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2008/04/27

磐田戦は参戦できませんでした

ようこそのお運びで。厚く御礼申し上げます。

えーと、昨日の磐田戦ですが、体調不良により現場には行っておりません。300万人記念ポストカードとか、立さんの100試合記念Tシャツとか、新グッズとか、もうフクアリに行く気満々だったのに・・・
振り返りますと、金曜日朝から具合が悪く会社も休みたかったのですが大事な打ち合わせが2件もあったため無理して出社したものの、夕方耐え切れず病院に行ったらもの凄い発熱。その体温計の数字を見た途端に張り詰めていた緊張の糸が切れてダウン。土曜日曜とずっと療養しておりました。
今現在は熱も下がり体調も完全に回復、もう大丈夫です。
おかげでこの2日間、自宅でJリーグの各試合をじっくりとテレビで観戦させていただきました。普段はスタジアムに出かけていますのでこんな週末は今シーズン初めて。
そこで気が付いたことをちょっとばかり書かせていただこうかと。

まずはジェフの試合はちょっと置いときまして、全体的な感想から。
今回J1J2かかわらず、スカパーの放送内で可能な限りの試合をザッピングしながら観戦させていただきました。その中で一番感じたことが、プレースピードが速いという事。
「何を今更・・・」と仰る方もいらっしゃるかと思いますが、実際にJ1に限らずJ2(と言っても見たのは山形-福岡戦だけですが)も攻守の切り替えが目まぐるしく、Jリーグはスピードがあるという定説を裏付けるような内容でした。
これは何を隠そう2003年にジェフ監督に就任したイビツァオシム氏の功績なんでしょう。

で、翻ってオシムの恩恵を最も受けているはずのジェフはどうだったか。
もうお解かりの通り、がっかりするくらい遅い。プレースピードも、攻守の切り替えも、判断力も、決断力も、何もかもが遅すぎる。
まあこれは昨日の磐田戦に限らず、これまでジェフを見ていれば誰でも感じることなんですが、今回のように他の試合と見比べると一目瞭然、厳しすぎる現実となる訳です。
昨日のスカパー中継の解説は水沼氏だったのですが、氏の最も印象に残った言葉が前半30分過ぎ1-0で勝っている場面で
「まるで後半30分過ぎのような感じ(のようなラインの下がりっぷり)ですねえ」
という皮肉たっぷりの発言。非常に悔しいですがその発言の通り、ずるずるラインは下がりいつ失点してもおかしくないような展開が続き、案の定前半終了間際に左からのクロスにあっさり失点。
クゼ監督は必死にラインを下げるなと叫び続けていたらしいのですが、そもそも何故ラインが下がるのかを考えないと、DF陣だけの問題では無いことは明白なだけにちょっと深刻ですね。

現代サッカーはポジションがどこの選手であっても、フリーにボールを蹴らせるとある程度正確なフィードが出来て攻撃の起点となってしまいます。ですのでDF陣に対するプレスは非常に大事で、これが出来なかったお手本のような試合が2006年ドイツW杯の豪州戦。実はこれと同じような事態が昨日の磐田戦の前半30分以降に発生していたのではないかと思っております。確かに茶野をフリーにしても彼のフィードが如何程のものかはジェフサポが一番良く知っているのですが(笑)、磐田の3バックに対して1トップ気味で新居が必死にプレスに走り回っても効果の程はさほど期待できず、しかも運動量に不安があるチームとしてはどうしても引いてしまうのでしょう。

それと、何かと目立ってしまう東美。守備面では彼の存在は非常に大きいのですが、問題はボールを奪ってからで、確実に相手チームに狙われています。まるで「東美にボールを奪われた時が我が軍のチャンスだ」とばかりに(苦笑)
東美がボールを持ってからボールの出し所を捜し迷いドリブルしたところに、3人ぐらいに囲まれ奪い返され大ピンチというパターンがあまりにも多すぎて見るのが辛くなるくらい。
これは東美だけの問題では無く、完全にチームとしての問題。東美の近くにいるはずの選手がフォローに行かないといつまで経っても解決しません。味方がボールを持った瞬間に全員が動きが止まってしまう今のチームの現状では絶対に解決しない問題です。攻撃=休憩時間じゃないんだから、もっと運動量を増やして動いて、味方を信じてパスコース作って、スペース作って、DFラインの裏を突いて、ゴールに向かおうよ。と声を大にして言いたいですね。

先週の名古屋戦前のエルゴラで、クゼ監督が選手の怪我を恐れるあまり練習量が足らず、選手同士の連携どころかフィジカル面で練習不足が否めず、試合終盤で息切れしてしまうという記事がありましたが、残念ながら上記の記事の通りの結果が出ている状態です。これが真実ならばちょっといろいろな事を考えなければなりませんね。そこは新しいフロントの決断力を信じるしかありませんが・・・

と、ここまでネガティブなことばかり書きましたが今節の結果を見て気が付いたことが一つ。それは運動量を糧にして結果を出してきたチームが息切れし始めていること。例えば、東京だったり、名古屋だったり、横浜だったり。これはジェフにとって僅かながらでもチャンスと思いたいですね。次節は中2日で横浜FM戦。サッカーの神様は絶対に我々を見放したりはしないと信じています。て神頼みかよ(笑)

さて、この2日間で最も感銘を受けた試合は大宮-鹿島。大宮は前線のブラジル人頼みのチームかと思っていたら素晴らしくいいチームになっていました。それこそ2003年のジェフを思い出させるような全員守備、全員攻撃で鹿島を敗戦寸前まで追い込んでいました。が、勝ちきれなかった所も2003年のジェフにそっくりでしたが(苦笑)

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コメント

オヤジが一番情けないのはだんだんに聖地フクアリが負け犬パターンに慣れて来ての完璧な降格チームの雰囲気に包まれたた事ですね!選手・サポーターが何だかまだまだとユル~イ姿勢・対応にマジに危機意識が??
オヤジは覚悟を決めジェフユナイテッド市原千葉を見届ける事にしました!

投稿: hakonenogeta | 2008/04/28 07:50

>hakonenogetaさま

コメントありがとうございます。
負け慣れることが一番恐ろしいこと。ただ、ここまで負けが込んでしまうと、雰囲気がおかしくなってしまうのは避けられないかもしれません。
今年は、精神的に相当鍛えられそうです(苦笑)

投稿: speedster | 2008/04/28 23:17

レポが無いので、案じておりました。お大事に。
エルゴラの記事が本当なら心配ですね。走って何ぼ!のJEFなのでね。

投稿: matti | 2008/04/28 23:29

>mattiさま

コメントありがとうございます。
ご心配をお掛けいたしまして恐縮です。
体調はもう大丈夫。明日は元気に横浜行きますよ。
走れないジェフはジェフじゃない!と言いたい所ですが、残念ながらそれが現実です。
何とか我々の応援で走り出せるようにしたいところですが・・・
明日は共にがんばりましょう。

投稿: speedster | 2008/04/28 23:56

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