2011J2第22節千葉-札幌(フクアリ)観戦メモ
いつまでも他所の家で「おれたちの・・・」なんて厚顔されてもね。
あースッキリした。
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7月23日(土) 2011 J2リーグ戦 第22節
千葉 2 - 0 札幌 (19:03/フクアリ/10,989人)
得点者:45'+1 村井慎二(千葉)、59' 竹内彬(千葉)
【主審】リー プロバート【副審】大塚 晴弘/穴井 千雅
【天候】曇 22.6℃ 82%
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今まで何故かフクアリで勝てなかった札幌。
2006年ナビスコFINAL直後の天皇杯4回戦で、試合内容は圧倒しながらカウンター一発で負けてしまったのがケチのつけはじめでした。この試合、あまりにも怒り心頭につき観戦記を1行で終わらせてしまった事が、今思うと悪かったのかなあと。
その後も、札幌相手にフクアリで似たような試合を繰り返し勝利どころか1点も奪えないという情けなさ。
なのでこの試合にかける思いは、J1昇格がどうのは抜きに、目の前で試合前からはしゃぎまくる札幌サポを黙らす為にも、完膚なきまで叩きのめすつもりで気合いが入りましたよ。
結果、2-0というスコア以上に、内容では札幌には何もさせない完全勝利。
非常に気分の良い試合となりました。
その最大の功労者は間違い無く村井。
ゲッセルの出場停止、大介の負傷によりボランチの人材不足に陥ってしまったチームを見事に救ったばかりか、サイドのスペシャリストのイメージを覆して余りあるほどのボランチとしての活躍。おまけに先制ゴール。
いやホントにびっくりしました(>_<)
左足で持つ独特のドリブルでボールをキープして、パスの出し所がなければくるっと1回転してDFを置き去りにして攻め込むプレーには、見ててワクワクしっぱなし。
最近、メンバーが固定し始めたジェフにとって「ボランチ村井」は新たな有効な戦力として監督の頭の中に深く印象付けたことでしょう。
この試合、もう一つ印象的だったのが坂本の復活でした。
負傷により長く戦線を離脱していましたが、前節湘南戦の後半から出場して、この試合は左SBでスタメン出場。
同じ左サイドの深井とのコンビネーションと、持前の粘っこい守備で左サイドを制圧。さらに村井がボランチとして躍動出来たのも坂本のバックアップがあったからこそ。
頼りになる隊長の復帰はチームの大きな支えになるはず。頼りになります。
こんなベテランの二人の活躍によりチームが機能して完勝出来たのですから、このチームの底力を感じましたし、それを引き出したドワイト監督以下コーチ陣には敬意を表したいと思います。
昨年は夏場の大事な試合で勝てずにズルズルと後退してしまいましたからね。同じ轍は踏まないようチームを進化させながら闘い続けたい所です。
さて、この試合の主審はイングランドとの審判員交換プログラムで来日しているリープロバート氏でした。昨年の日立台での柏戦のアントニーテイラー氏に引き続き、何でジェフの試合が選ばれるのか解りませんが、非常に素晴らしい主審ぶりだったと思います。
試合序盤、通常ならばホイッスルが鳴りそうなコンタクトプレーも何事も無かったかのようにプレーを流し、ボールに対するチャレンジングなプレーが促され、スピーディな試合展開でサッカーの魅力も引き出された気がします。
これで、ジェフの選手も心置きなくプレッシングでボール奪取に行けたのではないでしょうか。
さらにプレーが止まると終始両腕をクルクル回して素早い試合再開を促して安易な時間稼ぎを許さない姿勢も好感が持てました。
さすがサッカーの本場の主審、出来れば毎試合お願いしたいところです。
次節もホームフクアリで横浜FC戦。
アウェイでは昨年から悔しい思いをさせられている相手ですから、ここでがっちりしっかり勝ちますよ。
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