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2011/12/20

第91回天皇杯4回戦清水-千葉(アウスタ)観戦メモ

今年急逝された真田雅則氏の追悼試合。
あらためまして心よりご冥福をお祈りいたします。
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12月17日(土) 第91回天皇杯 4回戦
清水 2 - 0 千葉 (15:00/アウスタ/6,855人)
得点者:49' アレックス(清水)、62' 伊藤 翔(清水)
【主審】木村 博之【副審】安元 利充/石川 恭司
【天候】晴 6.3℃ 51%
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例年リーグ戦最終節がシーズン最終戦となっていたジェフにとって12月中旬に公式戦があること事態が想定外。
これは情けないままに終わってしまった2011年リーグ戦に対して神様からの思し召し・・・
いや、9月に急逝された真田さんに縁のある2チームを引き合わせた神様のいたずら、
とまあいろいろ考えながら清水に向うことにしました。

前回清水に来た2009年5月のリーグ戦では土砂降りの雨でしたが、この日は晴天。
アウェイゴール裏のコンコースの階段踊り場から見る駿河湾と富士山の美しいこと。

キックオフは太陽が大きく傾いている15時。
冬の晴天の夕方の日本平といえば、2007年のジョルジェビッチ
この日もコイントス前に勇人と岡本が何やら相談していたらしいとの目撃情報がありましたが、おそらくコイントスに勝ったら逆サイドを選択するつもりだったのでしょう。
しかし、残念ながら通常サイドのまま、ジェフのキックオフで試合開始。

前半はぬるっと試合に入ってしまったかのような清水に対してジェフがボールを保持して押し込む展開。
丁寧に最終ラインでボールを繋ぎサイドチェンジを繰り返しながら相手のDFラインの裏を突く攻撃の意図は伝わってきました。
試合後にお話を伺った清水サポの方によると、今シーズンの清水はラインを高く保つ監督の指示の中で裏を取られ易いのだとか。
その辺りのスカウティングの成果なのでしょうか、裏への意識が非常に高い攻撃を繰り返して、決定的なチャンスも演出できていました。

でも、決められない。

この試合はJ1クラブに対してJ2の6位チームが格下として戦う以上、勝利を得るためにはどうしても先制点が欲しいところですが、思い通りの試合運びをしておきながらゴールが奪えないのは実力不足としか言いようが無く、そのうち試合時間が経過する度に清水に押し返される時間が増えてきます。

後半開始直後、深井がドリブルでDF裏に抜け出し決定機を作り出しましたが、PA内に進入した辺りで二人のDFに挟まれシュートも打てず、これが最後の決定機だったかなあと。

その後は恐らくハーフタイムに檄が飛んだであろう清水が一気にボールを支配し始め、ジェフのミス絡みでポンポンと2ゴール。
いずれも、シュートを打たれるちょっと前の場面でジェフが致命的なミスを犯していただけにもったいない感じもしましたが、これがチームの実力ということでしょう。

0-2となった段階で、ジェフには反撃するだけのパワーも無く、ほぼ無抵抗のまま試合終了。
2011年シーズンの最終戦は静かに終わってしまいました。

敗戦による寂しさはありましたが、終了後に村井、茶野、林、ファンゲッセルの4人に思いっきり声援を送ることが出来たし、妙にスッキリしたような、区切りがついた気分で日本平の山を下山してまいりました。

さて、これまで清水には車でしか行ったことが無かったのですが、今回は訳あって電車での遠征でしたので、簡単にまとめてみます。
自宅から南武線で武蔵小杉に出て、熱海までスーパービュー踊り子に乗車。
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温泉旅行気分一杯の車内の雰囲気に負けじと、午前中からビールを煽りいい気分。
11時頃に到着した熱海ではちょっと早めのランチタイム。
駅前の古びたビルに入っている「まぐろ屋」で上まぐろ丼(数量限定)800円をいただく。
お腹も満たされ商店街を軽く散策したあと、在来線各駅停車でのんびり清水入り。
駅からは迷うことなくスムーズにシャトルバスでスタジアムへ。この辺はさすがJ1仕様の運営です。

試合終了後は会社の同僚の繋がりでお知り合いになった柏サポと清水サポのご夫婦と合流して、これまた初めてお会いしたジェフサポの方も含めた4人で、新清水駅近くのお店で地元の魚料理を美味しいお酒と共に堪能させていただきました。
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基本的にアウェイ遠征ではあまり地元料理を堪能することが無いので、個人的には新境地という感じでありました。

帰りは若干電車が遅れるトラブルもありましたが、在来線各駅停車を乗り継ぎながら日付が変わったころに帰宅。

今年は昨年以上に勝てない遠征だらけではありましたが、来年はどうなることやら。
と言いながら、2012年も懲りずにいろんな場所に顔を出せるシーズンになればいいなあ。。。

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2011/12/13

右肩の経過報告記

右肩脱臼から今日でちょうど3週間。

医者から3週間は安静にせよと指示を受けて、それ以来真面目に三角巾で右腕を固定する生活を続けてきました。
初めは怪我をしたのだからしょうがないと我慢の生活を続けてきましたが、日々状態が良くなっている感覚があったので一刻も早く次のステップに進みたいと思い、ちょうど3週間目の本日を待ちに待って病院へ行ってきました。

結論から申しますと、経過は良好。

レントゲンも問題なしとのことで、これからは積極的に肩を動かして少しずつ元の状態に戻すことになりました。

期待通りの医師の言葉に喜んでおりましたら「では早速動かしてみましょう」と恐る恐る右腕を上げてみると、どうしても肩より上に腕が上がらず、無理やり上げようとすると痛みがあるというか、力が入らない感じ。。。

まあ3週間動かしていなかったので筋力も落ちているということで納得しましたが、何か逆に不安が増したような気がして妙な気分。

とりあえず、今後自分で可能な限りいろいろ動かしてみて、1週間後にもう一度経過を見せに来てということで診療はおしまい。
もし、動きが鈍いようだったら専門医の指導のもとリハビリ治療を始めましょうとのことでした。

何はともあれ、怪我の治療は第2段階に入ってめでたいってことで一人で祝杯(笑)

さあ、これからがんばって右肩動かしますよ。

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2011/12/05

2011J2第38節千葉-水戸(フクアリ)観戦メモ

最終節の勝利は2008年以来3年ぶり。
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12月3日(土) 2011 J2リーグ戦 第38節
千葉 2 - 1 水戸 (12:34/フクアリ/7,463人)
得点者:4' 深井正樹(千葉)、30' 米倉恒貴(千葉)、70' 鈴木隆行(水戸)
【主審】山本 雄大【副審】間島 宗一/平間 亮
【天候】曇 12.8℃ 82%
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いろいろあった2011年シーズンも最終節。
4月のホーム開幕戦では晴天の中で明日への希望が充ち溢れる試合だったのに、約8か月後の最終節は寒い寒い雨の中、閑散としたスタンドをバックに殺伐とした雰囲気での試合となり、同じスタジアムとは思えない状況での消化試合となってしまいました。

試合は前半早々からジェフが攻めまくり、深井と米倉がゴールを決めて前半で2-0と一見すると楽勝ムードだったのですが、水戸の柱谷監督曰く「前半は寝ていた」そうで、後半はまるで違うチームになったかのように水戸の選手が眠りから目覚めて、最近ではお馴染みとなった後半あたふたするジェフとなってしまいましたが、フラフラながら逃げ切り成功。
最終節は勝利で締めくるる結果を残すことができました。

前半のジェフは水戸のやる気の無さを差し引いても、こういうサッカーがやりたかったという思いが形になった感じで非常に良かったと思います。
しかし、このチームの最大の問題はやりたいサッカーが90分間持続できないということ。
恐らく世界中でも、やりたいサッカーを90分間持続できるチームは無いと思いますが、90分という時間軸の中で行く時と行かない時、攻める時と我慢する時と、メリハリをつけながら闘わなければなりません。
それをやらなければならないと選手も監督も頭では理解しているのでしょうが、試合の中でピッチ内の選手同士の意志統一が全く出来ていないのが今のジェフでしょう。

例えばこの水戸戦でも、試合終盤に水戸に攻め立てられながらもボールを奪い、米倉が前線でボールを受けて右サイドをエンドラインギリギリまでドリブルで持ち込み、そこからゴール前にクロスを入れたらジェフの選手が誰も居ないという場面がありました。
恐らく米倉は3点目を決めて楽になりたいと考えて頑張ったのでしょうけど、他の選手は前線キープで時間を使い2-1のまま終わらせる事を望んで、チグハグな状態になってしまった。
最終節でこんなチームを見るのは正直辛いのですが、これが現実。

UNITED誌の2011年12月号で、勇人が選手目線でこの2年間のチーム状況を選手目線で振り返っていますが、選手として何が出来て何が出来なかったのか、チームづくりの中で出来た事と出来なかった事、「勝負強いチーム」となる為に必要な事は何か、選手同士でしっかりと話し合うなり語り合うなり、選手が自ら考えて認識することが必要だと思います。

昨日(12/4)に契約満了選手が発表され、すっかりシーズンオフモードに突入しておりますが、2011年シーズンはまだ終わらず2週間後に天皇杯4回戦があります。

「めざせ国立」とは言いません。
J2で過ごした2年間の選手達の悔しさを、12月17日の1試合で燃やし尽くして欲しい。
「俺たちはここに居る」と胸を張って言えるサッカーを見せて欲しい。
と願っております。

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今日のガマちゃんver.2011/12/3

さあお待たせしました!
続いてはあなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
今日はKAIENTAI DOJOの皆さんとご一緒に
ここVIPルームバルコニーからお送りします!

ゴールキーパー
「守り抜きます笑顔の守護神!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「サイドを切り裂くど根性男!」 No.27 渡邊 圭二!
ディフェンダー
「経験値マキシマムのアニキ!」 No.33 茶野 隆行!
ディフェンダー
「攻めに守りに頼れる男!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「役割りを完遂する必殺仕事人!」 No.4 青木 良太!
ミッドフィルダー
「弾丸シュート正確プレイの全力ボランチ!」 No.19 村井 慎二!
ミッドフィルダー
「中盤を制するキラーパッサー!」 No.6 サンダー ファン ゲッセル!
ミッドフィルダー
「スピードテクニック超一流!」 No.16 林 丈統!
ミッドフィルダー
「躍動続ける生え抜きど真ん中!」 No.11 米倉 恒貴!
フォワード
「締めはやっぱりこの人のゴールで、未来への懸け橋!」 No.22 久保 裕一!
フォワード
「心技体、全てが真のプロフェッショナル!」 No.9 深井 正樹!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「準備は常に万全です!」 NO.21 大久保 択生!
ディフェンダー
「ピッチをピリッと絞めるハイトーンボイス!」 No.2 坂本 將貴!
ミッドフィルダー
「無尽蔵のスタミナタンクマシン!」 NO.14 太田 圭輔!
ミッドフィルダー
「未来を創る男、魅せてくれショウタイム!」 No.25 佐藤 祥!
ミッドフィルダー
「こちらも輝く未来形!」 No.26 井出 遥也!
ミッドフィルダー
「全てを知るフットボールマイスター!」 No.28 藤田 俊哉!
フォワード
「ゴールに邁進するザ・ストライカー!」 No.18 青木 孝太!

監督
「全力なる指揮官!」 神戸 清雄!

以上があなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
2011年最終戦、しっかりきっちり闘い抜きましょう!

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