2010J2第4節千葉-草津(フクアリ)観戦メモ
気持ち重視です!
と言えるまで、4試合もかかってしまいました。
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3月28日(日) 2010 J2リーグ戦 第4節
千葉 2 - 1 草津 (16:03/フクアリ/10,068人)
得点者:63' 戸田和幸(草津)、82' 青木孝太(千葉)、90'+2 アレックス(千葉)
【主審】東城 穣【副審】青木 隆/清野 裕介
【天候】曇 5.1℃ 43%
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年度末進行てことで、前日は夜まで水戸で仕事して、当日は午前中に用事を済ませて、フクアリ入りはぎりぎり優先入場に滑り込み。(普通、そんだけ忙しければサッカー行かんだろ、てな突っ込みは無しで・・・)
いくら寒いと言ったって、もう3月下旬だろ、桜だって咲いてるし・・・と、なめてたら死ぬほど寒かったフクアリで、熱いのか温いのか寒いのか、よく解らない試合だったのですが、一つだけ事実として言えるのが勝ち点3を得たこと。
もうこれに尽きる試合でした。
前半、ボールは持ててるしパスも繋がる中で、アタッキングサードに入ってからのアイディアが足りずに弾き返されるの繰り返しを見ながら、いやーな予感を感じていたのですが、後半にその予感が見事に的中。
万が一草津がゴールするとすれば、セットプレーかカウンターがしかないという展開で、カウンターで得たセットプレーを見事に決められ1点ビハインド。
当時は敗戦も覚悟しましたが、今考えるとこの失点がチームを良い方向に導いたのかなあと思っております。
今年のジェフはキャンプからずっと明確な基本コンセプトを持ってチームを創り上げてきましたが、結局、絶対的に不足していたのが「絶対に勝つ!」という強い気持ちだったんだろうなと。
どんなに立派な仏像を作っても魂を入れなければただの木や石と同じと言う事で、スキルフルなチームを作っても「勝ちたい!」という気持ちがなければ勝つことが出来ないと言う事なんですね。
これはプロサッカーチームだけの話ではなく、普段の仕事の中でも「自分はこうしたい!」という強い気持ちがなければ部下や上司は動かせないのと同じ。
ようするに何事も「気持ち重視です!」という事なんですね。
で、その事を気付かせてくれたのが先制点を決めた戸田選手だったと。
戸田選手は以前から自身のblogでフクアリの雰囲気を絶賛されていますが、選手の気持ちを高揚させる雰囲気を持っているスタジアムであるという事をずっと戸田選手は発信し続けてくれ、今回は敵としてフクアリに登場してその雰囲気を発揮するトリガーを引いてくれたんだと思っております。
ですので、アレックスのFKが壁に当たりコースが変化して入った逆転ゴールは、フクアリの雰囲気がもたらした極めてスピリチュアルなゴールと言えるかもしれません。
いずれにしましても、ジェフにとってこのタイミングで戸田選手のいる草津と対戦出来た事が本当に幸運でした。
戸田選手には心から感謝です。
2009年シーズンは、戸田選手がジェフに居なかった事が大きな分岐点になってしまったと私は思っていますが、今更そんな事を言っても何もはじまりません。
ジェフも戸田選手も、J2の舞台でしっかりと闘えるよう切磋琢磨しながら頑張りたいと思うだけです。
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