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2011/06/30

2011J2第2節千葉-湘南(フクアリ)観戦メモ

本来であれば3月13日に行われる予定であった第2節のホーム開幕戦。
震災により順延となりミッドウィークのナイトゲームとなってしまったけど、失われた時を取り戻すためにこの試合だけは絶対に、是が非でもフクアリで見たかった。
ということで、平日のフクアリに参上。
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6月29日(水) 2011 J2リーグ戦 第2節
千葉 2 - 0 湘南 (19:04/フクアリ/9,228人)
得点者:38' 深井正樹(千葉)、57' 佐藤勇人(千葉)
【主審】佐藤 隆治【副審】相樂 亨/秋澤 昌治
【天候】晴 28.2℃ 66%
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3日前の首位攻防戦ドローの記憶が鮮やかなまま、再びのフクアリ。
ただ、平日ナイトゲームとあって、キックオフ時刻に近づくにつれ、白いワイシャツ姿のサラリーマンと父兄に引率された小学生の団体さんが続々と座席を埋め尽くし、いつもとは違うスタンドの雰囲気。
そんな中でも意外な9千人オーバーの入場者。様々な形で動員がかかったとはいえ、いや本当にありがたい。

相手は策士反町監督率いる湘南ベルマーレ。
ジェフとは実に1999年以来の対戦とあって、オールドファンには感慨深い試合となりましたが、そこはしたたかな反町湘南、コイントスで逆サイドを選択。
ジェフのホームアドバンテージを恐れてか、はたまた調子が上がらないチームの雰囲気を少しでも変えるためか、いずれにしてもスタジアムで見る側にとっては違和感のある形でキックオフ。

ジェフは前節累積警告で出場停止だったオーロイがワントップに復帰して、ロングボールを主体としたいつもの攻撃でしたが、相変わらず前線でボールが収まらず、オーロイが頭で当てたボールを2列目の米倉が拾えない場面が目立ちました。
とはいえ、ちょっとしたタイミングのずれでボールが繋がらない場面も多くあったので、オーロイと米倉の関係はライバルに警戒されるでしょうけど、更に磨きをかけてくれれば、間違い無く大きな武器になるはず。

湘南は中盤での守備も攻撃もどうもチグハグで、3日前に対戦した栃木と比べると気迫とか気合いとかの気持ちの部分が明らかに低下していると感じるくらいに低調な動きに見えました。
前線ではワントップ気味の田原が一人で必死に走ってチェイシングしますが、その後ろが全くついてこず、チームとしてのプレスが機能しないばかりか、猛暑の中で無駄に体力を消耗しているようで、敵ながらちょっと気の毒に感じるほど。

そうなると、先制点は時間の問題。
セカンドボールを支配してジェフの攻撃が厚みを増し始めた38分。右サイドで勇人が猛プレスでボールコントロールを狂わせ、奪ったボールを繋いで米倉が放ったシュートのこぼれ球を深井が詰めて押し込み先制。
大介とポジションチェンジした勇人の果敢なプレスが起点となり、チームとして奪い取ったゴールでした。

後半は、動きがいまいちだったオーロイを久保に代えた布陣でスタート。
すると面白いように前線でボールが収まり、ボールを左右にさばけるので、久保の存在感が試合中にどんどん大きくなるなか、57分。
米倉のグラウンダーのクロスを久保がスルー、そこに走り込んだ勇人が意表を突くタイミングでシュート。ボールは横っ飛びしたGK西部の脇の下を通り過ぎてゴール。
本来勇人のストロングポイントである前線への飛び出しが利いたゴールでした。

この試合は2点あれば十分。
しっかりとボールをコントロールして盤石な時計の進め方で残り時間を過ごして試合終了。
久しぶりに安心して穏やかな気持ちで得た勝ち点3となりました。

本当はもう1点くらい欲しかったけど、この日の暑さと連戦を考えれば、もうこれ以上ないくらいの完勝でしょう。
こんな試合はそう何度もありませんよ。きっと。

次は中3日でアウェイ富山戦。
今年のJ2は混戦状態が続いてますが順位に一喜一憂せず、今はしっかりと勝ち点を積み重ねることに集中したいところ。
一歩づつJ1に向けて歩を進めるよう、一戦一戦がんばりましょう。

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今日のガマちゃんver.2011/6/29

猛暑日です!
水分補給しっかり!そして猛烈に熱い応援もしっかりお願いします!

ゴールキーパー
「元気で笑顔で守り切る!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「攻めて守れるタフガイ!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「体がとにかく強いんです!」 No.5 マーク ダニエル ミリガン!
ディフェンダー
「サッカーを知りつくすミスターインテリジェント!」 No.13 山口 慶!
ディフェンダー
「サイドから今日もビシッと頼んます!」 No.4 青木 良太!
ミッドフィルダー
「メリハリの利いたキラーパスは必見!」 No.6 サンダー ファン ゲッセル!
ミッドフィルダー
「強さの証明、プライドの証明、レジェンドオブジェフ!」 NO.7 佐藤 勇人!
ミッドフィルダー
「狙った所に必ず決めます!」 No.20 伊藤 大介!
ミッドフィルダー
「蝶のように舞い蜂のようにゴールを突き刺す!」 No.11 米倉 恒貴!
フォワード
「大きな巨人!」 No.8 トーレ ホグネ オーロイ!
フォワード
「小さな巨人!」 No.9 深井 正樹!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「熱くほえる守護神!」 NO.17 櫛野 亮!
ディフェンダー
「堅実に仕事を全うする若頭!」 No.15 福元 洋平!
ディフェンダー
「その存在が安心の源!」 No.33 茶野 隆行!
ミッドフィルダー
「暑くなるほどキレを増すドリブルクロス準備OK!」 No.19 村井 慎二!
フォワード
「ワクワク感常に120%のストライカー!」 No.16 林 丈統!
フォワード
「アグレッシブにゴールの道を切り開くドリブラー!」 No.18 青木 孝太!
フォワード
「そのプレーでフクアリが更にヒートアップ、ミスターがむしゃら!」 No.22 久保 裕一!

監督
「誇り高き戦略家!」 ドワイト フェルナンド ローデヴェーヘス!

もっと暑くても大丈夫!
飲んで走って、勝つぞ!

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2011/06/27

2011J2第18節千葉-栃木(フクアリ)観戦メモ

肉でも魚でもない結果でしたが、僅かな光は見えた気がします。
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6月26日(日) 2011 J2リーグ戦 第18節
千葉 2 - 2 栃木 (19:03/フクアリ/9,611人)
得点者:2' リカルドロボ(栃木)、25' 深井正樹(千葉)、34' 米倉恒貴(千葉)、40' リカルドロボ(栃木)
【主審】山本 雄大【副審】安元 利充/野口 達生
【天候】雨 21.0℃ 92%
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とにかくこの試合は序盤の入り方が重要だと。まずはその前のコイントスで逆サイドを取られないようにしなければと・・・
一人で勝手に緊張しながらの応援でした。
まず、サイドは取れた。さあ、次はきっと序盤から飛ばしてくる栃木に負けない気合いが必要だと思ったら、キックオフから栃木にボールを持たれ続け、ぽよよーんなやまなりロングスローを頭で繋がれ、リカルドロボがひょいと出した足に当たってゴール。
あぁ・・・

更に栃木の選手の躍動がどうにも止まらなく、右サイドの水沼に左サイドから中央にドリブル突破され、あわやのシュートを打たれるなどやられっぱなし。

こんな試合の入り方を完全に失敗したジェフでしたが、押せ押せの栃木の勢いを緩めてくれた援軍が意外なところに出現。
栃木GK武田。前半の序盤からリスタートの場面で完全にゆったりとしたモーションを繰り返して時間を稼ごうとする腹は見え見えでしたが、そんな仕草が序盤からフルスロットルで行こうとしている栃木のリズムを自ら悪くしているようで、ジェフからしたら逆にチームを落ち着かせてくれた恩人でしょう。
出来れば、警告の一枚でも出れば面白かったのですが・・・

そんな中、深井のゴラッソミドルが炸裂。
ジェフの右サイドから何故かフリーの深井にボールが渡り、そこから迷わず左足一閃。アウトに掛ったボールは美しい弾道でネットに突き刺さり同点ゴール!
更に、左サイドで粘った久保がDFを置き去りにしてエンドライン沿いをゴールへ突進、そこから上げたクロスがDFに当たりながらファーサイドに流れ、そこに走り込んだ米倉がプッシュして逆転ゴール!

実に鮮やかな前半での逆転劇でしたが、ちょっと上手く行き過ぎではと思ったとたん、またまたロボに凄いゴールを決められ同点。
左サイドの角度の無いところから僅かな隙間を打ち抜いたゴールは敵ながら凄いゴール。

でも、試合はまだ前半。ここはホームフクアリ、後半は絶対に勝ち越せる。
と誰もが考えていたであろう後半は、打って変って両チームとも決めきれない硬い試合となってしまいました。
それでも、1トップの久保が期待以上の活躍で前線でボールをキープして捌いてくれるので、チャンスは拡大するものの、最後の部分の詰めが甘く最後までゴールを割ることは出来ませんでした。
セットプレーからファーポストに流れたボールを合わせた竹内のヘッドは決まったと思って両手を上げてたのですが、ボールを地面に叩きつけ過ぎて、枠を超えた時は思いっきりズッコケましたよ。

結局、首位攻防の意地と意地のぶつかり合いのような試合は2-2のドローで終了。
順位は変わらずですが、3位以下のチームが最も望んだ潰し合った結果となってしまいました。

今シーズンは徹底的に結果にこだわるシーズンと位置付けしている以上、この結果はとても満足できるものでは無く、非常に悔しいものですが、オーロイ不在ながら大きな戦術変更も無く久保が自分の力を存分に見せてくれたし、チーム全体からも久保の良さを引き出そうとする意志が伝わり、この試合でチームとしての成長を感じることができました。
やはり選手とすれば、「オーロイが居ないから・・・」とは絶対に言われたくないだろうし、この大一番で結果を出したいと最も強く思っていたでしょう。
大事な試合になると勝てなくなる悪癖が出たような試合でしたが、そんな中でもこんな僅かな光が見えた気がしたし、我々はその光に望みをかけて応援することしか出来ません。
ここで「また勝てないのか」と嘆く事は、それこそ昨年の繰り返しで稚拙な行為。
昨年の屈辱と悔しさを繰り返さないためにも、ここが踏ん張りどころ。
応援しましょう。サポートしましょう。選手の背中を押しまくりましょう。

試合後のゴール裏からのブーイングについて様々な意見があるようですが、そんな議論をしている暇もないくらい次の試合はミッドウィークにやってきます。
勝ち点1しか取れなかったと嘆くよりも、この勝ち点1がシーズン終盤に大きな価値を生むと信じて、次の湘南戦に向けてしっかり準備ですよ。

ここに来て2試合連続で4-0で敗戦している湘南は非常に不気味でしょうがないですが、次もホームフクアリで試合ができます。
何としてでも勝ち点3を奪い取りますよ。
そのためには、平日水曜日に蘇我に向かう画策をしないと・・・

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今日のガマちゃんver.2011/6/26

じゃあ気合いの注入一言!
(ジェフサポ)「勝つぞ!」(×9)
お待たせいたしました!
今節のJリーグのメーンイベント、黄色の頂上決戦!
続いては誇り高きあなたの黄色い軍団をご紹介します!

ゴールキーパー
「がっちりしっかり鍵をかける笑顔の守護神!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「攻めに守りに強烈な存在感!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「ミスター大陸間弾道ロングスロワー!」 No.5 マーク ダニエル ミリガン!
ディフェンダー
「任せて安心のディフェンス職人!」 No.13 山口 慶!
ディフェンダー
「鋭い洞察力で敵をロックオン!」 No.4 青木 良太!
ミッドフィルダー
「高さと強さで制空権を握るストロングプレーヤー!」 No.6 サンダー ファン ゲッセル!
ミッドフィルダー
「正確無比なる玉の捌き手!」 No.20 伊藤 大介!
ミッドフィルダー
「ジェフの最強タスクマネージャーにして最強ブラウザー!」 NO.7 佐藤 勇人!
ミッドフィルダー
「ループシュートにグラウンダー変幻自在に今日も行く!」 No.11 米倉 恒貴!
フォワード
「伝説の始まりは今日から、次世代ストライカー!」 No.22 久保 裕一!
フォワード
「ピッチを駆け巡る黄色いスーパーチョロQ!」 背番号9! 深井 正樹!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「熱き魂がゴールを完璧に防ぐ!」 NO.17 櫛野 亮!
ディフェンダー
「確かな状況判断で危険をシャットアウト!」 No.15 福元 洋平!
ディフェンダー
「泰然自若の頼れるアニキ復活!」 No.33 茶野 隆行!
ミッドフィルダー
「カナダからの刺客準備完了!」 No.10 マット ラム!
ミッドフィルダー
「静かに燃やす熱い闘志、癒し系アタッカー!」 No.19 村井 慎二!
フォワード
「事を成す元祖ワンダーボーイ!」 No.16 林 丈統!
フォワード
「得意分野ゴール量産!」 No.18 青木 孝太!

監督
「ぶれない我らが総大将!」 ドワイト フェルナンド ローデヴェーヘス!

以上があなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
電力は節約中ですがサポートのエネルギーは今日もフルパワーでお願いします!

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2011/06/20

2011J2第17節横浜FC-千葉(ニッパツ)観戦メモ

次がある次があるじゃ、勝てねえんだよ!
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6月19日(日) 2011 J2リーグ戦 第17節
横浜FC 1 - 1 千葉 (18:03/ニッパ球/7,012人)
得点者:61' オーロイ(千葉)、86' カイオ(横浜FC)
【主審】野田 祐樹【副審】八木 あかね/中野 卓
【天候】曇 21.4℃ 76%
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左ワイドの深井が対面のDFに背後からボールをかっさらい、1回転しながらボールをキープして独走。27番のCBを十分引き付けてから中央のオーロイにパス、オーロイは丁寧に足でゴールネットを揺さぶり先制。
それまでの試合展開がうまくいってなかったストレスを一気に昇華するかの如く、ゴール裏は歓喜の大爆発。
オーロイは抱きついた深井を抱えたままゴール裏に向かって一直線に走り込むもんだから、更に大爆発。

待望の先制点をやっと奪った。
けど、冷静に自分の腕時計を見ると、もうちょっとで17分になろうとしている頃。
「あと30分か・・・」

この試合の本当の勝負は、オーロイのゴールで先制してからの32分間でした。
1-0になって、残り30分。
横浜FCは先発のカズに代えて西田を投入して、前線をパワーアップ。

ここでジェフはどうするか。
何度もアウェイ側ベンチに視線を送るも、メインスタンド下のアップルームから控えの選手は出てこない。

1点を守りきり1-0でこの試合を終わらすのか。
それとももう1点奪って横浜FCの戦意を喪失させるのか。

このシンプルかつ難しい決断をドワイト監督が下せないのか、ベンチは全く動かない。

確かに、スタメンはボランチにファンゲッセル、右ワイドに大介を配置したどちらかと言えば守備重視のメンバー。
横浜FCはFWカイオがボールを受けに下がってくるので、体格的にファンゲッセルをボランチに配置した方が安心感はある。動かないという事は、そのままの布陣で耐え切れ、というメッセージだったかもしれません。

すると、81分横浜FCはDFを一枚削って、MF八角を投入。それまで、ボランチの位置で守備に汗をかいていた寺田を守備から解放して、更に攻撃のシフトアップ。

横浜FCがリスクを負って前掛りになっている以上、ジェフが動くとすればこのタイミングだったのかもしれません。大介→林と、オーロイ→久保の交代で前線の運動量を増やしてボールキープさせれば何とかなる・・・と考えていた矢先の86分、ゴール前の混戦からカイオに押し込まれ同点。

3分のアディショナルタイムに入ってから、林と福元が呼ばれやっと攻撃のシフトチェンジかと思ったものの、交代のタイミングがCK守備だったため、福元はベンチに戻り林だけ投入。
どうにも中途半端なベンチワークをあざ笑うかのように、横浜FCの攻撃は加速して西田にダイビングヘッドを決めかけられるもののクロスバーのファインセーブに助けられ、ヘロヘロ状態でタイムアップ。
「今日はこの位で勘弁したるわ」と負け惜しみの強がりも出ないくらい残念な勝ち点1でした。

この試合、前述の通りベンチワークに不満が残ったし、主審の判定にはもっと言いたい事がありますが、何はともあれ負けなくて良かったなと。
徳島戦や草津戦でもそうでしたが、J2各チームはジェフとホームで対戦する際は、尋常ならざる気合いと準備を積み重ねて臨んできます。
ジェフとのホームゲームはそのシーズンのベストゲームと言えるくらいの闘い方をしてくる事は2010年シーズンで十分学習したはず。
それに対して、どう立ち向かうか。
そこが全く整理しきれていないような試合をしてしまい、非常に気分が悪いです。

もっとしたたかに、もっと嫌らしく、もっと泥臭く勝利に執念を燃やさないと、いつまでたってもアウェイでは勝てないでしょう。
2003年から2006年のジェフの全盛期、四つん這いになりながらボールをキープする坂本、リードしている試合終盤に簡単にシュートしてしまいオシムに激怒される巻の姿を見ている者としては、昨日の闘い方はとても納得出来るものではありません。

奇しくも次節は得失点差ながら首位を奪われた栃木との試合。

残念ながらオーロイは累積警告で出れませんが、チーム全体で勝利への執念を見せるしかないでしょう。
絶対にJ1に行くという気持ちを、選手もスタッフもサポも、フクアリで出し尽くして勝ち点3と首位を奪ってやりましょう。

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2011/06/13

2011J2第16節千葉-岐阜(フクアリ)観戦メモ

とりあえず、ディエゴに全部持ってかれなくてホッとした・・・
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6月12日(日) 2011 J2リーグ戦 第16節
千葉 3 - 1 岐阜 (16:05/フクアリ/8,802人)
得点者:29' 米倉恒貴(千葉)、34' 田中秀人(岐阜)、59' 深井正樹(千葉)、64' マークミリガン(千葉)
【主審】中村 太【副審】佐藤 秀明/平間 亮
【天候】曇 22.8℃ 86%
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ジェフユナイテッドが誕生して6/11で20年だそうで、おめでたいことです。
1991年6月11日の頃は、今で言うところのシュウカツをやっていた時期ですかね。田舎から東京に何度も来て緊張しながら面接を受けてたっけな。

20年後、まさか自分がプロサッカーチーム(しかも2部リーグの・・・)をこんなに応援しているなんて想像も出来なかったけどね。

前節、あまりにも不甲斐なく負けてしまった事で、辛い1週間を送ってきたのですが、それは選手も同じだったようで、試合開始直後から選手の気迫がビンビンに伝わってきました。
特に太田は前節不本意な途中出場の途中交代と言うこともあって、右ワイドで先発したこの試合では、オーロイ対策で高くなったDFラインの裏のスペースを何度も切り裂き、更に中央へ切れ込んで危険なプレーを繰り返して脅威となっていました。
でも、最後のフィニッシュがGK正面と素直すぎて決めきれず。

そして注目のオーロイは、序盤のCKから頭で合わせてゴール!のはずが、主審が謎のゴール取り消し。
間接FKから再開したので、ハンドかファールの反則を取られたと思うのですがさっぱり解らず、徐々にイライラが積み重なる展開に。

そんな嫌な流れを変えたのが米倉。
29分、敵のスローインからプレスでボール奪取すると、ワンタッチで繋いで米倉へ。そこから中へドリブルで切れ込み右足一閃、ゴール右隅へ流し込むような見事な先制ゴール。
ドリブルを開始する米倉の右隣りで、並走しながらDFを引き付けた太田の動きもブラボーでした。

ところが、その後のプレーでミルジが出血負傷のためピッチ外へ。
ミルジの止血治療の間、10人で岐阜の反撃をまともに受けてしまい、CKから失点。
10人になった状況で、無理に攻め急がずゆったりとボールを回して時間を使えばよかったのに、太田が不用意に枠外シュートを打ってゴールキックを与えてから、反撃をくらってしまいました。
その辺の試合の運び方がまだまだ甘いということなんでしょう。
その後も、勢い付いた岐阜に決定的な場面を作られてしまいますが、しのぎ切り前半終了。

後半は右足を負傷した太田に代わって林が投入されてから流れが一気に変わりました。

59分、林から広大なスペースめがけて放たれたパスを深井が受けて、鮮やかにDFを2人かわすと左足を振り抜きゴール!勝ち越し。
ここでも、米倉が右サイドに流れる動きで敵を引き付けて深井からDFを剥がすプレーがブラボーでした。

更に5分後の64分、CKからオーロイの裏に走りこんだミルジがカンフーキックでゴール!ダメ押しの3点目。

この3点目で勝負あり。
あとは上手く時計を進ませて、久しぶりに落ち着いて試合終了のホイッスルを迎えることができました。

前半同点に追いつかれた場面はしっかり反省しなければなりませんが、前節の悔しい敗戦を見事に払しょくして勝ち点3を積み上げた事は立派です。
試合後、ドワイト監督が敗戦ドーピングてな話をしているようですが、昨年のように敗戦によって負のスパイラルに陥ることなく、自ら這い上がることができるようになったことにチームとしての逞しさを感じています。
やっぱり前橋のピッチ上で敗戦直後に選手同士でミーティングしていた姿は、このチームの成長の証しだったんだなあと。
伊達にJ2残留してませんぜ(笑)

これから厳しい気候に厳しい相手、更に厳しい過密日程に突入します。
先週は敗戦から切り替えて勝ちましたが、今度は勝利から切り替えて次の試合に集中ですよ。

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今日のガマちゃんver.2011/6/12

さあ、お待たせいたしました!
続いては昨日めでたく二十歳になりました、
あなたのジェフユナイテッド市原千葉のメンバーです!
思いのたけをすべてこのピッチに送り込んでください!

ゴールキーパー
「絶妙な飛び出しでピンチを救う生え抜き男!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「あらゆるポジションをこなすユーティリティ!」 No.4 青木 良太!
ディフェンダー
「強き盾と強き矛が、矛盾なく同居しています!」 NO.3 竹内 彬!
ディフェンダー
「狙った所へピタリと投げるスローイングスナイパー!」 No.5 マーク ダニエル ミリガン!
ディフェンダー
「勝負強さとあたりの強さピカイチ、カウンター封じは任せとけ!」 No.13 山口 慶!
ミッドフィルダー
「侍魂ジェフ魂注入のキャプテン!」 NO.7 佐藤 勇人!
ミッドフィルダー
「伝統を受け継ぎジェフの未来を担うはこの男!」 No.20 伊藤 大介!
ミッドフィルダー
「常にエンジンフルスロットルの全力少年!」 No.14 太田 圭輔!
ミッドフィルダー
「躍動しまくるフットボーラー!」 No.11 米倉 恒貴!
フォワード
「ミスタービューティフルゴールラッシャー!」 No.9 深井 正樹!
フォワード
「大きなバイキング!」 No.8 トーレ ホグネ オーロイ!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「ほえる守護神準備万端!」 NO.17 櫛野 亮!
ディフェンダー
「冷静なるディフェンスラインの若頭!」 No.15 福元 洋平!
ディフェンダー
「ピッチを駆け巡る期待のニューカマー!」 No.24 藤本 修司!
ミッドフィルダー
「切れ味鋭いドリブルも、ピッチの外の天然も、ジェフが作ったジョカトーレ!」 No.19 村井 慎二!
フォワード
「永遠のワンダーボーイ見参!」 No.16 林 丈統!
フォワード
「ゴールに切り込むセクシードリブラー復活!」 No.18 青木 孝太!
フォワード
「がむしゃらなるヤングストライカー!」 No.22 久保 裕一!

監督
「魅惑のフクアリ劇場総支配人!」 ドワイト ローデヴェーヘス!

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2011/06/09

恥ずかしながらぐっときた

かつて残留争いに喘ぐジェフの救世主としてお世話になったこともある、と言うよりか、2002年W杯ベルギー戦で神懸かり的なゴールを決めた鈴木隆行選手が、水戸に加入するというニュースを最初に知った時は、「へーそうなんだ・・・」という程度にしか感じませんでした。

でも、この記者会見のやり取りを読んだ時に恥ずかしながらぐっときました。

水戸:鈴木隆行選手加入会見(J's GOAL)

ぐっときたのは、自ら進んで無給のアマチュア契約をしたことではなく、柱谷監督の言葉。

「彼は若い時『俺のために、俺のために』という気持ちだけでプレーしていた。今は『水戸のためにやりたい』と言ってくれた。これだけ人は変われる。人の気持ちを思いやれるようになった。」

この言葉を目にしたとき、思わず自分自身の事を考えたんですよね。
はたして自分は人の事を思いやれているかと。

家族のため、仲間のため、お客さまのため、会社のため、チームのため、部下の成長のため・・・
普段いろいろな動機で働いたり、動いたり、がんばっているつもりだけど、よくよく考えてみると、最終的には「俺のため」にやっているのではないかと。
打算なしで純粋に誰かのためにがんばれているかと、はたと考えてしまった。

まあ、だからといって今更何か生き方を変えようという心境では無いけど、何かのために自分の人生、生活を掛けて頑張るということの凄さを改めて思い知りました。

このニュースでこんなことを考えるとは思わなんだ・・・

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2011/06/06

2011J2第15節草津-千葉(正田スタ)観戦メモ

毎度毎度、劇的な展開・・・てな訳にはいきませぬ。
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6月4日(土) 2011 J2リーグ戦 第15節
草津 3 - 1 千葉 (16:04/正田スタ/6,054人)
得点者:50' アレックス(草津)、80' ラフィーニャ(草津)、90' 萬代宏樹(草津)、90'+2 深井正樹(千葉)
【主審】山内 宏志【副審】竹田 明弘/中込 均
【天候】晴 27.6℃ 34%
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まあ、あれだ。
人生照る日もあれば曇る日もある。この日は土砂降りの雨だったということかな。

ケチのつけ始めはスタメン。
ミルジが豪州代表のため欠場する事は既に分かってたこと。
で、そのリカバーのCBがファンゲッセルてのは不安だったんだけど、結果はやっぱその通りで、草津は自分の最大のストロングポイントである二人のブラジル人と萬代をバンバン裏に走らせた「あとはよろしく」攻撃を繰り返して、スピードに難があるジェフ守備陣はズタズタにされてしまいました。

まあ、2失点目と3失点目はジェフが空爆体制になっていたところを鮮やかなカウンターでやられたので、しょうがない部分はあると思います。
問題は、1失点目。
ジェフの右サイドが決壊して、更に中央がお留守状態。
あれでは、昨年のアウェイ横浜FC戦の再現かと思いたくなるくらいのデジャヴ感。

後半開始早々にあんなお粗末守備で失点してしまっては、チーム全体の士気も上がりません。

それからスタメンのケチのもう一つは右ワイド。ラムちゃん。
チームとして機能するとかしないの問題では無く、走れない、ボールを持てない、パスもダメでは、見ていて辛すぎた。
よって、いいボールが右サイドに展開しても味方が信頼して攻め上がることが出来ない。
あと数秒でも、草津のプレスに耐えてボールを持てれば、違った展開になっていたのに。結局、前線で孤立してあっさりボールを奪われ続けるラムちゃん。君がもうちょっと頑張ってくれれば、この試合も何とかなってたかもしれないよ。
もっと頑張ろうぜ、ラムちゃん。
案の定、ハーフタイムに太田と交代。監督も、ここの傭兵は頭痛の種なのかもしれませんが、個人的には早く孝太が戻ってきてくれないかなあと。
孝太の怪我が長引くようであれば、大介を右ワイドでファンゲッセルをボランチにする大分戦布陣の方がチームとして機能するのではと思いながらの前半でした。

あと、オーロイ。
ここ数試合は、対戦相手の対策の前に沈黙してしまっている感じですが、オーロイ自身が主審の笛に対してかなりナイーブになってる感じがするんですよね。やっぱり4枚目のイエローは貰いたくないし。
この試合も、草津のCBの中村からラグビーのようなタックルを何度も受けながら我慢強くプレーしてましたし、それに対して主審は容赦なくオーロイに対してファールを取る。
申し訳ないが、あれではオーロイはプレーできないですよ。
でも、そんなレフリー環境でもオーロイには活躍してもらわなければないらないですから、もうちょっと工夫が欲しいなあと。例えば、ロングボールの競り方とかね。
今年は「戦術オーロイ」で行くと決めた以上、チームとしても徹底的にそこを磨きあげて欲しいと思いますよ。

そんな愚痴しか出ないようなダメな試合でしたが、試合終了直後、勇人がピッチ上とベンチメンバーと通訳を集めて円陣になって何かを話し合う姿を見て、少しだけ安心しました。

私は基本的に応援するチームにはブーイングはしなので、こんな試合はいつも無言で何もせず選手を迎えるのですが、この日は選手同士だけでピッチ上で話し合う姿を見て、猛烈にまた応援したくなって拍手しながら「次だ次!切り替えて、次は絶対に勝つぞ!」と無意識に叫んでおりました。

長いシーズン、こんな試合もあって当たり前。
過ぎてしまった時間をいつまでも引きずることなく、切り替えて次のホーム岐阜戦に向かって準備しましょ。
いくぞ!J1!

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