第18回ちばぎんカップ千葉-柏(フクアリ)観戦メモ
厄払い完了。
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2月26日(日) 第18回ちばぎんカップ
千葉 0 - 1 柏 (14:00/フクアリ/14,207人)
得点者:54' 工藤 壮人(柏)
【主審】中村 太 【副審】秋澤 昌治/五十嵐 泰之
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Jリーグ王者、世界第4位の柏様に対して胸を借りる形となった我らがジェフ(J2第6位)。
J2生活も3年目となり、クラブの予算規模もすっかりJ2らしくなってしまった感じですが、このシーズンオフでの補強は少ない予算ながら大きな効果が期待できそうなメンバーを揃える事が出来た印象で、さらに外国人枠が3つ(うちAFC枠1)も余っているので、過去2年間でほとんど活用出来なかったシーズン中の緊急補強にも期待が高まります。(後者は嫌味です・・・)
そして木山新監督によるチームビルディングがどの程度の出来なのか、興味の尽きない試合となりました。
試合結果は0-1の敗戦となり、正直悔しい気持ちが強いのですが、この試合でのジェフの第一印象はまともなチームになったのかなあと。全体的に繋ぐ意識の高さを感じましたし、チームとして何をしたいのかが伝わる試合でした。
前半は様子見の柏に対して、藤田と米倉の2トップを中心とした前線守備から圧力を高めて柏のミスを誘い、何度もチャンスを演出できていましたし、左SBの武田も深井とのコンビネーションで攻め上がり良質なクロスボールを多く入れていました。
最も昨シーズンとの違いを感じさせたのはボランチに入った新戦力の兵働。ボールキープ力が高く攻撃の起点となっていたし、守備でも激しいチェックで高い存在感を示していました。
後半に2トップを交代した柏がプレスを高めた事で武田の横パスがプレゼントパスとなりあっさり失点。
まあ崩されて奪われたゴールでは無いと考えることもできますが、個人のミスでは無くチームとして回避できたのはないかという視点で考える事が大事でしょう。前向きに捉えるべきは、このような修正点がリーグ開幕前に把握できた事ですね。
終盤に交代出場となった田中佑昌と荒田の2人も、短い出場時間ながらもそれぞれのストロングポイントをアピールできたのではないでしょうか。右サイドから田中佑昌が出した長いパスが裏に抜けた荒田に通った場面は、思わず「おぉ!」と声が出ましたし。ただ、その後にシュートまで行けなかったのは残念でしたが。。。
過去2シーズンでは、ちばぎんカップで見せたチームからのシーズン中での成長があまり感じられませんでしたので、今年はここからどこまでチーム力を高める事が出来るのか楽しみに、というより、我慢しながら見守りたいと思います。
2012年シーズンのリーグ戦開幕まであと5日。
どんなシーズンのなるのか全く分かりませんが、「今年こそ」という思いを泥臭く持ち続けながらジェフを応援します。
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