2011J2第2節千葉-湘南(フクアリ)観戦メモ
本来であれば3月13日に行われる予定であった第2節のホーム開幕戦。
震災により順延となりミッドウィークのナイトゲームとなってしまったけど、失われた時を取り戻すためにこの試合だけは絶対に、是が非でもフクアリで見たかった。
ということで、平日のフクアリに参上。
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6月29日(水) 2011 J2リーグ戦 第2節
千葉 2 - 0 湘南 (19:04/フクアリ/9,228人)
得点者:38' 深井正樹(千葉)、57' 佐藤勇人(千葉)
【主審】佐藤 隆治【副審】相樂 亨/秋澤 昌治
【天候】晴 28.2℃ 66%
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3日前の首位攻防戦ドローの記憶が鮮やかなまま、再びのフクアリ。
ただ、平日ナイトゲームとあって、キックオフ時刻に近づくにつれ、白いワイシャツ姿のサラリーマンと父兄に引率された小学生の団体さんが続々と座席を埋め尽くし、いつもとは違うスタンドの雰囲気。
そんな中でも意外な9千人オーバーの入場者。様々な形で動員がかかったとはいえ、いや本当にありがたい。
相手は策士反町監督率いる湘南ベルマーレ。
ジェフとは実に1999年以来の対戦とあって、オールドファンには感慨深い試合となりましたが、そこはしたたかな反町湘南、コイントスで逆サイドを選択。
ジェフのホームアドバンテージを恐れてか、はたまた調子が上がらないチームの雰囲気を少しでも変えるためか、いずれにしてもスタジアムで見る側にとっては違和感のある形でキックオフ。
ジェフは前節累積警告で出場停止だったオーロイがワントップに復帰して、ロングボールを主体としたいつもの攻撃でしたが、相変わらず前線でボールが収まらず、オーロイが頭で当てたボールを2列目の米倉が拾えない場面が目立ちました。
とはいえ、ちょっとしたタイミングのずれでボールが繋がらない場面も多くあったので、オーロイと米倉の関係はライバルに警戒されるでしょうけど、更に磨きをかけてくれれば、間違い無く大きな武器になるはず。
湘南は中盤での守備も攻撃もどうもチグハグで、3日前に対戦した栃木と比べると気迫とか気合いとかの気持ちの部分が明らかに低下していると感じるくらいに低調な動きに見えました。
前線ではワントップ気味の田原が一人で必死に走ってチェイシングしますが、その後ろが全くついてこず、チームとしてのプレスが機能しないばかりか、猛暑の中で無駄に体力を消耗しているようで、敵ながらちょっと気の毒に感じるほど。
そうなると、先制点は時間の問題。
セカンドボールを支配してジェフの攻撃が厚みを増し始めた38分。右サイドで勇人が猛プレスでボールコントロールを狂わせ、奪ったボールを繋いで米倉が放ったシュートのこぼれ球を深井が詰めて押し込み先制。
大介とポジションチェンジした勇人の果敢なプレスが起点となり、チームとして奪い取ったゴールでした。
後半は、動きがいまいちだったオーロイを久保に代えた布陣でスタート。
すると面白いように前線でボールが収まり、ボールを左右にさばけるので、久保の存在感が試合中にどんどん大きくなるなか、57分。
米倉のグラウンダーのクロスを久保がスルー、そこに走り込んだ勇人が意表を突くタイミングでシュート。ボールは横っ飛びしたGK西部の脇の下を通り過ぎてゴール。
本来勇人のストロングポイントである前線への飛び出しが利いたゴールでした。
この試合は2点あれば十分。
しっかりとボールをコントロールして盤石な時計の進め方で残り時間を過ごして試合終了。
久しぶりに安心して穏やかな気持ちで得た勝ち点3となりました。
本当はもう1点くらい欲しかったけど、この日の暑さと連戦を考えれば、もうこれ以上ないくらいの完勝でしょう。
こんな試合はそう何度もありませんよ。きっと。
次は中3日でアウェイ富山戦。
今年のJ2は混戦状態が続いてますが順位に一喜一憂せず、今はしっかりと勝ち点を積み重ねることに集中したいところ。
一歩づつJ1に向けて歩を進めるよう、一戦一戦がんばりましょう。
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