隣の芝は青く見えた?・・・横浜FM-清水(日産)観戦メモ
名古屋遠征の帰路、新横浜で途中下車して諜報活動(のつもり)、やってきました。
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4月19日(土) 2008 J1リーグ戦 第7節
横浜FM 1 - 1 清水 (19:04/日産ス/19,763人)
得点者:46' 西澤明訓(清水)、85' 中澤佑二(横浜FM)
【主審】西村 雄一 【副審】相樂 亨/二俣 敏明
【天候】曇時々雨 15.1℃ 58%
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日産スタジアムに行くときはいつも新横浜駅を利用するのですが、駅ビルの工事中だった昨シーズンは横浜線の改札から駅出口まで、迷路のような通路を左右上下にぐるぐる回されうんざりさせられましたが、この春やっと駅ビルが完成。
改札口から出口までストレートでだだっ広い通路(てゆうかコンコース)となり、見違えるような駅に変わりました。けど、今回はゆっくり散策する時間も無く、とりあえず崎陽軒のシューマイ弁当を購入しただけでスタジアムに向かいました。
道中、いつものペデストリアンデッキ(歩道橋)を通ろう・・・と思ったら、新しい駅ビルからのデッキと、今まであったデッキが繋がっておらず。結局、駅前広場全体のペデストリアンデッキは未だ工事中で未完成。いつ完成することやら。
試合は、世代交代と新監督とナイキユニで生まれ変わりつつある横浜FMと、開幕からやや出遅れ感がある清水の対戦。
全体的に攻める横浜、耐える清水という構図で試合が展開されていましたが、先制したのは清水。
後半開始早々、CKから西澤が力技のヘッドが炸裂。
その後は、攻撃ペースを上げる横浜が猛攻を見せるも終盤にCKから中沢のヘッドでやっと追いつくだけで試合終了。互いに負けなくて良かったと言える試合だったのではないでしょうか。
この試合をニュートラルに見ていて感じたのが、両チームともスピードが早いということ。
特に横浜は山瀬を中心にして兵頭や小宮山ら若い選手の連動した動きとワンタッチのパス回しで前へ前へボールを運ぶ意志を感じました。
今のジェフに必要なのはこんな動きなんだけどなあ・・・と思いながらね。
で、その横浜と9節に対戦するのですが、決して怯む必要はありません。それこそ、この日の清水の闘い方が参考になるでしょう。と言っても特別な物でもなく、3バックに対する常套手段であるサイドの大きなスペースを突く攻撃が出来るかどうかがポイントかな。それと、やっぱり山瀬をどう抑えるか。横浜は山瀬の好不調がチームの状態を左右すると言われるほどですので、しっかりとマークして動きを封じたいところ。この試合も清水の本田にガッチリマークされて決定的な仕事をさせてもらえていませんでした。
ジェフはここ数年横浜FMから勝ちがありませんので、今年こそ・・・といっても、今は相手がどこでも勝ち点3が必要ですね(苦笑)
さて、この試合で驚いたことが一つ。
横浜の攻撃でオフサイド判定で清水ボールになると、スタジアムの大型ビジョンや1階スタンド屋根下の全モニターに「ただいまのホイッスルはオフサイドです」という表示が出ていました。
最初見たときに思わず笑ってしまいましたが、落ち着いて考えてみると非常に良いサービス。というのも、スタジアム観戦初心者の方にとっては、決定的なチャンスだったのに何故反則だったのかが解らない場合が多いでしょうからね。テレビ中継ではアナウンサーがちゃんと教えてくれますし(除く、テレ朝)
初めてJリーグの試合に足を運んでくれる方に少しでも楽しんでもらおうという素晴らしいサービスだと思いますので、フクアリでも是非お願いします。
まあ、最近のフクアリバクスタホーム側ではオフサイドの瞬間は副審よりも早く「オフサイッ!」という声と手があちこちで上がりますけどね。もちろん、前半オンリーですよ(苦笑)
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