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2011/10/24

2011J2第32節栃木-千葉(グリスタ)観戦メモ

2011シーズン、リスタート。
残り7試合ですが・・・
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10月23日(日) 2011 J2リーグ戦 第32節
栃木 0 - 0 千葉 (17:03/栃木グ/5,998人)
【主審】西村 雄一【副審】中原 美智雄/村井 良輔
【天候】晴 21.3℃ 89%
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まずは、先週21日に発表された監督交代について。
監督交代の意志決定そのものについては、それを支持するもしないも、クラブとして大博打を打ってでた訳ですから、この博打には絶対に勝たないといけません。
それよりも一番気になるのは、その発表経緯。

水戸戦が19日夜で、スポニチに出たのが21日未明。
クラブ内で監督交代の意思決定が成されてから報道されるまで24時間とちょっとしか時間が経っておらず、その報道を追うかの如くクラブから公式発表があったのが21日昼。
どう考えても、クラブ内にリークした輩が居る事は間違いない。
これまでこのクラブにおいて情報管理を疑うよう事柄は頻繁に起きていましたが、2009年にユナパに移転以降もこのような状況である事は残念でなりませんし、はっきり言って組織として異常です。
こういう所から是正していかないと、スポンサーからの信頼も失墜してしまいますよ。
(すっぱ抜いたのがスポンサー様であることが悲しすぎですが・・・)

さて、試合。

大事な大事な5連戦も連敗スタートの挙句、監督交代で背水の陣となった3試合目は、昇格争いのライバルの一つである栃木が相手。
今回は非常に見辛いうえに目の前に何度もフラッグが見切れるアウェイゴール裏から120%の応援声出しモードでしたので、試合の細かい状況は把握しておりませんが、ハーフタイムでの感想は、

「やっと、まともなサッカーになった・・・」

でした。

栃木の脅威である外国人2トップと水沼にはほとんど仕事をさせず、しっかりと守備を安定させたうえで、ボール回しが不安定な二人のCBをターゲットにしてボールを奪いに行く所はよく出来たと思います。
攻撃に関しても、久保がクサビのボールを受けて捌けるとほぼチャンスとなっていたので、やりたい事は伝わってきました。
ただし、攻撃の精度と迫力がまだまだ足りない。
米倉・深井が抜け出して第1次のチャンスは演出出来ても、そこからの押し上げが足らず淡白な攻撃になっていた印象でした。おそらく前述の「守備の安定」を優先した副作用であるとは思いますが、攻撃でリスクを犯さないとゴールは遠のくばかり。この辺りがチームとして磨き上げなければならない所でしょう。

その他にも、密集した中でのボールキープや繋ぎ、ボール際での強さなど、今シーズンなかなか見る事が出来なかった場面もあって、個々の選手の気持ちが伝わった所は非常に良かったと思います。

でも、残念ながら今は結果が必要な時期。

どんなに醜いサッカーでも、勝てば官軍。結果オーライな時期である以上、勝ち点1ではダメなんです。

短いインターバルで上位チームのライバルである鳥栖、そして徳島の決戦が続きます。

準備出来る時間は非常に限られています。
1分1秒の時間も大事にして、挑みたいところです。

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2011/10/17

2011J2第31節千葉-草津(フクアリ)観戦メモ

あーあ・・・
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10月16日(日) 2011 J2リーグ戦 第31節
千葉 2 - 3 草津 (16:03/フクアリ/8,902人)
得点者:3' 深井正樹(千葉)、44' 後藤涼(草津)、56' 伊藤大介(千葉)、63' 小林竜樹(草津)、88' 萬代宏樹(草津)
【主審】早川 一行【副審】森本 洋司/川崎 秋仁
【天候】晴 24.6℃ 49%
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どうなんだろ。
2-2となった終盤、何とか勝ち点3を得たいと願うのがジェフサポとして極々当然の心境だと思うけど、実は私は全く違う事を願ってました。

「何とか勝ち点1を死守したい」

残念ながら、今のジェフは試合時間が経てば経つほど運動量が減り、クオリティも目に見えて下がってしまう。
かといって効果的な選手交代策もここ数試合は見る事も出来ない。

本来敵の二人のボランチにプレッシャーを与えなければならない大島、米倉、大介の3人がほとんど動けない状況ではセカンドボールも拾えるはずもなく、左右にボールを回されいいように揺さぶらっぱなしでは生きた心地はしませんでした。

この試合は序盤から両チームともDFラインを思いっきり上げて、非常にコンパクトなスペースでの展開となりましたが、草津のボール回しが一枚も二枚も上でした。
FWのリンコンがピッチ中央でクサビでボールを受けてワンタッチで左右に捌くと面白いようにジェフの守備網を抜けてしまう。
対するジェフの攻撃は草津の守備ブロックの外側でボールを回して、ロングボールを入れても大島がCBとボランチに挟まれてボールを触ることも出来ず。深井が何度もDFラインの裏を取る動きを見せても、ボールが出てこない。
あれだけミスをしてくれたGKに「守備はやりやすかった」などと言われてしまう程効果的な攻撃が出来ていなかったということ。

ただ、そんな状態でもセットプレイから2点取ることが出来た。
本来ならばこれでしたたかに勝たなければならないけど、そうならなかったのはチームとして何らかの対応をしなければならない状況でしょう。

3失点目を喫してしまった直後、ピッチに突っ伏して反撃の姿勢を取らなかった選手の姿勢は残念でしたが、その直前まで勝ち点3をめざして全力で闘っていたからこそのリアクションだった事は理解できます。
でも、そんな絶望的な状況でもアホみたいに仲間を鼓舞する選手が一人も居なかったのは寂しい限り。
これまで当blogで何度も記しているように、劇的なゴールを被弾した直後は、最大の反撃チャンス。そこを餓えた野獣の如くゴールを狙う選手が一人も居なかった事が残念でなりません。

幸か不幸か明後日には次の試合がやってきます。
1試合、1分、1秒の価値が爆発的に上がっていく中で、選手一人一人がどのようにプレーをするか。
次の水戸戦で示してくれることを期待します。

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今日のガマちゃんver.2011/10/16

さあお待たせしました!
問答無用!全力です!
続いてはあなたの全力集団!ジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!

ゴールキーパー
「あらゆる攻撃からゴールを阻止する全力の最終砦!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「最後まで全力でアキラめないプレーヤー!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「相手の前に全力フルパワーで立ちはだかるエアーズロック!」 No.5 マーク ダニエル ミリガン!
ディフェンダー
「敵を寸断する全力の守備達人!」 No.13 山口 慶!
ディフェンダー
「サイドを切り裂く全力アタッカー!」 No.27 渡邊 圭二!
ミッドフィルダー
「チームを一つにする全力サムライキャプテン!」 NO.7 佐藤 勇人!
ミッドフィルダー
「躍動する全力フットボーラー!」 No.11 米倉 恒貴!
ミッドフィルダー
「帰ってきた全力ミラクルパッサー!」 No.20 伊藤 大介!
ミッドフィルダー
「柔よく剛を制す全力ジェフプリンス!」 No.18 青木 孝太!
フォワード
「小さな体にあふれる闘志、常に全開の全力男!」 No.9 深井 正樹!
フォワード
「確実に決めるゴールエリアの全力ハイタワー!」 No.31 大島 秀夫!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「準備万端の全力スパイダーマン!」 NO.21 大久保 択生!
ディフェンダー
「ジェフの隊長は常に全力!」 No.2 坂本 將貴!
ディフェンダー
「相手を翻弄する闘牛士、結婚を決めて全力で勝利も決める!」 No.4 青木 良太!
ディフェンダー
「チームの闘志、勝利に導く全力のベテラン健在!」 No.33 茶野 隆行!
ミッドフィルダー
「ピッチを全力で駆けぬけるサイドの職人!」 No.14 太田 圭輔!
ミッドフィルダー
「全てを凌駕する圧倒的全力経験値!」 No.28 藤田 俊哉!
フォワード
「全力で走り全力で体を張り全力でゴールを狙う!」 No.22 久保 裕一!

監督
「全力の軍団を統括する指揮官!」 ドワイト ベルナンド ローデヴェーヘス!

全力UNITED!
全ての力を結集してラストスパート走り切りましょう!

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2011/10/11

第91回天皇杯2回戦千葉-島根(フクアリ)観戦メモ

このような試合できっちり勝つことが大事です。
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10月10日(月) 第91回天皇杯 2回戦
千葉 1 - 0 島根 (13:00/フクアリ/3,528人)
得点者:67' 藤本 修司(千葉)
【主審】山内 宏志 【副審】山際 将史/抱山 公彦
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通常KO2時間前にメールでアナウンスされるはずのスタメンが、なかなか発表されずやきもきしている中、やっと1時間前頃に発表されたスタメンを見て驚きました。

「島根のサブにGKが3人もいる!!!」

そこじゃなくて、ジェフのスタメンが新鮮すぎた。
てことで、いろんな意味で楽しみが増えた第91回天皇杯の初戦でしたが、終わってみれば1-0の辛勝。

とにかく前半は酷すぎました。
この日のCBの福元と益山がボールを持っても、出し所が無くて右往左往。
ボランチの俊哉先輩が大きな声を出しながら、ボールを引き受けても前を向けないからビルドアップ出来なくて、結局CBにボールが戻ってくるの繰り返し。
もっと、久保に当てるトライがあって良かったと思うのですが、ミスを恐れてか前半は積極的なプレーが皆無のまま終わってしまった印象でした。
前半で最も活躍したのがGKの大久保というのも複雑な心境でした。

さすがに後半は修正されたか気合いが入ったか、しっかりと久保にボールを当ててそこから左右にボールを展開する攻撃が見られるようになりましたが、そこに辿り着くまで時間がかかり過ぎ。
「みんなが下手すぎて、これじゃサッカーにならないですよ(笑)」
とは試合後の俊哉さんの弁ですが、物凄く正直なコメントです。
でも、今この時点で控え組の課題が明確になった事はチームとして収穫とすべきでしょう。

1週間後から始まるシーズンの行方を占う5連戦に向けて、メンバーがある程度固定された主力組だけでは絶対に闘いきれないはず。
やはりこの試合で出場機会を得た控え組の底上げがなければ、昇格は難しくなってしまいます。

そういう意味で、この試合の唯一の得点が藤本から生まれた事はホント素晴らしいと思いましたし、本人もゴールを決めた直後に見せた渾身のガッツポーズには心が揺さぶられました。

兎にも角にも、数年前ならばJFA会長からクレームがあるくらいの控え組のメンバーで公式戦で結果を出すことが出来た。
これをチームの力に換えたい。
実は毎年恒例で天皇杯初戦はメインスタンドで観戦してましたので、ベンチに入った深井や勇人が必死に控え組のチームをサポートするべく声を出している姿を目の当たりにして、このチームの底力を感じた次第。

大丈夫。
このチームは絶対にやれます。

まずは北関東勢との3連戦、しっかりと勝ち切れるよう、一丸となってぶつかっていきましょう。

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