パス。
そこにトップスピードで走り込んだ佑昌がボールに追いつくやいなやワンタッチでゴール前にグラウンダークロスを入れ、左サイドから走り込んだ米倉がスライディングアタック。
完璧に甲府の守備を崩した末の米倉のフィニッシュのはずが、アウェイゴール裏からはボールの行方が全く分からず、スタンド全体に「どうなった?」という沈黙が流れるも、ジェフの選手が1か所に集まり米倉をたたえる様子が見えてから、ジワジワと歓喜(笑)
ともかく明らかな劣勢からワンチャンスを確実に決めた先制点は非常に大きかった。
更に35分。
岡本から大岩に繋いだボールが勇人に渡り、ワンタッチで右サイドのDFライン裏にロングフィード。
ボールに一番近い位置の佑昌はタイミングが合わず早々にボールを追う事を諦めると、それを感じ取った甲府DF盛田もボールを追うスピードを緩めはじめました。
ところが左サイドから米倉が猛スピードでピッチを斜めに横断してボールに向かい、慌てた盛田が米倉の足元にスライディングして転倒させホイッスル。
左手でPKスポットを指し示す家本主審の姿がアウェイゴール裏からでも鮮明に確認でき、今度はタイムラグ無く歓喜爆発(笑)
智がPKをきっちり決めて2点目。
その後前半終了間際に甲府のドウグラスが藤田に対する危険なタックルで一発レッド。
この瞬間、この試合の行方が決してしまいました。
後半は中盤を薄くして前線の人数を確保した甲府が反撃に転じるも、単調な攻撃を繰り返すだけで怖さもなく、67分には孝太が投入されるも周りとの息が合わず空回り気味。
ジェフはジェフで攻撃に積極的ではないながらカウンターで甲府ゴールに迫るも決めきれず。
どうにも互いにモヤモヤな後半ながら、スコアは2-0のままタイムアップ。
決して甲府を圧倒する訳でもなく、かと言ってギリギリでもなく、大人の試合運びで勝ち点3を頂いたような試合でした。
これで再び勝ち点2.0/試合となり、最低限の目標ペースを取り戻しました。
これからは少しでも貯金が出来るよう1試合づつ闘うのみ。
まずはミッドウィークのホーム鳥取戦に集中です。
おまけ。
試合終了後のゴール裏のひととき
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コメント
米コールとお歌楽しかったわね。初の甲府遠征はすばらしかったわ。竹内選手のマークでだいぶダヴィはイライラしてる感じでした。そうか癖が判ってるのか、フムフム。鳥取戦のおかげで甲府の記憶が飛んでいます
投稿: matti | 2012/06/14 20:25
>mattiさま
コメントありがとうございます。
鳥取戦関係のエントリーを書こうかなと持ったら甲府戦の方で頂いちゃいましたね(笑)
これから書きますのでよろしかったご一読願います。
投稿: speedster | 2012/06/14 20:40