恥ずかしながらぐっときた
かつて残留争いに喘ぐジェフの救世主としてお世話になったこともある、と言うよりか、2002年W杯ベルギー戦で神懸かり的なゴールを決めた鈴木隆行選手が、水戸に加入するというニュースを最初に知った時は、「へーそうなんだ・・・」という程度にしか感じませんでした。
でも、この記者会見のやり取りを読んだ時に恥ずかしながらぐっときました。
ぐっときたのは、自ら進んで無給のアマチュア契約をしたことではなく、柱谷監督の言葉。
「彼は若い時『俺のために、俺のために』という気持ちだけでプレーしていた。今は『水戸のためにやりたい』と言ってくれた。これだけ人は変われる。人の気持ちを思いやれるようになった。」
この言葉を目にしたとき、思わず自分自身の事を考えたんですよね。
はたして自分は人の事を思いやれているかと。
家族のため、仲間のため、お客さまのため、会社のため、チームのため、部下の成長のため・・・
普段いろいろな動機で働いたり、動いたり、がんばっているつもりだけど、よくよく考えてみると、最終的には「俺のため」にやっているのではないかと。
打算なしで純粋に誰かのためにがんばれているかと、はたと考えてしまった。
まあ、だからといって今更何か生き方を変えようという心境では無いけど、何かのために自分の人生、生活を掛けて頑張るということの凄さを改めて思い知りました。
このニュースでこんなことを考えるとは思わなんだ・・・
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント