Jリーグ第9節横浜-千葉(日産)観戦メモ
本日の主審は新潟に初勝利をプレゼントしたあの人。
未勝利のジェフに対して、Jリーグも粋な計らいをするもんだと思ったが、全然甘かったね。
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4月29日(火) 2008 J1リーグ戦 第9節
横浜FM 3 - 0 千葉 (19:04/日産ス/20,220人)
得点者:22' 中澤佑二(横浜FM)、44' 小宮山尊信(横浜FM)、47' 田中隼磨(横浜FM)
【主審】佐藤 隆治 【副審】中井 恒/長谷 忠志
【天候】曇 17.9℃ 68%
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もう全然ダメ。
正直、今日はスタジアムに行くときから凄く辛かった。3日前の試合の酷さの衝撃と、たった2日間で修正出来ている訳が無いという絶望感と、今日も簡単にやられちゃうんだろうなあという不安から足どりは重く、武蔵小杉からの東横線も3分後に特急が来るのが分かっていながら目の前の各駅停車に乗って、ゆっくりのんびりと新横浜まで行ってきました。
それでもスタジアムに到着してからは気持ちを奮い立たせて、しっかりと声を出して何とか選手をサポートしようと全力を尽くしました。けど、前半で心が折れました。
なぜなら全然、全く闘えていないから。
局面では選手はがんばっています。間違いなく。でも、チームとして全く闘えていない。
昨年の5月頃も同じ事を感じた覚えがありますが、今年はチームの土台がありません。昨年まではとにかく走ること、運動量を増やすことでチームを動かすことが出来ました。
でも、今年は帰るべき原点が無いのですよ。このチームには。
何とかしなければならないと選手達はきっとそう思っているのでしょう。けど、何をすればチームとして機能するのか、連動するのか、明確な答えがありません。
それでも開幕当時は、専守防衛という明確な方向性がこのチームにはありました。
とにかく耐えて我慢して守り抜くことでチームが結束して一つになれていたと思います。
「まずは守備から。攻撃の熟成は時間がかかる」という監督の言葉を信じて、ここまで我々も我慢してきました。
今日も守備を固めるべく3バック、いや5バック気味の布陣で挑んだはずが、CKで最も警戒しなければならない中沢にあっさりと決められ、その後も簡単にミドルを2発決められ3失点。
4月も最後の試合だというのに、いったい何をしたいのかさっぱり解らないチームになってしまいました。まさに迷走、五里霧中。
耐えて耐えて耐え切れずに失点・・・というのならまだ救われるのですが、もう無抵抗な状態であっさりとゴールを許しているかのようで、見るのが切なかった。
こんなどうしようもない状態の中でも必死にゴールをめざして、選手としての意地を見たかったし、試合終了時にはピッチに倒れこむくらい全力を尽くして欲しかったけど、淡々と時計が進んで試合が終わったという感じでした。
こんな試合はサポとして最も辛い。
今年はどんな結果でも試合終了後は拍手で選手を迎えようと決めていたのですが、さすがに今日は拍手も出来なかったし、もちろんブーイングも出来ず。うなだれる選手達を無言で見つめるだけでした。
リーグ戦9試合やって未だ勝利なし。
こんな結果で残留したチームが過去にあったかどうか解りませんが、兎にも角にもリーグ戦はまだまだ続きます。中3日空けてホームフクアリで柏戦です。
まるで苦行のような試合が続きますが、ジェフを愛してしまった以上、逃げずに応援し続けます。
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