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2012/02/28

第18回ちばぎんカップ千葉-柏(フクアリ)観戦メモ

厄払い完了。
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2月26日(日) 第18回ちばぎんカップ
千葉 0 - 1 柏 (14:00/フクアリ/14,207人)
得点者:54' 工藤 壮人(柏)
【主審】中村 太  【副審】秋澤 昌治/五十嵐 泰之
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Jリーグ王者、世界第4位の柏様に対して胸を借りる形となった我らがジェフ(J2第6位)。
J2生活も3年目となり、クラブの予算規模もすっかりJ2らしくなってしまった感じですが、このシーズンオフでの補強は少ない予算ながら大きな効果が期待できそうなメンバーを揃える事が出来た印象で、さらに外国人枠が3つ(うちAFC枠1)も余っているので、過去2年間でほとんど活用出来なかったシーズン中の緊急補強にも期待が高まります。(後者は嫌味です・・・)
そして木山新監督によるチームビルディングがどの程度の出来なのか、興味の尽きない試合となりました。

試合結果は0-1の敗戦となり、正直悔しい気持ちが強いのですが、この試合でのジェフの第一印象はまともなチームになったのかなあと。全体的に繋ぐ意識の高さを感じましたし、チームとして何をしたいのかが伝わる試合でした。

前半は様子見の柏に対して、藤田と米倉の2トップを中心とした前線守備から圧力を高めて柏のミスを誘い、何度もチャンスを演出できていましたし、左SBの武田も深井とのコンビネーションで攻め上がり良質なクロスボールを多く入れていました。
最も昨シーズンとの違いを感じさせたのはボランチに入った新戦力の兵働。ボールキープ力が高く攻撃の起点となっていたし、守備でも激しいチェックで高い存在感を示していました。

後半に2トップを交代した柏がプレスを高めた事で武田の横パスがプレゼントパスとなりあっさり失点。
まあ崩されて奪われたゴールでは無いと考えることもできますが、個人のミスでは無くチームとして回避できたのはないかという視点で考える事が大事でしょう。前向きに捉えるべきは、このような修正点がリーグ開幕前に把握できた事ですね。

終盤に交代出場となった田中佑昌と荒田の2人も、短い出場時間ながらもそれぞれのストロングポイントをアピールできたのではないでしょうか。右サイドから田中佑昌が出した長いパスが裏に抜けた荒田に通った場面は、思わず「おぉ!」と声が出ましたし。ただ、その後にシュートまで行けなかったのは残念でしたが。。。

過去2シーズンでは、ちばぎんカップで見せたチームからのシーズン中での成長があまり感じられませんでしたので、今年はここからどこまでチーム力を高める事が出来るのか楽しみに、というより、我慢しながら見守りたいと思います。

2012年シーズンのリーグ戦開幕まであと5日。
どんなシーズンのなるのか全く分かりませんが、「今年こそ」という思いを泥臭く持ち続けながらジェフを応援します。

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2012/02/27

今日のガマちゃんver.2012/2/26

さあお待たせしました!
続いては2012年バージョンあなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
全てをDAKKANする我らが勇者たちに大量の熱を送り込んでください!

ゴールキーパー
「今年もがっちり守ります!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「サイドラインをかける新しい風!」 No.23 武田 英二郎!
ディフェンダー
「攻めに守りに頼れる男!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「帰ってきたジェフの最高傑作!」 No.5 山口 智!
ディフェンダー
「存在そのものがエネルギー!」 No.2 坂本 將貴!
ミッドフィルダー
「魔法の右足所有者!」 No.20 伊藤 大介!
ミッドフィルダー
「サムライキャプテン揺るぎ無し!」 No.7 佐藤 勇人!
ミッドフィルダー
「この状況、燃えない訳ないでしょう!」 No.15 兵働 昭弘!
ミッドフィルダー
「躍動感満点のストライカー!」 No.11 米倉 恒貴!
ミッドフィルダー
「キレが命のストイックフットボーラー!」 No.9 深井 正樹!
フォワード
「運動量抜群の点取り屋!」 No.18 藤田 祥史!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「ほえる守護神今年も健在!」 NO.17 櫛野 亮!
ディフェンダー
「更にスキルアップの守備職人!」 No.4 青木 良太!
ディフェンダー
「ジェフの、日本の未来を支える男!」 NO.29 大岩 一貴!
ミッドフィルダー
「狙った獲物を確実に仕留めるハンター!」 No.13 山口 慶!
ミッドフィルダー
「安定感ある守備がキラッと光ります!」 No.16 佐藤 健太郎!
ミッドフィルダー
「スピードスターがやってきた!」 No.19 田中 佑昌!
フォワード
「期待高まる、あ・ら・た・な得点源!」 No.14 荒田 智之!

監督
「共にしっかり歩んでゆく新たなる劇場支配人!」 木山 隆之!

以上があなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
J1王者への100%のリスペクト!
だからこそ我々は100%全力でぶっ倒しに参ります!
気合いのほどよろしく見せつけてください!

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2012/02/23

青森日帰り旅

きっかけは会社の同僚が言った一言から始まりました。

「じゃっぱ汁が食べたい」

あー俺も食べたことない・・・てな同意者が7人、スケジュールを調整して、行ってきました青森。

新幹線で新青森駅をめざし、そこから在来線に乗り換えて1駅、11時半ごろに青森駅に到着。
これまでの豪雪で所々に高い雪の壁がある市内を歩いて、アスパム10階の「西むら」さんへ。

基本的に青森の飲食店ではどこでも普通にじゃっぱ汁を提供してくれるそうなのですが、平日昼間に居酒屋ちっくな店でまったりと青森ならではの味覚を味わえる店は限られてしまい、探すのが苦労したらしいのですが、予想以上に良いお店でした。

まずは、青森といったら田酒。
Photo

肴は、ほたて貝焼みそ
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ほたての塩辛、生姜みそおでん等々、青森の味を満喫。
そして旅の主目的、じゃっぱ汁。
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実は青森までの新幹線車内でしこたま呑んでたので、あまり食欲が無かったのですが、田酒に合う料理が次々と登場して、何もかもがウマいウマい。

いい加減お腹も膨れたところで、アスパム内をブラブラしたあと、歩いてワラッセでねぶた祭りの奥深さを感じ、更に歩いて八甲田丸へ。
正直、時間潰し程度で何も期待せずに訪ねたのですが、やっぱり歳をとっても男の子。かつて青函連絡船として活躍した大きな船体を目の前にすると興味津々で、予定時間を大きくオーバー。結局16時半の閉館時刻までたっぷりと八甲田丸を楽しみました。

その後はちょっと小腹が空いたので、最近青森市民のソウルフードとして紹介され始めているらしい、味噌カレー牛乳ラーメンをいただきに「味の札幌大西」さんへ。
最初はジャンクっぽいイメージであまり気乗りがしなかったのですが、実際に食べてみると、確かに青森市民に愛されているラーメンという事で、普通にウマかったです。
Photo_4

そんなこんなで、帰りの電車の時刻も迫り、急いで青森駅から電車で新青森へ戻り、新幹線で無事に帰ってきました。
最初はまったりとしたじゃっぱ汁ツアーのつもりでしたが、意外と慌ただしく青森の魅力を満喫できた日帰りの旅となり、一緒に行ったメンバーも大満足。
想定以上に楽しい休日となりました。
さ、明日は仕事だ。

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2012/02/21

臨海 Forever

千葉が市原臨海競技場の登録終了(ニッカン)

てゆうか、まだ登録してたんかい。。。という突っ込みは置いといて、これでトップチームの公式戦を臨海で開催することは出来なくなくなりました。

フクアリが完成した2005年当時、当面臨海とフクアリを併用する・・・という主旨の説明がクラブからあったような記憶がありますが、結果的に今までの全ての公式戦はフクアリ開催。
まあ、様々な設備的にも、アクセス的にも、フクアリの方が(クラブ経営の面では)圧倒的に有利なんですけど、臨海には臨海の良さがありました。
思い起こせば2003年1st.ステージ最終節の浦和戦後のプレスカンファレンスでオシムが、なぜこの試合を”ホームの”臨海ではなく国立で開催したのか、という意味の発言をきっかけにして、臨海におけるホームアドバンテージを真剣に考える事が出来たし、事実、臨海では公式戦無敗記録が20試合以上も継続してました。

今回の決定は一つの時代の終焉に過ぎないかもしれませんが、クラブの大きな節目として歴史に刻まなければならない事柄だと思いますし、同時にフクアリを今まで以上に私たちが誇るホームスタジアムとして大事にしていかなければならないと思います。
それと、市原市との関係もクラブとして大事にしていかないとね。

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2012/02/09

スキーの思い出

4月の松本遠征に備えて長野県について軽く調べてみたら、今年は長野県にスキーが伝わってちょうど100周年なんだそうで。

そこで急に思い立って「私をスキーに連れてって」を検索してYouTubeで見てしまいました。
懐かしいなあ。

実はここ10年ほどスキーは全くやっておりませんが、その前まではかなりスキーにハマっておりました。
もともと雪国育ちなで、小さな頃から日常の遊びでソリとかミニスキーで雪まみれになり、小学校では体育の授業が毎回スキーでしたから、いわゆる普通のスキーも何の抵抗もなく滑れて、週末は親に近くのスキー場に連れいってもらいました。

そんな中、日本のスキーの歴史を一気に変えてしまった映画「私をスキーに連れてって」が公開。
この映画が公開された年、私は大学受験に失敗して浪人中の身だったため、リアルタイムで見る事もなく、当時の愛読書だったビックコミックスピリッツの気まぐれコンセプトでこの映画の存在をかろうじて知る程度でした。

その後1浪の末に地元の大学に滑り込み、大学生活を満喫している中で、当時付き合っていた彼女と見に行った映画が再上映されていた「私をスキーに連れてって」。
苦しかった浪人時代から解放され青春を謳歌しようとしていた私にとってこの映画は衝撃的なものでした。
それまで家族とのレジャーでしかなかったスキーのイメージが完全に覆り、「スキーってこうやって楽しむものなんだ!」と目から鱗が落ちまくりで、大学の4年間はスキーを燃えてみようと心に誓ったものです。
残念ながら隣の彼女とは別れてしまったため一緒にスキーに行くことはありませんでしたが、バイトで得たお金をスキーや車に全て注ぎこみ、学校の仲間とスキーに行きまくりました。
例えば、授業が午前中に終わるとそのまま車でスキー場に駆け込み、平日でガラガラのゲレンデを日没のクローズまで滑ったり。

大学を卒業後、就職で上京してもスキー熱は冷めることなく、人生初のボーナスを握りしめて、神田のスキー屋で最新モデルの板とブーツを買い、通勤電車並みに混んだ新幹線やバスを駆使して新潟や長野へ行ったものです。

でも、やがて仕事に追われるようになり徐々にスキーの熱も冷め、結婚して子供も生まれるとめっきりスキーに行く機会も無くなってしまいました。

今回20数年ぶりに「私をスキーに連れてって」の一場面を見ましたが、自分の青春時代が蘇るようで本当に涙が出てきました。
いやはや年をとったもんです。

携帯もスノーボードもカービングスキーも無く、リフトに乗る為に1時間も待ったあの頃の文化は今の時代では理解されないと思いますが、私の貴重な思い出としてDVDを買って中学生の息子に見せてみようと思います。
どんな反応すっかなあ。
きっと見向きもされないだろうな(苦笑)

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2012/02/07

読書の早春

先週までの極寒・氷の世界だった福島県でしたが、今日は生温い雨の1日となり積もっていた雪も大分消えました。

さて、仕事で参考になるかなあと思って、週末に書店で手に取った本2冊を一気に読み終えたので簡単にご紹介。

まずは1冊目。
「自分のアタマで考えよう」ちきりん著、ダイヤモンド社
目から鱗な面白い考え方が書かれている本はないかなあ、と見つけたのがこの本。どうやら著者は有名ブロガーらしいのですが、私は全く知りませんでした。
冒頭の「プロ野球の将来性」の文章だけ斜め読みして、妙に納得したので購入したのですが、全体の印象は「理解はしたけど納得はしない」でしょうか(笑)
世の中の複雑怪奇なニュースや出来事をシンプルかつロジカルに、更に多面的に捉える・・・という見方・考え方について「ああ、こんな方法があるんだ」程度に読むにはちょうど良い本だと思います。
仕事や実生活に役に立つかどうかは、正直解りません(苦笑)

2冊目
「グアルディオラのサッカー哲学」フアン・カルロス・クベイロ 著、 レオノール・ガジャルド著、 今井 健策 (訳)、実業之日本社
ご存知FCバルセロナのグアルディオラ監督についてその生い立ちからFCバルセロナの監督として成功するまで記された本。
残念ながらこの本のために独自取材されたと思われる部分は極々一部で、グアルディオラの半生のガイドラインをバルサの選手や関係者の証言を交えて紹介されています。
そもそもこの本を購入した理由はリーダーシップについて分かりやすく書かれた本を探す際、いわゆる自己啓発本はちょっと抵抗があったので、個人的に読み易いであろうサッカー関連の本に的を絞って選んだから。
内容は洋書特有のバタ臭い美辞麗句が目につきますが、サッカーチームの監督・指導者に必要なリーダーシップや所作、カンテラからトップチームまで一貫したFCバルセロナのクラブ方針が解り易く記されており「ああ、なるほどなあ」という感じ。でも決して真新しい考え方では無く、日本人の某サッカー解説者が自らのJリーグや代表チームの指導者経験を紹介した講演会の内容とさほど変わりはなく、「やっぱりサッカー指導者の考え方は万国共通なんだな」という感想でした。
リーダーシップに関しても、「方針を考える」「方針を分かりやすく熱く伝える」「諦めずに実行する」といった一般的なリーダーシップ論しか記されていませんが、やっぱり世界一のサッカークラブの監督の本ですから、いわゆる自己啓発本とは説得力がまるで違います。
とりあえず、ジェフのコーチ陣やクラブ関係者、親会社の関係者の皆様にはご一読していただきたい本だと思います(笑)

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