2011J2第32節栃木-千葉(グリスタ)観戦メモ
2011シーズン、リスタート。
残り7試合ですが・・・
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10月23日(日) 2011 J2リーグ戦 第32節
栃木 0 - 0 千葉 (17:03/栃木グ/5,998人)
【主審】西村 雄一【副審】中原 美智雄/村井 良輔
【天候】晴 21.3℃ 89%
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まずは、先週21日に発表された監督交代について。
監督交代の意志決定そのものについては、それを支持するもしないも、クラブとして大博打を打ってでた訳ですから、この博打には絶対に勝たないといけません。
それよりも一番気になるのは、その発表経緯。
水戸戦が19日夜で、スポニチに出たのが21日未明。
クラブ内で監督交代の意思決定が成されてから報道されるまで24時間とちょっとしか時間が経っておらず、その報道を追うかの如くクラブから公式発表があったのが21日昼。
どう考えても、クラブ内にリークした輩が居る事は間違いない。
これまでこのクラブにおいて情報管理を疑うよう事柄は頻繁に起きていましたが、2009年にユナパに移転以降もこのような状況である事は残念でなりませんし、はっきり言って組織として異常です。
こういう所から是正していかないと、スポンサーからの信頼も失墜してしまいますよ。
(すっぱ抜いたのがスポンサー様であることが悲しすぎですが・・・)
さて、試合。
大事な大事な5連戦も連敗スタートの挙句、監督交代で背水の陣となった3試合目は、昇格争いのライバルの一つである栃木が相手。
今回は非常に見辛いうえに目の前に何度もフラッグが見切れるアウェイゴール裏から120%の応援声出しモードでしたので、試合の細かい状況は把握しておりませんが、ハーフタイムでの感想は、
「やっと、まともなサッカーになった・・・」
でした。
栃木の脅威である外国人2トップと水沼にはほとんど仕事をさせず、しっかりと守備を安定させたうえで、ボール回しが不安定な二人のCBをターゲットにしてボールを奪いに行く所はよく出来たと思います。
攻撃に関しても、久保がクサビのボールを受けて捌けるとほぼチャンスとなっていたので、やりたい事は伝わってきました。
ただし、攻撃の精度と迫力がまだまだ足りない。
米倉・深井が抜け出して第1次のチャンスは演出出来ても、そこからの押し上げが足らず淡白な攻撃になっていた印象でした。おそらく前述の「守備の安定」を優先した副作用であるとは思いますが、攻撃でリスクを犯さないとゴールは遠のくばかり。この辺りがチームとして磨き上げなければならない所でしょう。
その他にも、密集した中でのボールキープや繋ぎ、ボール際での強さなど、今シーズンなかなか見る事が出来なかった場面もあって、個々の選手の気持ちが伝わった所は非常に良かったと思います。
でも、残念ながら今は結果が必要な時期。
どんなに醜いサッカーでも、勝てば官軍。結果オーライな時期である以上、勝ち点1ではダメなんです。
短いインターバルで上位チームのライバルである鳥栖、そして徳島の決戦が続きます。
準備出来る時間は非常に限られています。
1分1秒の時間も大事にして、挑みたいところです。
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