2010J2第29節富山-千葉(富山)観戦メモ
長かった・・・
今シーズン、アウェイでの初勝利です。
※個人の感想です
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10月3日(日) 2010 J2リーグ戦 第29節
富山 0 - 1 千葉 (13:05/富山/4,632人)
得点者:25' 青木孝太(千葉)
【主審】吉田 哲朗【副審】田尻 智計/秋澤 昌治
【天候】曇 26.5℃ 50%
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どんよりと低い雲が広がり、強風が吹き荒れる中、「今回もダメかもしれない」という弱気な自分を吹き飛ばすが如く、ゴール裏(2階ですが・・・)で思いっきり声を出してきました。
「人だ!人を見ろ!」
「切り替えろ!集中!集中!」
頭で意識する前に口から次々と声が発せられ、ボールが少しでも「こちら側」に近づくようチャントを歌う。
アウェイでの惨めな気持ちは二度と御免だ、そんな気持ちで自分も必死に闘っていました。
監督更迭後の初戦で、クラブ全体で気合いが入っているであろう富山は、前線の3人がジェフのDFに激しいプレスを仕掛けて、前節の栃木戦以上にジェフのボール回しが機能不全に。
富山は中盤で奪ったボールをシンプルに前線のスペースに出して、鋭いカウンターでジェフゴールに迫ります。
この日、久しぶりのスタメンとなった鎌田は持ち味のオーバーラップを見せるどころか守備に追われるほど、なかなか攻撃のリズムが作れない。
しかし、そんな劣勢状態でスローインからボールを繋ぎ谷澤がDFライン裏に抜け出し、ゴール前で混戦後にゴール!先制!
アウェイゴール裏からでは、何がどうなったのか全く解らなかったのですが、ごちゃごちゃした中からゴールネットが揺さぶられ、主審がセンターサークルを指し示す姿が見えたので、ゴールを確信して喜びを爆発。
「もう1点取っていこう!」
そんな声に応えるようにその後もジェフのチャンス場面が続きましたが、富山も負けずに反撃。
何となく雰囲気を持っていて嫌な感じだった富山の15番が放ったミドルがクロスバーを叩くなど、肝を冷やす場面もチラホラ出始めて前半終了。
後半は、富山のフレッシュな交代選手が起点となってピンチの連続。
これまで何度もアウェイの地で見せつけられたホーム側の歓喜の残像を脳裏から消し去るべく、ありったけの大きな声を出して必死に応援。
85分を過ぎると、決して上手くないボールキープを繰り返し、何度も繰り返される相手のCKで体を張ってシュートを防ぎ、カッコ悪くても泥臭く闘う選手を目の前にして、応援の声もボリュームアップ。
3分のアディショナルタイムを無事にやり過ごして、試合終了のホイッスルが鳴った時は、勝利の喜びと共に選手と一緒に闘いきった達成感で胸がいっぱいとなりました。
アウェイでの一体感は本当に最高です。
やめられません。まさに麻薬です。
今シーズン、これまでのアウェイ遠征で敗戦した際は、余計な金は落とさないと現地で土産も買わずに帰っておりましたが、今回は財布のひもを大解放!のつもりで小解放(笑)
勝ち点3のお礼に富山土産をささやかながら購入して気分良く家路につきました。
試合内容は決して褒められる物ではありませんが、13時キックオフのアウェイで今季初の1-0で勝った喜びは最高でした。
残り9試合も結果にこだわり、大願成就出来るよう1試合づつ泥臭くがんばりましょう。
試合終了後の谷澤菌祭りの様子です。
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コメント
遠方観戦応援お疲れ様でした。
確かにアウェイだと何が何でも絶対負けてたまるかと親父自身も叱咤激励モード炸裂に!それにスタグルメ満喫かな?
投稿: 下駄の親父 | 2010/10/05 06:00
>下駄の親父さま
コメントありがとうございます。
富山は意外にもスタジアムグルメが充実しておりましたよ。満喫とまではいきませんでしたが、そこそこ楽しませていただきました(笑)
投稿: speedster | 2010/10/05 22:06