2012J2第10節千葉-富山(フクアリ)観戦メモ
むむむ、むむ・・・な、試合でした。
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4月27日(金) 2012 J2リーグ戦 第10節
千葉 1 - 1 富山 (19:03/フクアリ/6,235人)
得点者:69' マークミリガン(千葉)、79' ソヨンドク(富山)
【主審】野田 祐樹【副審】下村 昌昭/和角 敏之
【天候】曇のち雨 17.1℃ 92%
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今年のちばぎんカップの後、「今シーズンは我慢して見守る」と自分で当blogで書いておきながら、シーズンが始まるとすっかり忘れておりました。
勘違いしてはいけません。やっぱり、今年は我慢のシーズンなんですよ。
昨年と一昨年はシーズン序盤は何とか勝ち点を積み重ねられていたので、チームで解決しなければならない課題が積み残されたまま、夏場以降に失速。再浮上も出来ぬまま不甲斐ないシーズンを2年も繰り返してしまいました。
今年は序盤で結果が出せていない分、問題点が鮮明に顕在化していると思えば良いだけ。
いろいろ悩ましい問題ばかりだと思いますが、木山監督にはしっかりと前を見据えぶれずにスタイルを貫いて欲しいと思います。
と、私の思いを最初に書き殴りましたが、試合内容に関しては私の印象は決して悪くありませんでした。
まずはミルジ。
岡山戦右SB起用で可もなく不可もないプレーを見せたミルジが、この日はボランチ起用。
同じボランチの佐藤健太郎が守備に重心を置くプレースタイルな為か、やや前への推進力としては弱かったものの、逆にチームに守備の安定感をもたらしていました。贅沢を言えば、攻撃の場面でもっとSHやFWの手助けとなる顔の出し方をして欲しかったと思いますが、勇人が負傷離脱している中で、貴重なボランチとして目途が立ったのではないでしょうか。
それと前節の初出場から今節スタメン起用された大塚。
さすがガンバユース出身の逸材というだけあって、随所に上手いプレーを見せてくれました。しかしながら周囲との連携が全く合いませんでした。本人はもっと荒田と近い距離でプレーしなければと反省しているようですが、左サイドの深井との息も合わず「あぁ・・・」というため息がスタンドから聞こえる場面も少なくありませんでした。
そこはもっと選手同士話し合わなければならない所で、自分がやりたいプレー、得意としているプレーを具体的に伝えなければならないでしょう。
そして荒田。
移籍加入後初スタメンとあってかなり気合が入っていたようですが、なかなか効果的なプレーを見せることが出来ず、消化不良な感じでした。
大塚との2TOPとも、1TOPともとれるような位置でのポジションでしたが、ボールを持つ場面はことごとくゴールに背を向けており、得意とする裏への飛び出しが出来ないままとなってしまいました。富山の守備陣にかなり警戒されていたこともあると思いますが、やはり前を向いてプレーするために周囲の使い方、使われ方をもっと工夫して続けなければならないでしょうね。
何とか、結果を出してFWとしての本能を呼び覚まして、もう一度輝いて欲しいと思います。
中2日の連戦が続く中で結果が出ずに苦しい状況ですが、今は我慢、我慢。
選手もサポもフロントもね。
それくらいの耐性はここ数年で十分鍛えさせられましたから、簡単にはへこたれませんよ。
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コメント
北九州戦後なので記憶がちょっと・・・ですが,おまけに10分遅刻と滝行。ミルジはフィジカルがやはり日本人とは違うのでなんかパワーで吹っ飛ばすという印象。ボランチの出来る選手層が厚くなってよかった。順位が今一ですけど今年はこのスタイルでいこう(成長)と言う方向性は随所にあるので忍忍忍でがんばりましょう。
投稿: matti | 2012/05/01 18:49
>mattiさま
コメントありがとうございます。
北九州戦は耐えて我慢してやっと勝ったという感じで、これを地道に続けていくしかないですかね。
明日は早くも草津戦でまたしても雨のようですが、我慢我慢で頑張りましょう。
投稿: speedster | 2012/05/02 23:13