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2010/10/25

2010J2第31節横浜FC-千葉(ニッパツ)観戦メモ

いくら嘆いても悔やんでも負けは負け。
主審や副審、ボールパーソンは何も悪くはありません。
すべて自分が招いた結果です。
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10月23日(土) 2010 J2リーグ戦 第31節
横浜FC 1 - 0 千葉 (16:03/ニッパ球/8,855人)
得点者:43' 西田剛(横浜FC)
【主審】今村 義朗【副審】中野 卓/江角 直樹
【天候】晴 18.4℃ 41%
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手元の時計が49分を過ぎて、横浜FCの選手が力の無いジェフボールをクリアした時、今村主審の両腕が夕闇に沈んだ横浜の空を指した姿がスローモーションで見えました。

何とも言えない激しい焦燥感。

ああ、この光景とこの感覚、以前にも経験がある・・・と考えたら、2008年と2009年のアウェイ大宮戦と似てましたね。

激しい肉弾戦を仕掛けられてたまらずロングボールを蹴らされ、そのボールを奪うと縦ポンで中盤すっ飛ばし攻撃・・・
今シーズンのジェフ対策の教科書通りの試合に持ち込まれても、それを凌ぐ手段もアイディアも無いのがジェフの最大の弱点。
失点シーンも、ジェフの右サイドの裏への縦ポンのボールを19番に根性で追いつかれ、ゴールラインぎりぎりから根性でクロスを上げられ、ゴール前に走りこんだ18番が山口を根性でふっ飛ばしながら、根性でダイビングヘッド。そのボールも根性でポスト内側を叩いて入る、まさしく根性だらけのゴール。
悔しいけれど、前半は根性で負けていた事は認めなければならないでしょう。

後半、頭から谷澤(※横浜FCの運営さん、矢澤にあらず!)を投入して、電光石火の同点ゴールかと思ったらオフサイド・・・
その後もセカンドボールを支配して、完全に守備的になった横浜FCを攻めまくるも決めきれず。
最後は、DF1枚削って太田を投入するスクランブルを見せるも、ゴール前を固める横浜FCに弾き返されるだけで無情に時間だけが進み万事休す。

認めたくはないけど、負けは負け。
勝ち点1も無い完敗。
悔しいけど、現実を受け止めて前を向くことだけを考えないと。

次節は、大一番にしなければならない甲府戦。
イライラの頂点を超えてしまったネットが横浜FC戦の黄紙で、累積8枚目の2試合出場停止。

でも、ジェフには対甲府専用FW、青木孝太がいる。

FC東京とのTGで活躍したと噂されている米倉もいる。

下を向いている暇はありません。
俺たちのホームフクアリで、勝つしかないでしょう。

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2010/10/18

2010J2第30節千葉-水戸(フクアリ)観戦メモ

勝って兜の緒を締めまくれ!
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10月17日(日) 2010 J2リーグ戦 第30節
千葉 1 - 0 水戸 (16:03/フクアリ/10,277人)
得点者:17' ネット(千葉)
【主審】野田 祐樹【副審】二俣 敏明/聳城 巧
【天候】曇 22.7℃ 63%
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5月のケーズデンキスタジアムでは木山監督の奇策とJ2らしい試合展開で、悔しい敗戦を喫してしまった水戸とのリベンチマッチ。
当時、前線で走り回っていた吉原は重症の怪我、奇策の主役だった保崎が出場停止と、リベンジするには物足りない水戸のメンバーであったけど、関係無し。

何としてでもこの試合に勝って、上位陣の精神的圧力を押し上げたいところ。

試合は序盤から、水戸のハイプレスにジェフはボール回しが出来ず、ロングボールを前線に入れてもネットが水戸のCB大和田に封じられ、5月の悪夢がよみがえるかのようでしたが、10分を過ぎる頃には水戸の両サイドを執拗に突いて、水戸の「穴」をこじ開ける作業で打開策を探ります。
そして17分、GKからDFへ繋ぐパスを深井が鮮やかにカット、そのまま前線のネットへクロス。ネットはCB作田を背中で押さえながら頭でゴール右上隅にボールを叩き込み先制!

ネットは見かけによらず空中戦があまり得意では無く、この試合も大和田、作田の両CBを相手に苦戦していた状況でもヘッド炸裂。
いやあ、参りました。天皇杯でのハットトリックは伊達じゃないってことですね。

その後も、キレキレの深井の惜しいシュート等もあり、2点目は時間の問題かという展開ながら決めきれず。
対する水戸の攻撃は、DF陣から中盤でプレスを受けると途端にボール回しが怪しくなり、パスミスを連発。なかなか前線へボールを運べず苦労していましたが、鎌田の不用意な横パスを奪われたのち、大橋のミドルがバーを叩くなど、肝を冷やすシーンもあってなかなか安心出来ない展開が続きます。

後半は、水戸がボールタッチ数を少なくしてダイレクトプレーでジェフゴール前まで攻め上がるなど反撃を見せますが、最後のシュート精度に助けられました。
そして、この試合のポイントの一つとなった水戸の選手交代、73分に森に代わり鶴野が入ると、水戸の右サイドを猛スピードで走りまわられ、アレックス一人では対応しきれず、そのカバーで山口と勇人が手を焼き、セカンドボールを支配され攻め込まれる場面が多くなりました。
おそらく、策士である木山監督が切ったこの試合最大の切り札で、ジェフが最大のピンチの時間帯を迎えることになりましたが、江尻監督は有効な手を打てずジリジリする時間が続くばかり。
結局、78分に伊藤→工藤、85分に倉田代わり、今やジェフのストッパー坂本を投入。工藤が中盤の落ち着きを取り戻し、手を焼いた鶴野に坂本をマッチアップさせる事で、ようやく消火活動に成功。
あともう少しだけ、この交代を早めることが出来れば、これほど苦戦することも無かったような気がしますが・・・

江尻監督は4分のアディショナルタイムの4分経過するころに、ネット→孝太の交代カードを切り、勝利監督らしい仕事で試合を締めくくり。
ちょっとドキドキしましたが、前節に続き1-0のスコアで勝ち点3を得ることが出来ました。

前節の富山戦の1-0勝利に比べると、危なっかしさは少なかったような印象ですが、出来れば2点目3点目を決めて楽に試合を進めたかったところ。
終盤、勇人がボールを持ってカウンターで攻め上がり、3対2の状況にもかかわらずあっさりボールを奪われたシーンがありましたが、それまでの勇人の活躍を見ればあれはあれでしょうがないと思うしかないしなあ。

まあ、勝てば文句は無いのですよ。
今は勝利が全てです。

次節はアウェイで横浜FC戦。
横浜FCは鳥栖での試合で、0-3から4点を奪って一時は逆転する壮絶な試合をしていますが、怯むことなく勝ち点3をめざしてがんばりますよ。

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2010/10/17

今日のガマちゃんver.2010/10/17

さあ、お待たせいたしました!
続いてはホームジェフユナイテッド市原・千葉のメンバーです!
今回は力強いサポーター、ジェフ出身、光永亮太も一緒にお届けします!
渾身のエールをお送りください!

ゴールキーパー
「しなやかに守りきるゴールの番人!」 NO.1 岡本 昌弘!
ディフェンダー
「サイドラインを疾走する若き力!」 No.25 鎌田 翔雅!
ディフェンダー
「攻めに守りにバランス抜群の仕事人!」 No.31 青木 良太!
ディフェンダー
「体を張るとは、こういう事なんです!」 NO.33 茶野 隆行!
ディフェンダー
「ピッチのあらゆるところに出没する褐色の忍者!」 No.3 アレックス アントニオ デ メロ サントス!
ミッドフィルダー
「チームメイトの良さを絶妙に引き出すサッカーソムリエ!」 No.6 山口 慶!
ミッドフィルダー
「敵を切り裂く黄金のサムライ!光永先輩も大注目!」 NO.7 佐藤 勇人!
ミッドフィルダー
「ワンタッチでチャンスを創るジェフの未来形!」 No.28 伊藤 大介!
フォワード
「キレキレのドリブル unstoppable!」 No.9 深井 正樹!
フォワード
「帰ってきたメガトン爆撃機!」 No.20 ネット バイアーノ!
フォワード
「相手を恐怖に陥れる極上のテクニシャン!」 No.14 倉田 秋!

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「ゴールマウスを塞ぎきる大巨人!」 NO.21 中牧 大輔!
ディフェンダー
「その存在そのものがチームの底力!」 No.2 坂本 將貴!
ディフェンダー
「強力無比なるクロッサー!」 No.13 和田 拓三!
ミッドフィルダー
「チームを支えるキャプテンここにあり!」 No.10 工藤 浩平!
ミッドフィルダー
「ミスター超高速スタミナタンク!」 No.24 太田 圭輔!
フォワード
「スピード、テクニック、そして経験、全てが揃うゴールハンター!」 No.11 林 丈統!
フォワード
「いよいよ本格的覚醒のストライカー!」 No.29 青木 孝太!

監督
「ぶれずに進む頼もしき鬼軍曹!」 江尻 篤彦!

それでは改めて、光永先輩から熱きエールをお願いします!

「今日は何としてでも勝利をもぎ取って、みなさん笑顔で帰りましょう!」

それでは最後にこの新しいスローガンで、一緒に行きましょう!
「走りきれ!そして、その先へ!」
よろしくお願いします!

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2010/10/11

天皇杯3回戦千葉-京都(西京極)観戦メモ

上のカテゴリーのクラブに勝つって、気持ちいいね。
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10月9日(土) 第90回天皇杯3回戦
千葉 4 - 0 京都 (13:00/西京極/1,646人)
得点者:9' ネット(千葉)、30' ネット(千葉)、33' 深井 正樹(千葉)、67' ネット(千葉)
【主審】高山 啓義 【副審】大塚 晴弘/大川 直也
【天候】雨 26.2℃ 64%
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13時キックオフの試合なのに、薄暗く雨が降り続いた京都。
前夜から運転してきた車を大宮駅近くの駐車場に入れ、電車で2駅移動して開門後11時過ぎに西京極のスタジアムに到着。
スタジアム内は雨を凌げる場所はトイレだけなので、ポンチョを着用後は選手のピッチ練習開始まで雨に打たれながらじっと座って待つしかありません。これから試合が始まるというワクワク感どころか、テンションがどんどん下がってしまいます。
そんな中でこの日来場した1,646人は本当にサッカーが好きな人なんでしょうね。きっと。

でも、雨の中での応援って、始まると妙なテンションで普段は出さないくらい大きな声が出てしまうんですよ。
たぶん雨でずぶ濡れになって、ほぼヤケクソなんだと思うけど。

そんな状況下で4-0の勝利となれば、もう完全にアホになるほど嬉しくなっちゃうもんです。
いやあ、京都に行って良かった良かった。

さて試合。
天皇杯ということでジェフはどの程度メンバーを変えてくるのかと思ったら、先週の富山戦のメンバーから孝太→ネット、谷澤→倉田、工藤→深井、アレックス→茶野と4人を変更。
特筆すべきはネットと茶野の復帰。茶野は栃木戦での怪我が大事に至らなくて良かったです。
ただ、試合後の勇人のコメントで「孝太が怪我」とあったので、ここがちょっと心配。ネットが体調不良で試合に出れない期間、チャンスを十分に活かしていたので、大きな怪我でなければ良いですが。

対する京都は、ほとんどガチなメンバーだったんですかね。でも、前線から中盤のプレスがほとんど無いので、ジェフのボールが面白いように回る回る。普段のリーグ戦ではなかなか見られないダイレクトパスがポンポンと続いたりと、いい感じで試合を展開。
9分のネットの先制点は、中盤でボールを奪った後の展開が素晴らしかったし、3点目の深井のゴールのきっかけとなったCKを得るまでの展開も非常に良かった。
こんなプレーがリーグ戦でも・・・と思いたいのですが、選手も当然そう思っている事だろうし、そこがJ2の難しいところなんだろうなと。
それと、昨日のような雨でも水溜りが出来ず、ボールが走りまくる素晴らしいピッチコンディションで試合が出来た事も大きいかな。最初は所々が茶色になっているピッチにちょっと不安を感じたのですが杞憂でした。

後半も、モチベーションが下がり始めた京都を攻めまくり、67分、鎌田→勇人→ネットと繋いで4点目ゴール。
その他にも、深井が抜け出してGKと1対1になるなど、決定的なチャンスがいくつかありましたが、決めきれず。

一方、守備の方は結果的に完封しましたが、相手のクロスのミスや枠外シュートに助けられた部分が多く、まだまだ課題は尽きないと思いますが、最後の部分のボールに対する圧力と言うか身体を張ってシュートを防ぐ部分は富山戦に続き良かったところだと思います。
江尻監督も試合後のコメントで話していますが、この部分が結果に繋がっている事はチームとして自信に繋がるし、我々サポにも選手の必死な気持ちとして伝わります。味方がミスしても、相手のゴラッソなプレーで崩されても、最後は勝ちたい気持ちで泥臭く守る部分がJ2で鍛えられたのかもしれませんね。

リーグ戦17位でチーム状態が良くない京都とはいえ、上のカテゴリーのJ1クラブに4-0で勝った事は本当に嬉しいもんです。これが天皇杯の楽しさなんですね。初めて実感できました。

帰りは、雨で冷え切った体を温泉で温めて、再び車で帰ってきました。
先週の富山遠征と合わせて、1週間で約1,800kmの運転でちょっと疲れましたが、試合に勝利しているので全然平気。
チーム同様、私も泥臭くサポート頑張ります。

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2010/10/05

富山遠征ドライブの記録

今年のアウェイ遠征のコンセプトは、「車で行ける所は行く」

という事で、車で富山に行ってきたわけですが、今回は自分のための旅行記録としてのエントリー。

栃木戦で購入した「るるぶ富山」と、いつもの応援グッズをバックに詰め込み、10月3日0時過ぎに自宅を出発。
今回の旅のルートはこんな感じ。
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真夜中の高速道路は渋滞もなく、ちょくちょく休憩をとりながら、ほぼ予定通りの5時半ごろ北陸道有磯海(ありそうみ)SAに到着。
ここで、ちょっと仮眠を・・・と思ったら、自分の車の周辺を多数のジェフサポが歩いてるので、後方を振り返ると後援会バスも駐車中でございました。

ここでガッツリ寝ようと横になったものの、外が明るくなるにつれ大型バスが次々と到着して、わさわさと騒がしくなってきたので、仮眠を諦め富山市内へ向けて再出発。

7時半ごろ、最初の目的地の温泉施設へ到着。
大きなショッピングセンターと同じ敷地にあるこの温泉は、土日のみ朝7時からの営業で、空港にも富山ICにもスタジアムにも近いのでなかなか便利で、施設も新しく清潔感もあってゆったりとくつろがせていただきました。

温泉につかった後、朝食をとって9時過ぎ。
開場時刻まで若干時間がありましたが、強烈な睡魔に襲われはじめたのでスタジアムの駐車場で仮眠タイム。

試合会場の富山県総合運動公園陸上競技場は、典型的な国体仕様の競技場とスポーツ公園ですが、スタジアムの周回道路には多数のランナーで賑わっており、寝不足でけだるい顔の不健康な自分とのコントラストが妙な感じでございました。

試合終了後は、勝利の余韻に浸りたい気分ながら、翌日の仕事のために一刻も早く富山脱出せねばらず、泣く泣く速攻で車に乗り込み出発。

帰りも、北陸道有磯海(ありそうみ)SAに立ち寄り、勝ち点3のお礼でもある富山のお土産を物色。
富山土産の王道でもある、ますのすしは子供のころから結構食べているので今回は購入しなかったのですが、旅のパートナーの次男が食べた事がないので、お試し用としてミニサイズのますのすしを購入。
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早速食べてみましたが、これは私が知っている「ますのすし」にあらず。
やっぱり上下方向にぎゅっと圧縮されてないので食感が全然違いましたね。

その後は往路と同じルートで東京方面へ。さすがに通行する車の台数は多いものの大きな渋滞もないまま、19時頃に関越道藤岡JT手前の藤岡PAのハイウェイオアシスで夕食タイム。
ラーメン屋に入りとんこつラーメンを食べ始めたころ、「あ、福岡の試合が終わってるはず」と携帯で試合結果を確認すると、「熊本2-1福岡」の文字が目に飛び込んできました。
この結果は俺たちがとんこつラーメンを食べたからだな、と次男と話しながら渋滞の無い関越道と圏央道をひた走り21時前に自宅へ到着。

やっぱり勝利の力はロングドライブの疲れも吹っ飛ばす、てことを再確認した遠征となりました。

ちなみにフクアリで買った「るるぶ富山」は今回の遠征中、一度も見ることはありませんでした(笑)
でも、実はフクアリでもう1冊、「るるぶ京都」も買っちゃっていたのでした。

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2010/10/04

2010J2第29節富山-千葉(富山)観戦メモ

長かった・・・
今シーズン、アウェイでの初勝利です。
※個人の感想です
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10月3日(日) 2010 J2リーグ戦 第29節
富山 0 - 1 千葉 (13:05/富山/4,632人)
得点者:25' 青木孝太(千葉)
【主審】吉田 哲朗【副審】田尻 智計/秋澤 昌治
【天候】曇 26.5℃ 50%
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どんよりと低い雲が広がり、強風が吹き荒れる中、「今回もダメかもしれない」という弱気な自分を吹き飛ばすが如く、ゴール裏(2階ですが・・・)で思いっきり声を出してきました。

「人だ!人を見ろ!」
「切り替えろ!集中!集中!」

頭で意識する前に口から次々と声が発せられ、ボールが少しでも「こちら側」に近づくようチャントを歌う。
アウェイでの惨めな気持ちは二度と御免だ、そんな気持ちで自分も必死に闘っていました。

監督更迭後の初戦で、クラブ全体で気合いが入っているであろう富山は、前線の3人がジェフのDFに激しいプレスを仕掛けて、前節の栃木戦以上にジェフのボール回しが機能不全に。
富山は中盤で奪ったボールをシンプルに前線のスペースに出して、鋭いカウンターでジェフゴールに迫ります。
この日、久しぶりのスタメンとなった鎌田は持ち味のオーバーラップを見せるどころか守備に追われるほど、なかなか攻撃のリズムが作れない。

しかし、そんな劣勢状態でスローインからボールを繋ぎ谷澤がDFライン裏に抜け出し、ゴール前で混戦後にゴール!先制!
アウェイゴール裏からでは、何がどうなったのか全く解らなかったのですが、ごちゃごちゃした中からゴールネットが揺さぶられ、主審がセンターサークルを指し示す姿が見えたので、ゴールを確信して喜びを爆発。

「もう1点取っていこう!」

そんな声に応えるようにその後もジェフのチャンス場面が続きましたが、富山も負けずに反撃。
何となく雰囲気を持っていて嫌な感じだった富山の15番が放ったミドルがクロスバーを叩くなど、肝を冷やす場面もチラホラ出始めて前半終了。

後半は、富山のフレッシュな交代選手が起点となってピンチの連続。
これまで何度もアウェイの地で見せつけられたホーム側の歓喜の残像を脳裏から消し去るべく、ありったけの大きな声を出して必死に応援。
85分を過ぎると、決して上手くないボールキープを繰り返し、何度も繰り返される相手のCKで体を張ってシュートを防ぎ、カッコ悪くても泥臭く闘う選手を目の前にして、応援の声もボリュームアップ。

3分のアディショナルタイムを無事にやり過ごして、試合終了のホイッスルが鳴った時は、勝利の喜びと共に選手と一緒に闘いきった達成感で胸がいっぱいとなりました。

アウェイでの一体感は本当に最高です。
やめられません。まさに麻薬です。

今シーズン、これまでのアウェイ遠征で敗戦した際は、余計な金は落とさないと現地で土産も買わずに帰っておりましたが、今回は財布のひもを大解放!のつもりで小解放(笑)
勝ち点3のお礼に富山土産をささやかながら購入して気分良く家路につきました。

試合内容は決して褒められる物ではありませんが、13時キックオフのアウェイで今季初の1-0で勝った喜びは最高でした。
残り9試合も結果にこだわり、大願成就出来るよう1試合づつ泥臭くがんばりましょう。

試合終了後の谷澤菌祭りの様子です。

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