サッカーで受けた心の傷をサッカーで癒してきました(リザ、レディース、そして笠松)
昨日の惨敗で受けたショックを癒すべく、今日はサッカー観戦三昧。
向かった先は銚子の手前にある東総運動場。
ジェフリザとレディースのダブルヘッダーを観戦してきました。
まずは1試合目。
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6月28日(日) 2009JFL前期第17節
ジェフリザーブズ 1 - 0 佐川印刷 (12:00/東総/293人)
得点者:28' 金沢亮(ジェフリザ)
【主審】竹田 和雄 【副審】塚越 由貴/村上 匡
【天候】曇のち雨 25.1℃ 82%
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3月15日に開幕したJFLもあっという間に前期最終節。
ジェフリザは4位以内を死守して、天皇杯のJFL枠出場権を勝ち取ることがこの試合最大のミッション。
序盤はスタートダッシュを仕掛けてきた佐川印刷に押し込まれ、多少バタバタする場面もあったものの、時間経過と共にパスが繋がるようになり、決定的な場面が続々登場。
でも、あとひと押しの所で決め切れず、悶絶の連続で嫌な予感が漂い始めた28分、金沢がゴール前の跳ね返りを冷静に決めて先制。
後半はパワープレーで反撃に出る佐川印刷の攻撃を何とか跳ね返し続け、3分のロスタイムも危ない場面が多々あったものの逃げ切り成功。
1-0独特のしびれる展開での勝利は、何度経験しても良いものです。終盤かなりドキドキしましたけどね。
しかし、この時点では他会場が終わっておらず4位以内確定はお預け。結局、次のレディースの試合のHT中にアナウンスがあり、前期4位確定で天皇杯出場権獲得!
いやあ本当にめでたい。
この勢いをトップにも是非分けていただきたい(苦笑)
続いて2試合目。
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6月28日(日)2009なでしこリーグDIV.1第11節
ジェフレディース 1 - 2 アルビレックス新潟レディース (14:30/東総/347人)
得点者:21' 柴田 里美(JEFL)、48' 大石 沙弥香(新潟)、65' 大石 沙弥香(新潟)
【主審】山岸 佐知子 【副審】朝倉 みな子/新妻 久美
【天候】雨
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今シーズンなでしこリーグ1部で大健闘中のジェフレディースのホームゲームが第2試合。試合前とかHTにはBGMに石田選手の曲がガンガン流れるのは当然と言えば当然ですが、例えばコンコースでCDも販売しちゃうとかもうちょっと商魂たくましくても良いんじゃないかな。
試合はジェフリザの試合中に降り出した雨のため、スリッピーなピッチでミスが多い展開。ミスだけならまだしも怪我しないようにと祈りながらの観戦となりました。
ジェフレディースは相変わらず豊富な運動量とスピード、更に球際の強さもあり有利に試合を進め、前半に柴田選手の約40mのFKが直接ゴールに吸い込まれ先制。守備も新潟に崩されることなく危なげないまま前半終了。
こりゃ今日はダブルヘッダー2連勝だな、と油断した後半開始早々、DFとGKの連携ミス(てゆうかほとんどDFのミス。誰かは内緒。)があり、新潟に同点ゴールをプレゼント。
これまでほとんど得点の匂いさえ無かった新潟がこの1点で息を吹き返し・・・というか、ジェフレディースの選手がちょっと慌ててしまった感じでボールが落ち着かずバタバタしてる間に、今度はパスミスで奪われたボールを繋がれて勝ち越しを許してしまいました。
終盤、攻撃的な選手を次々と投入して反撃を仕掛けましたが、あと一歩届かず万事休す。
前半は良い試合内容だっただけに、非常に悔しい逆転負けとなってしまいました。
次のホームゲームはフクアリで浦和戦。トップ広島戦のパブリックビューイング付きですので、是非行ってみたいと思います。
で、ここから車で笠松に移動して本日3試合目。
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6月28日(日) 2009 J2リーグ戦 第24節
水戸 2 - 3 C大阪 (19:04/笠松/4,088人)
得点者:20' 香川真司(C大阪)、39' オウンゴ-ル(水戸)、63' 乾貴士(C大阪)、64' 香川真司(C大阪)、86' 大和田真史(水戸)
【主審】高山 啓義【副審】前之園 晴廣/大川 直也
【天候】曇時々雨 22.8℃ 90%
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1日で3試合観戦は初体験。実は2試合見た段階でけっこう疲れちゃったし、雨も本降りだったので行かなくてもいいかなと迷ったものの、面白くなかったら途中で帰ってくればいいやと行ってきました。
でも、実は今日の3試合の中で一番面白い試合でした。てゆうか、今シーズン見た試合の中で一番楽しかったかも(笑)
序盤はC大阪のダイレクトプレーと豊富な運動量、更に多彩な攻撃のアイデアで水戸を完全に圧倒。
20分に香川のゴールで先制した時は、この試合は何点入るんだろうと思うくらい完全にC大阪ペースでした。
ところが、水戸も負けじとカウンターで反撃開始。吉原が完全に裏に抜け出しGKと1対1になるなど、徐々に押し返し始めた39分、C大阪の守備を完全に崩して入れたクロスがDFに当たりゴール。
なんとこれが水戸ホーリーホックのクラブ通算400ゴールだとか。試合前までに、400ゴールを誰が決めるかという抽選会イベントをやっていたらしいのですが、正解がオウンゴールとは・・・
何はともあれ、めでたいゴールで水戸が同点に追いつき前半終了。
後半はC大阪の運動量が落ち始め、球際で激しく当たる水戸と一進一退の攻防が続きましたが、C大阪がゴール前で粘って粘って乾が押し込み勝ち越し。更に集中が切れた水戸に対して鮮やかなコンビネーションで崩し切り3点目。C大阪が一気に試合を決めてしまった感じでした。
ところが終盤の86分に水戸がセットプレーで1点差に追い上げると試合が一気にヒートアップ。
C大阪も短時間に3枚の黄紙を貰いながら必死に水戸の攻撃を弾き返して守りきり、試合終了。
終了直後、C大阪の監督が主審にピッチ中央まで詰め寄るハプニングはあったものの、第三者的には非常に面白い試合でした。
その要因は、なんと言ってもC大阪の鮮やかな攻撃。
ちょうど私の後方で陣取っていた水戸の下部組織の選手らしき若者たちからは「これはJ2じゃねえ」という声が何度も聞こえるほど、C大阪の攻撃は素晴らしかったと思います。
その中心は、やはり香川と乾の二人の才能。そしてこの二人を中盤の底でコントロールするマルチネス。
現場で見ていて純粋に楽しいと感じる攻撃だったと思います。
しかし、敢えて素晴らしいサッカーではなく「素晴らしい攻撃」と書いたのは、守備に問題があるから。
やはり攻撃が厚くなればなるほど、守備のリスクが増してしまうもの。今日の水戸は吉原と高崎の2トップでその弱点をうまく突いていたと思います。
いずれにせよC大阪は今日の勝利で湘南を抜いて首位奪取。J2も面白くなってきました。
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