J1は守るものではなく、奪い取るもの
これで、日程が流動的だった等々力は11月8日に確定。
11月末の平日開催にならずに一安心です。
さて、本題。
先週土曜日以来、誰もいない左サイドにボールが転がり攻め込まれる光景が何度も脳内リプレイしておりますが、ジェフサポの皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
振り返りますと、2008年シーズンは開幕前からその厳しさは容易に想定できたし、実際に厳しいシーズンとなった訳で、ある意味どん底から這い上がりJ1残留をギリギリでつかみ取った1年でした。
でも考えてみますと、この2008年シーズンの経験が2009年シーズンに挑む我々の感覚を狂わせてしまった。
2008年シーズンはジェフにとって失敗体験として教訓化しなければならなかったのに、劇的な最終節のおかげで成功体験のような錯覚をしてしまった。
以前にも書いた・・・と思いますが、私の持論は「残留争いの経験は何の役にも立たない」ということ。
どんなに劇的に残留争いを勝ち残ったからったって、シーズンが変われば何も残っておらず、目の前には疲弊したチームと、相変わらず勝てそううもないサッカーが残っているだけ。
これは1998年から2000年までのジェフの暗黒時代(今となっては第一次暗黒時代と表現すべきなんでしょうけど・・・)に確信した持論です。
でも、2009年はこの持論が間違いである事を信じてシーズンの半分を過ごしていましたが、やっぱり正しかった・・・
しかも、気づくのが遅いもんだから、精神的ダメージが深い深い・・・
やっぱり、残留争いを繰り返す状況から脱するためには並大抵な努力では無理なんですね。
常に挑戦者として、常に背水の陣で闘い続ける覚悟が必要だった。
そう、だからJ1は守るものではなく、奪い取るもの。
一部死守ではなく、一部奪取の気持ちが必要なんだと思います。
まあ、ここまで長々と書きましたが、言いたい事は今シーズン前半の「何となく今年は大丈夫だろう」という根拠の無い安心感で過ごした時間を反省しつつ、残り7試合は死ぬ気で頑張ろうということ。
月並みで当たり前な事ですけど、選手もサポもこれが出来なければ何も得る事は出来ないでしょう。
「今回出来なかったから、次回頑張ろう」では全てが終わる。今、この瞬間に頑張らないと全てが終わる。という気持ちを、必死さを、さらけ出し、カッコ悪くても最後の1秒まで諦めずに走る。声を出す。これを残り試合で是非やりたい。
たとえ、自分以外のジェフサポがみんな諦めても、私は絶対に諦めませんよ。一人でも声を出し続けます。
もしかしたら7試合を消化し終わる前に「何か」が決まってしまうかもしれない。でも、最後の最後まで応援はやめません。なぜなら最後の結果がどうであれ、このチームのサッカーが見れるのは残り7試合しかないのですからね。
と、こんな事を感じた9月最後の一日でした。
あ、もちろん、「何か」とは「残留」ですよ。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
最近のコメント