この悔しさ、経験を今後に活かさなければ
リザの選手達がこんなに頼もしく見えたのは初めてです。
--------------------------------------------------------
10月11日(日) 第89回天皇杯2回戦
柏 0 - 0(PK 4 - 2)ジェフリザーブズ (13:00/柏の葉/3,432人)
【主審】岡田 正義 【副審】犬飼 一郎/中込 均
【天候】晴 24.1℃ 31%
--------------------------------------------------------
よくがんばったと言いたい試合ですが、タイトルの通り、この経験を次に繋げないとならんですね。
特にCBを務めたミツキと山中の2人は、120分で32本のシュートを浴びながらも必死に弾き返し続け1点もゴールを許さなかったことも立派ですが、この鬼気迫る気持ちをトップで出せるようになればサッカー選手としてもう一段階上に行けるはず。
後半防戦一方の中で、ミツキが最終ラインでボールを奪ってから果敢にドリブル単騎で前線に攻め上がるシーンはオシムイズムを感じたし、セーフティ一辺倒ではなくリスクを冒す姿勢は今のトップの選手にも必要だなと。
それと安川キャプテン。120分間ずっと我慢しっぱなしの状況下で、大きな声で手を叩きながらチームメイトを鼓舞する姿には、スタンドで見てるだけの私自身も勇気をもらいました。
スタッツを見ると120分間のシュート数が32対9とかなり一方的な数字ですが、決定的なシーンの数はリザも負けていなかったと思います。逆に言うと、そこが最大の反省点でもあるのですが・・・
最後にPK戦の判定について。
事の顛末は、PK戦の直前に岡田主審が両ゴール前にピッチ状態を入念にチェックした上でホーム側サイドで行う事を決定、先攻の柏の一人目(栗澤)が枠を大きく外し失敗、直後岡田主審がGKの足元を指差してなにやら言っている、ホーム側PKスポットを確認したあとサイドをアウェイ側に変更、PK戦は柏の一人目(栗澤)から再開・・・
というものでした。
恐らく、柏の一人目(栗澤)一回目の際にGKに何らかの反則があった為にPKのやり直しが発生したことと、ホーム側のPKスポット付近の芝生がめくれ上がってしまった為にサイド変更したこと、この二つを同時に行ったのだろうと推測します。
そうでなければ、この一連の判定はフェアなものとは言えないでしょう。
特にリザを応援する立場からすれば、なぜ一度PKを失敗した選手がサイドを変えて再び蹴るのか理解できませんからね。
残念ながら、その辺の判定に関する説明は現場ではもちろん、今後も聞くことが出来ないでしょう。だからこそ、このような判定を行う際は、慎重にやって欲しいのです。このような判断の難しさは、鹿島と川崎のノーゲーム判定で十分学習されたのかと思いましたが、そうでもなかったようで・・・
いずれにしても、120分の死闘に水を差されたような感じで、非常に後味が悪かった事は間違いありませんでした。
さあ、明日は2回戦ラストでトップチームの出番です。
今日のリザとは完全に立場が逆転した対戦相手ではありますが、トップチームもリザの気迫を受け継いでしっかりと勝利と行きましょう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント