シーズン総括ではないけど、自分の考え方整理
久しぶりの更新です。
前回が最終節徳島戦のレポを3日遅れで上げたやつですので、3週間ぶりですかね。
別に仕事が忙しかったとか、プライベートで何かあったとかの理由は無いのですが、強いて理由を挙げるとすると、先月末からiPhoneユーザーとなったためPCを立ち上げる時間が激減したという事かな。
さて、2010年シーズン中、当blogではジェフについて記す際には可能な限りポジティブな内容となるよう配慮してきたつもり・・・です。
特にシーズン終盤は「毒吐きはシーズン終了後に・・・」と、自分に言い聞かせて我慢してきたつもり。
ですのでシーズン終了後、直ちに毒吐きの文章をエントリーするつもりだったのですが、下書きをすればするほど虚しくなるばかりですので素直に諦めました。
まあ、他のジェフサポブロガーの皆さまが様々な振り返りをされておりまして、私の考えていた事もほぼ同じですので、あえて後出しで書くことも無かろうということです。
でも、先日25日の天皇杯準々決勝福岡vs東京の試合をテレビ観戦して、いろいろ思うところがありましてね。今回改めて自分の考えを記してみたわけであります。
というのもこの試合、キックオフから92分までの東京の姿が、2010年のジェフのように見えてしまって、もの凄く切ない気持ちと言うか、J2の厳しさを改めて痛感した気になりましてね。東京の試合内容も、熊谷の茶色のピッチ状態も、ジェフが苦しんだJ2そのものに見えてしまったんですよね。
サッカーは選手個々の能力の総和だけでは勝てない。
という事なんですよね、結局。
チームとしての戦術と戦略、更に状況を見極めて打開する力、もしくはB案を準備しているか。
選手個々の能力がそれほどではないJ2では、このチーム力が重要なんですよね。
残念ながら2010年型ジェフは、昇格した3クラブに対してチーム力という部分では完敗でしたし、下位のクラブにもアウェイで簡単に負けてしまった原因もこれしかないでしょう。
そもそもチーム力を上げて勝つことをJリーグで先駆けていたのがジェフであっただけに、その悔しさがもの凄くあったりもします。
2011年の監督・コーチ陣はほぼ総入替えになるとの事で、それに対して「これまで積み上げてきた物を無駄にするのか」と不安視するご意見もお見かけします。
でも、私は逆に2010年を「大失敗のシーズン」と捉えれて、一度リセットすべきだろうと考えています。
特に江尻監督については、2009年後半から指揮を執っている事を考えれば、積み上げてきた物とは何なのか・・・という事になりかねない。
少なくとも2010年型ジェフではチーム力を結果につなげる事が出来なかったのは事実。
とにかく、我々の目の前には2011年もJ2で闘うという現実がある。
それに対してどう立ち向かうかを考えるしかないでしょう。
2010年は2008年の広島をモデルケースとして、J1昇格は当たり前、J1でも十分闘える準備も同時にしちゃう、てな目標だったと思いますが、2011年はこれでは絶対にダメ。
まずは、J1昇格。
何が何でもJ1昇格。どんな順位でもJ1昇格。どんな内容でもJ1昇格。
2011年の目標はこれしかないでしょう。
しかも新監督は短期的な目標にはめっぽう強い(であろう)外国人。
確かにジェフのサッカースタイルを確立するとか、具現化するとか、あるべき姿を並べればいろいろあると思いますが、今後ジェフを長期的に発展、いや存在させるためにはJ1というカテゴリーは絶対に必要な部分でしょう。
「J1に上がっても直ぐにJ2に逆戻りでは・・・」というご意見はその通りですが、今の状況ではJ1昇格を最優先として取り組むことの方が大事。J2滞在長期化によるクラブの弱体化リスクを考慮するとやむなしでしょう。
J1に上がってからのことは、J1昇格が決まってから考える。
今現在のジェフの状況では、これが最善のクラブの方向性だと私は考えます。
という事で、新監督にはJ1昇格という最大ミッションを何が何でも達成して欲しいと期待しています。てゆうか、期待するしか無いので、絶対にJ1昇格をお願いします。
で、冒頭の天皇杯の福岡vs東京の試合。
結局、93分に東京がパワープレーの末、石川直の意地のゴールで同点に追いつき、延長戦で勝ち越して勝利した訳ですが、試合内容が最悪であっても結果を出し続けることがJ2では何よりも大事なんだよなあと、またまた痛感した次第でした。
年内のサポコミ開催要求の件とか、シーチケ不買とか、他にもいろいろ思うところがあるのですが、それは別の機会にでも書くかもしれないし書かないかもしれません(笑)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント