第91回天皇杯2回戦千葉-島根(フクアリ)観戦メモ
このような試合できっちり勝つことが大事です。
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10月10日(月) 第91回天皇杯 2回戦
千葉 1 - 0 島根 (13:00/フクアリ/3,528人)
得点者:67' 藤本 修司(千葉)
【主審】山内 宏志 【副審】山際 将史/抱山 公彦
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通常KO2時間前にメールでアナウンスされるはずのスタメンが、なかなか発表されずやきもきしている中、やっと1時間前頃に発表されたスタメンを見て驚きました。
そこじゃなくて、ジェフのスタメンが新鮮すぎた。
てことで、いろんな意味で楽しみが増えた第91回天皇杯の初戦でしたが、終わってみれば1-0の辛勝。
とにかく前半は酷すぎました。
この日のCBの福元と益山がボールを持っても、出し所が無くて右往左往。
ボランチの俊哉先輩が大きな声を出しながら、ボールを引き受けても前を向けないからビルドアップ出来なくて、結局CBにボールが戻ってくるの繰り返し。
もっと、久保に当てるトライがあって良かったと思うのですが、ミスを恐れてか前半は積極的なプレーが皆無のまま終わってしまった印象でした。
前半で最も活躍したのがGKの大久保というのも複雑な心境でした。
さすがに後半は修正されたか気合いが入ったか、しっかりと久保にボールを当ててそこから左右にボールを展開する攻撃が見られるようになりましたが、そこに辿り着くまで時間がかかり過ぎ。
「みんなが下手すぎて、これじゃサッカーにならないですよ(笑)」
とは試合後の俊哉さんの弁ですが、物凄く正直なコメントです。
でも、今この時点で控え組の課題が明確になった事はチームとして収穫とすべきでしょう。
1週間後から始まるシーズンの行方を占う5連戦に向けて、メンバーがある程度固定された主力組だけでは絶対に闘いきれないはず。
やはりこの試合で出場機会を得た控え組の底上げがなければ、昇格は難しくなってしまいます。
そういう意味で、この試合の唯一の得点が藤本から生まれた事はホント素晴らしいと思いましたし、本人もゴールを決めた直後に見せた渾身のガッツポーズには心が揺さぶられました。
兎にも角にも、数年前ならばJFA会長からクレームがあるくらいの控え組のメンバーで公式戦で結果を出すことが出来た。
これをチームの力に換えたい。
実は毎年恒例で天皇杯初戦はメインスタンドで観戦してましたので、ベンチに入った深井や勇人が必死に控え組のチームをサポートするべく声を出している姿を目の当たりにして、このチームの底力を感じた次第。
大丈夫。
このチームは絶対にやれます。
まずは北関東勢との3連戦、しっかりと勝ち切れるよう、一丸となってぶつかっていきましょう。
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コメント
ツイートしていたようにこの試合は欠席だったのでレポが読めてうれしいです。大久保選手のプレー見たかったわ。いつもベンチからピッチの選手を応援してますよね。藤本選手得点!もうれしいこと。これから連戦です。サポートしましょう
投稿: matti | 2011/10/12 07:25
>mattiさま
コメントありがとうございます。
大久保選手の活躍はチームとして素直に喜べないのですが(笑)
普段試合に出れない選手にとっていい経験になっただろうし、主力の選手にとってもピッチの外から自分達の問題点を見る事が出来たのではと思います。
5連戦、勝ち切りましょう!
投稿: speedster | 2011/10/12 23:32