2010J2第15節水戸-千葉(ケーズデンキ)観戦メモ
いろいろ考えさせられた敗戦でした。
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5月29日(土) 2010 J2リーグ戦 第15節
水戸 1 - 0 千葉 (13:04/Ksスタ/5,906人)
得点者:65' 片山真人(水戸)
【主審】河合 英治 【副審】犬飼 一郎/清野 裕介
【天候】曇 14.7℃ 66%
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当blogにお付き合いいただいている方はご存知だと思いますが、私は水戸で働いておりました。
表現が過去形になっているのは、実は4月に転勤しまして、今は福島県内で働いております。
仮に転勤していなかった場合、5/29は重要な仕事が入る予定でしたので今回の遠征は叶わなかったのですが、転勤により無事に遠征できた次第。
ということで、今回の水戸遠征は非常に楽しみにしていたのですが・・・
まあ、非常に残念な試合でした。結果も内容も。
運動量も、ルーズボールに対する執着心も、対人の当たりも、何より勝利に対する執念も、何もかもが負けてました。
確かにピッチがバンピーでボールがポンポン跳ね上がり正確なパスワークが難しい状況だったかもしれませんが、これは水戸も同じ。ホームアドバンテージではあるかもしれませんが負けた言い訳にはなりません。
栃木戦の観戦記でも書きましたが、J2の各クラブはジェフとの対戦を大事なポイントにおいています。
どう考えてもジェフは強豪ではありませんが、彼らの視点ではクラブの予算規模やサポーターの数がはるかに上回るジェフに勝つことは間違い無くジャイアントキリングということなのでしょう。
水戸はNHKの協力を得て観客数のワースト1脱出を狙っている状況ですが、今回はホームスタジアムのほぼ半分を占めるアウェイのサポーターが押しかけている訳です。
こんな状況、誰だって燃えますよ。
木山監督のコメントからはそんな気持ちがガンガンと伝わってきます。
さらに、必死にホームの雰囲気を作り出そうとコールの練習しているそばで、アウェイのサポがコールを被せてくれば、そりゃ誰だって「試合では絶対に負けない」という気持ちになる訳ですよ。
我々はそういう気持ちを全く理解できない訳ではありません。
というより、数年前までは同じ気持ちでJ1を闘っていたし、臨海時代は今回水戸でやっていたように蒲田さんの先導でコール練習もやっていました。
相手をリスペクトするということは、選手やクラブスタッフだけのことではなく、我々サポも同じこと。
熊本、徳島、岡山、栃木、水戸。
勝てなかったアウェイの試合をしっかり振りかえり、今シーズン残りの試合をどう闘うか、どういう気持ちで試合で臨むか、私も含めて考えなければなりませんね。
当然相手をリスペクトして、更に相手を上回る闘志、勝利への執念を90分間燃やし続けなければ、また同じことの繰り返しでしょう。
精神論ばかりで全くロジカルではありませんが、江尻監督が取り組んでいるリスクを冒すサッカーで結果を出すためには気持ちの部分が必要不可欠だということなんだと思います。
とりあえず、リーグ中断までの残り2試合は「気持ち重視」の総力戦でぶつかりたいと思います。
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