肉でも魚でもない結果でした・・・
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6月12日(土) 2010 J2リーグ戦 第17節
甲府 2 - 2 千葉 (16:03/小瀬/16,431人)
得点者:41' 片桐淳至(甲府)、65' 養父雄仁(甲府)、70' 倉田秋(千葉)、85' 青木良太(千葉)
【主審】松尾 一 【副審】中原 美智雄/前田 敦
【天候】晴 27.5℃ 46% 【入場者数】16,431人
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とにかく暑い1日でした。恐るべし甲府盆地。
8/22岐阜戦のチケット発売と、中央道の渋滞を考慮して片道90kmの距離ながらも早めに出発したので、開場2時間前に小瀬到着。本日の戦場であるメインスタンドの待機列が幾分涼しい木陰に形成されていたので助かりました。
前半、風下の甲府は慎重な立ち上がりで、サイドバックもほとんど上がらずボールも繋がずロングボール主体の単調な攻撃は、ジェフにとって難しい守備ではありませんでした。
ただ、問題はボールを奪ってからの切り替えの遅さとリスクを冒せなかったこと。
特に前節思い切りの良いプレーを見せていた米倉が前線でブレーキになっていた印象でした。君のフィジカルの強さがあれば少々強引でもゴールに向かうプレーは相手にとって脅威になるはず。もっと自信を持って前に進んで欲しいな。
ジェフは攻撃に問題を抱えつつも安定した守備で試合をコントロールしていると思ったら、福元のパスミスからボールを奪われ片桐にゴラッソなミドルを打たれ失点。
ハーフナーマイクもパウリーニョも上手く封じ込めていただけに非常に残念な失点でしたし、時間帯も悪かった。
何となくどよーんとした空気でハーフタイムを迎えて、反撃に切り替えたい後半も空気を変えられず、逆に余裕が出た甲府に押され始め、完全に試合の主導権を奪われてしまいました。
甲府の藤田、養父のケアのために思うように前線に顔を出せない工藤と勇人を助ける為に、米倉→ネットの交代で2トップにした方が良いだろうと素人采配を妄想していたら、江尻監督最初に出したカードは55分に太田→谷澤。
しかし試合の流れは変わらず、65分にパウリーニョ、藤田に粘られ、最後は養父にミドルを決められ0-2。
DFに当たった不運なゴールではありましたが、今日の試合の流れから見ると絶望的な失点。
でも、結果的にこの失点を境に試合の空気が完全に逆転してしまうのですから、サッカーは実に面白い。
70分アレックスからのパスを受けた倉田が角度が無い位置から決めて1-2。
85分には和田のロングスローから青木良太が頭で決めて同点。このゴールはネットとダニエルが競り合う鼻先で青木良太が触る素晴らしいゴールでした。
その後も、アーリークロスに青木孝太が頭から飛び込むも触れなかったシーンや、工藤がセカンドボールをダイレクトで打って吹かしてしまうシーンもあり、その度にスタンドのジェフサポはずっこけまくり。
ネットがPA付近で倒されたシーンは、テレビで見返すと主審の判定通りPAの外側でしたし、ダニエルのファールを取ってくれて非常にラッキーなプレーでした。ネットにはあそこで倒れずしっかりとシュートを打って欲しかったな。
GKの負傷交代もありロスタイム7分も貰うも、結局2-2のまま試合終了。
勝ちたかった試合で実際に勝てるチャンスがあった試合でしたが、引き分けの結果で終わってしまった事は非常に残念でした。
ただ、0-2から同点に追いついた事は前向きに捉えたいし、選手も良くやったと思います。
0-2となってから甲府の選手の足が完全に止まっていたこともありますが、この暑さの中でジェフの選手は最後まで走りぬいた事で試合の流れを土壇場で引き寄せる事が出来たんだと思いたい。
ですので、7月からの夏場の試合を走りぬける事が出来るように、中断期間に良い準備が出来る事を期待したいと思います。
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