« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

2012/05/22

2012J2第15節千葉-熊本(フクアリ)観戦メモ

「前半で叩き潰せ!」
久しぶりにアドレナリンに火がついた試合でした。
Dsc00491
------------------------------------
5月20日(日) 2012 J2リーグ戦 第15節
千葉 4 - 0 熊本 (16:03/フクアリ/10,584人)
得点者:10' 藤田祥史(千葉)、19' 伊藤大介(千葉)、21' 田中佑昌(千葉)、48' 田中佑昌(千葉)
【主審】池内 明彦【副審】清野 裕介/岩田 浩義
【天候】曇 22.8℃ 39%
------------------------------------
過去2年フクアリでの熊本は、いや、高木監督は必ずコイントスで逆エンドを選択してきました。
これはジェフが後半ホーム側に攻める際の独特の雰囲気を軽減したいという狙いと、エンドを逆にすることでリズムを狂わせ精神的に揺さぶりたいという狙いからの行動だと推測しますが、残念ながらその効果はそれ程でもない事は高木監督も十分に理解しているはず。
しかし2度ある事は3度あるという諺の通り、今回もやってきました、逆エンド。

これには流石に憤りました。
なぜ正々堂々と闘わないのか。
そんなに後半のフクアリの雰囲気を嫌うのであれば、前半のうちに試合を決めてしまうだけ。
こんな姑息なチームに勝ち点を絶対に与えてはならない。
私自身最近は滅多にブーイングはしないのですが、気がつくと円陣を組む熊本の選手と、その後ポジションに突くGK岩丸に対して思いっきりブーイング(苦笑)
そんな事もあり、この日のフクアリは前半から後半のような熱い応援に包まれた非常に良い雰囲気となりました。

さて試合。
熊本がドン引きで守り倒し、一発カウンターかセットプレー狙いのサッカーをしてくるだろうという戦前の予想は見事に覆され、ラインを高く保ちながらジェフのボールホルダーにガシガシと当たってくる熊本。しかもラフに。
多少のファールも厭わない熊本の当たりと、それに対して流し気味の判定を繰り返す池内主審に苛立ってもおかしくはない状況でしたが、ジェフの選手達は冷静でした。
細かいパスワークでプレスをかわすと、あっという間に先制点。

左サイドでボールを持った武田が数的不利の状況で、見事なクロスボールを入れて、藤田がニアで合わせる鮮やかなゴール。

更に中央で華麗なパス回しから大介が美しいミドルを叩きこみ2点目。

そして2分後、今度は右サイドに展開したボールを大岩がダイレクトでアーリークロス、それを田中がニアで合わせて3点目。

実に愉快痛快な前半で、熊本の選手の戦意を萎えさせるのには十分でしたが、攻撃の勢いは衰えず後半開始早々には深井が左サイドを深くえぐり中央に入れたクロスを田中が押し込み4点目。

過去2年間、熊本戦で味わったイライラを昇華させるかのような無慈悲で圧倒的な試合展開。
4-0となりお腹も一杯となった状況で、選手も集中を切らしたのか、終盤は熊本に攻め込まれる場面もありましたが、そこは岡本の守備範囲。
今シーズン9度目のクリーンシートで試合終了となりました。

なかなか連勝も出来なかったチームが5連勝。
しかしシーズン序盤のもたつきをやっと取り戻しただけに過ぎず、ここから更に勝ち点を積み上げないと上位に留まる事は出来ません。
そしてツーロン国際(U23代表)に大岩が召集されたため、次節から最大2試合不在。
更にミルジも豪州代表でW杯アジア最終予選に招集されたため(たぶん岐阜戦から)約3試合不在となります。

てことで、満心や油断もする暇もなく、これからも一戦づつ闘い続けるしかありません。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2012/05/21

今日のガマちゃんver.2012/5/20

さあお待たせいたしました!
続いてはヤックス様の袋同様幸せいっぱい充実感満載の
あなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!

ゴールキーパー
「微笑みの守護神今日も万端!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「伸び代無限の若武者!」 No.23 武田 英二郎!
ディフェンダー
「鉄壁の守備、ひと呼んでタケナチオ!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「これぞプロフェッショナル!」 No.5 山口 智!
ディフェンダー
「ロンドンへの道を着実に駆け上がる若頭!」 NO.29 大岩 一貴!
ミッドフィルダー
「アイデアきらめくレフティマジシャン!」 No.15 兵働 昭弘!
ミッドフィルダー
「中盤に絶対の安定をもたらす仕事人!」 No.16 佐藤 健太郎!
ミッドフィルダー
「野人魂今日も炸裂!」 No.19 田中 佑昌!
ミッドフィルダー
「攻撃パターンは星の数!」 No.20 伊藤 大介!
フォワード
「芸術的なシュートも決めちゃいます!」 No.18 藤田 祥史!
フォワード
「ピッチを切り裂く黄色い稲妻!」 No.9 深井 正樹!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「出動体勢整ってます!」 NO.17 櫛野 亮!
ディフェンダー
「全てに対応するポリバレント!」 No.4 青木 良太!
ディフェンダー
「攻めに守りに効きます!」 No.6 マーク ダニエル ミリガン!
ミッドフィルダー
「待ってました、サムライキャプテン!」 No.7 佐藤 勇人!
フォワード
「サッカー界のスカイツリーここにあり!」 No.8 トーレ ホグネ オーロイ!
フォワード
「攻撃のバリエーション、袋詰め放題!」 No.10 レジナルド フェレイラ ダ シルバ!
フォワード
「キレと活きの良さで勝負!」 No.32 大塚 翔平!

監督
「情熱を燃焼し感動を与える弛みなき指揮官!」 木山 隆之!

以上があなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
胸にでっかいファイトが燃える!ゆくぞ勝利のゴールまで!
GOAL!GOAL!GOAL!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/05/14

2012J2第14節町田-千葉(町田)観戦メモ

ガハハハ!快勝!大勝!
Dsc00485
------------------------------------
5月13日(日) 2012 J2リーグ戦 第14節
町田 1 - 6 千葉 (13:04/町田/6,173人)
得点者:3' 田中佑昌(千葉)、41' 藤田祥史(千葉)、59' 深井正樹(千葉)、62' 田中佑昌(千葉)、69' 平本一樹(町田)、75' 藤田祥史(千葉)、79' 田中佑昌(千葉)
【主審】井上 知大【副審】安元 利充/川崎 秋仁
【天候】晴 24.1℃ 35%
------------------------------------
何なんだろ。

6点取って勝った試合って、5年前のこと。ましてやアウェイで6点取ったのってクラブ史上初なんだとか。

だったら素直に喜びましょうよ。

確かに前半だけを見る限り、とても後半に4点取るような試合展開では無かったし、2-0でハーフタイムを迎えるのが不思議なくらいの雰囲気だった事は認めます。

だけど、最終的に6ゴール奪って失点を1に抑えて勝ったのはジェフ。
サッカーはポゼッションやシュート数を競うスポーツではありません。
ましてや今シーズンは22本のシュートを放っても1点しか奪えず勝てなかった試合もあったし。

なので、アウェイの地で6-1での勝利、シュート数11で6ゴールなんて、もうアホになるくらいに喜びましたよ。

だってここ数年、アウェイに行って勝利出来たのって何試合あります?
ポゼッションも、シュート数も、現地のサポの数も、圧倒的に上回っているのにコロッと負けちゃった試合って何試合ありました?
そう考えると素直に喜ばずにはいられないでしょう。

とは言っても、この試合は現地でほとんど試合展開が解らないゴール裏で声を出して応援していたので、選手が苦しんでいる事は理解できても具体的に何が悪いのかさっぱり解らない環境でしたからね。
私が一番幸せなジェフサポだったのでしょうね(笑)

てことで、今回は詳細な試合の感想は無しでございます。

その代わりと言っちゃあ何ですが、試合後の祭りの様子をちょっとご紹介。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012/05/08

2012J2第13節千葉-愛媛(フクアリ)観戦メモ

Kappaプレゼンツ・フレンドシップデーという事で、この日お披露目されたビッグジャージフラッグ。
強風のため、ゴール裏上層スタンドを使わず広げられたビッグジャージを見て、スタンドにもたれかかる大巨人を想像してしまったのは内緒です・・・
Dsc00477
------------------------------------
5月6日(日) 2012 J2リーグ戦 第13節
千葉 1 - 0 愛媛 (16:03/フクアリ/10,967人)
得点者:76' 田中佑昌(千葉)
【主審】岡部 拓人【副審】平野 伸一/笹沢 潤
【天候】晴一時雨 18.4℃ 61%
------------------------------------
とりあえず勝てて良かった良かった。
愛媛はなかなかしぶといチームでした。さすが首位(当時)の湘南に初黒星を付け、現首位の山形に2点ビハインドから追いついたチームです。
そんな愛媛の攻撃を完封し、自慢の攻撃力で撃破して3連勝!
と喜びたい所ですが、現実は息も絶え絶えでやっと勝った・・・という感じでしょうか。
正直「やられた・・・」と失点を覚悟した場面は3回、いや4回くらいあったでしょうか。中盤で奪われたボールを1タッチ2タッチで繋がれ、もしくはDFラインからラフに蹴りだされたロングボールを繋がれ、あっという間にゴール前まで運んでしまう鋭いカウンターは敵ながらあっぱれでした。
それでも無失点で勝てたのはGK岡本の踏ん張りに尽きるでしょう。
スカパー解説者のMyベストプレーヤーは得点者の田中佑昌でしたが、私のベストプレーヤーは岡本です。
本来活躍が目立っては困るポジションではありますが、サッカーは11人でやるスポーツ。チームメイトのミスを帳消しにする活躍なんてカッコ良すぎだよ。

てことで、GWの中2日の4連戦は3勝1分。
それまでアウェイでの勝負弱さを露呈して連勝も出来なかったチームとは思えないくらい素晴らしい結果です。
その最大の要因として考えられるのは、前線から中盤の選手のターンオーバーでしょう。
思い起こせばちょうど2年前。同じくGWの連戦をほぼメンバーを固定して闘い続け、それなりの結果は出し続けられたものの、チームとしてのオプションを見いだせないまま夏場に失速してしまった事を考えれば、今回様々な選手の組み合わせを試しながら結果を出せた事は非常に大きい成果だと思います。
やはり長いシーズンの中でチームを進化し続けなければ上位には残れません。
今後、勇人や米倉のケガ人復帰による更なるチームの進化を期待したい所です。

それと、過去2シーズンと今シーズンの決定的な違いはスタートダッシュに失敗してからの這い上がり。
やっぱり追いかけられるより追いかける立場の方が、チーム勢いが出易い。
何とか上位陣に食らい続ける事が出来るよう、次もまた頑張りますよ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »