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2008/02/18

2008年スタジアム観戦目標数

毎年恒例スタジアム観戦目標数の設定エントリーです。
ちなみに過去の目標数と実績は以下の通り。
2005年 目標25試合 実績26試合
2006年 目標25試合 実績46試合
2007年 目標47試合 実績62試合
と、まあ年々サッカー観戦数がうなぎ登り状態なのですが、さすがに昨年の62試合は限界、これ以上は絶対に無理って感じの数字です。
これだけの試合を見ることが出来た要因としては、ジェフのホームゲーム皆勤ができたこと、J2に東京Vが居てくれたこと(実はこれが一番大きい要因)、U22(五輪代表)の試合が全て国立開催だったこと等が考えられるかな。

これらを踏まえて2008年シーズンの状況を整理すると、
J2観戦数が激減(東京Vが昇格しちゃったから当然・・・)、U23(五輪代表)の試合が激減(五輪イヤーだから当然・・・)という事もあり、昨年ほどスタジアム観戦出来るかどうか微妙な状況です。

とは言いつつ、例年スタジアム観戦初戦がちばぎんカップとなっていましたが、今年は既に8試合(高校選手権5試合、代表戦3試合)も見ており例年には無いスタートダッシュを仕掛けていることも事実・・・

ただ何だかんだ言っても、家族の理解と仕事の状況が大きく影響する事なので、今年1年間これらの状況がどのように変化するのかは本当に解りません。

よって、今年も何の根拠も無く適当に目標数を設定することにしまして(苦笑)、2008年スタジアム観戦目標数を50試合とします!

まあこの数字は目標と言うより、今年もこれくらいはスタジアムに行きたいなあという希望的数字という事でご理解いただければと存じます。

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2008/02/12

芝生のお話

大変読み難く不評なサポーターコミュニケーションデー議事録。
先日2時間くらい掛けて全部読みました。その中で、ちょっと気になった質疑というか質問があったのですが・・・

フクアリのピッチをオーバーシードで管理してほしい

これについての詳細の質疑については、公式HPで公開中の「配布資料NO2」を御覧になっていただきたいのですが、この質問はある意味フクアリのピッチを管理している指定管理者にとっては屈辱的な質問ですよね。

Jリーグの「競技場検査要項」にあるピッチに関する検査基準は「天然芝(常緑)であること」が「必ず具備しなければならない条件」としてうたわれています。つまり、「常に緑色のピッチでしか試合をやっちゃいかんよ」ということがJリーグの規則になっている訳であります。
では、「天然芝(常緑)」と言うのはどんなものか。と言いますと、これがまた語るも涙、聞くも涙の芝生の歴史のお話になりますので詳細説明は国立競技場のHPにお任せしまして、ようするに「天然芝(常緑)」と言うのは手間もお金も掛かる。
ただ、フクアリの場合は2005年10月にオープンした新しい競技場で、スタンド屋根が日照的に不利になるものの、常設スプリンクラーや南側スタンドの透光素材屋根、上段スタンドの通風スリットやスタンド下の通風口など、芝生育成の為の設備がしっかりと備えられ、オープン当時は「これでベストピッチ賞はもらった・・・」と期待したものでした。

ところが、忘れもしない2006年7月30日の名古屋戦で見るも無残なダートなピッチとなってしまい、アマルに「ビーチサッカー」と揶揄される醜態を晒し、ベストピッチ賞どころかちゃんと試合が出来る環境が確保されているのかが心配で、それ以降の試合ではフクアリに入場して一番最初にピッチ状態を確認する習慣がついてしまいました(苦笑)
2007年シーズンもビーチサッカーまではならなかったものの、美しいピッチと言える状態が長続きせず、シーズン終盤の11月12月は緑色と茶色のまだらなピッチとなっており、2008年の開幕までには何とか整備してくれるだろうと期待しておりますが、先月のファン感の時点ではピッチ上の茶色の範囲が更に拡大している光景に不安を覚えたものです。

2007年はSA自由席のL入口の付近の座席に座っていましたので、試合1時間前くらいに入場してくるサッカー観戦ビギナーなお客さんが緑のピッチを見て「うわーきれいだ」と感激する光景と何度も遭遇してきました。
ベストピッチ賞を!とは申しませんが、初めてサッカーを見るお客さんの「うわーきれいだ」という感激の声が何度も聞くことが出来るように、そして何よりクオリティの高いサッカーが出来る環境維持と選手の怪我防止の為にも、東洋グリーンさまにはがんばってもらいたいと思っております。

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2008/02/11

体に電気が走ったこの一曲

突然ですが、何気なく流れてきた音楽を聴いて体にびびび!と電気が走ったような衝撃を受けた事ってありますよね。
先日、仕事帰りに立ち寄ったタワーレコードで電気が走ったんですよ。久しぶりに。

当blogで自分の音楽の好みを披露するのは初めてなのですが、私の場合基本的に曲の歌詞より雰囲気に惹かれるタイプなので、歌詞の内容に関係なくメロディラインやコード進行が美しい曲に反応してしまいます。
フクアリのBGMで使用されていたFPMBも、そのカッコいいメロディラインに惹かれたもので、おかげで最近購入するCDは全てハウス系ばかり。
で、その日もタワーレコードのJ-CLUBコーナー前でウロウロしていたのですが、店内に聞き覚えのあるイントロが流れてきました。
その曲は、「翳りゆく部屋」。
言わずと知れたユーミンが荒井由美だったころ(1976年)の代表作で名曲中の名曲です。
でも、そのヴォーカルはこれまた聞き覚えのあるソウルフルな男性の声。
たまらず、CDジャケットが映っているモニターを覗き込むと、その正体はこのアルバムでありました。

そもそも「翳りゆく部屋」という曲は男女の別れを歌った悲しい曲なのですが、イントロでのパイプオルガン部分をはじめ、曲全体の音色やメロディラインが美しく、特に「窓辺に置いた椅子にもたれ あなたは夕日見てた」のAメロ部分のメロディというかコード進行が私のツボにはまる所であったりします。
この曲はこれまでも様々なアーティストにカバーされ、椎名林檎のバージョン(1999年)は記憶に新しいところ。
で、今回エレファントカシマシがレコード会社移籍第一弾アルバムの中で、彼らにとって初めてのカバー曲として「翳りゆく部屋」が収録されたということだそうです。

私自身、ユーミンのアルバムは1枚も持っていませんし、エレファントカシマシの曲もほとんど聴いたこともなく、何故この曲を聴いて電気が走ったのか、残念ながらその理由は解りません(笑)
まあ、理屈ではなく、感性というか感覚的なものなので、上手く説明出来ないのですが、いずれにしても「また聴きたい」と思った事は事実。
当然、このアルバムを迷わず購入・・・といきたいところでしたが、このアルバムの他の曲を試聴したところ、どうも「翳りゆく部屋」ほどの衝撃が無かったので結局CDは買わずに、帰宅してからiTunesのストアで1曲だけ200円で購入。

と言う訳で、今私のiPodはこの曲だけ何度もリピートされております(笑)

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2008/02/07

逃げない勇気(W杯アジア3次予選日本代表-タイ代表観戦メモ)

マキィィ!!!
それまで遠藤が決めても、大久保が決めても、中沢が決めても座ったまま大人しくじーっとピッチを見つめるだけの観戦を決め込んでいましたが、後半ロスタイム、巻が低空ヘッドを決めた瞬間気が付くと「まきぃ!!まきぃ!!」とありったけのボリュームで何度も巻の名を叫んでいました。
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2月6日(水) 2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ アジア3次予選
日本代表 4 - 1 タイ代表 (19:23/埼玉/35,130人)
得点者:21' 遠藤 保仁(日本代表)、22' ティーラテープ・ウィノータイ(タイ代表)、54' 大久保 嘉人(日本代表)、66' 中澤 佑二(日本代表)、91+' 巻 誠一郎(日本代表)
【天候】雪 2.0℃ 92%
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「胸くそ悪いので帰るわ」
と捨て台詞を残して職場を後にして埼玉スタジアムに向かいました。
今日は仕事がちょっとだけ、きつかった。本当はキックオフに間に合うように職場を出発したかったのですが、今日中に整理しなければならない事柄がなかなかまとまらず、一時はスタジアムに向かうことも諦めかけましたがどうにか土壇場で目処が立って職場を離れることが出来る状態に。しかし、気持ちが磨り減ってサッカーを見るエネルギーなどほとんど残っていなかった。
しかも外に出ると雪。
もうスタジアムは諦めてテレビ観戦に切り替えようかと迷いましたが、「迷った時は行動する方を選べ」という先輩の言葉を思い出し、もう仕事のことは全て忘れてサッカーをとことん楽しもうとやけくそ気味に埼玉高速鉄道に乗り込み、19:40頃埼玉スタジアムに到着。
バックアッパーの座席に座った直後、遠藤のFKがネットを揺さ振り先制。
自分の周りが一斉に立ち上がり歓喜の雰囲気となりましたが、じっと座ったままビジョンでリプレイを確認。完全にGKの逆を突いたなあと思いながら再び目線をピッチに戻すと、黄色いタイの選手のミドルが綺麗な放物線を描いてゴールに突き刺さり同点。
思わず声を出して爆笑。これぞアジア、これぞW杯予選の恐ろしさ、いやー盛り上げるねえ。でも、いくらタイの選手でもバイタルエリアでフリーでシュートを打たれたら、そりゃダメだよね。

こんな感じで座席に座った直後から慌しく試合が動きましたが同点になって改めて落ち着いて観戦再開。
まあ今更言う事でもないですが、タイ代表は間違っても負ける相手ではありません。ですので、後半早々に山瀬の突破から大久保が押し込んだゴールも、CKからニアで合わせた中沢のゴールも極めて真っ当な得点。てゆうかタイに退場者が出て10人になった瞬間に勝負は決したと言っても良いでしょう。
そうなると、雪模様の酷寒の中で観戦モチベーションを保つのに必要なのは巻のゴールしかないでしょうと、以降自分の目線は巻をマンマーク。
敵陣のセットプレーのたびに巻はファーサイドでボールを待ち続けましたが、遠藤も中村も嫌がらせのようにニアサイドばかりに蹴りこみタイに弾き返されます。
後半30分を過ぎると寒さに耐えかねた人達が次々と席を立って出口に向かいましたが、何とか巻に決めて欲しいと寒さに震えながら目で巻を追い続けました。
そんな半ば悲壮な思いが通じたのか後半ロスタイムのCK、やっと遠藤がファーサイドに蹴りこんでくれて、ドフリーで待ち構えていた巻が上体を屈めながら、久しぶりにらしい低空ヘッド。ボールはワンバウンドでゴールに吸い込まれ、気が付けば冒頭のように絶叫している自分がおりました。
試合内容的には完全に勝敗が決してしまった後のおまけのようなゴールですが、2008年シーズン、逃げずに我々と共に闘う決意をしてくれた俺達の巻が決めたゴールに、勇気をもらった気がします。

ジェフの現状からも、自分の仕事からも、絶対に逃げずに真正面に向き合い闘う勇気。

雪の中、浦和美園駅までの徒歩の道中「明日も仕事がんばろう」なんて思いながら晴れやかな気分で帰ることができました。
巻、ありがとう。俺もがんばるよ。

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