第87回天皇杯3回戦東京V-Honda FC(味スタ)観戦メモ
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10月7日(日) 第87回天皇杯3回戦
東京V 0 - 1 Honda FC (13:00/味スタ/2,428人)
得点者:106' 鈴木弘大(Honda FC)
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いわゆるこれが天皇杯の醍醐味というやつで、上位リーグのチームが下位リーグのチームに敗退する試合を目撃してしまいましたが、正直、全然楽しめなかったです。
試合内容は序盤から試合終了までHonda FCの選手の気迫と運動量が勝り続けており、明らかに両チームのモチベーションに差がありました。
東京Vにしてみれば、J1復帰を掛けた大事なリーグ戦の真っ最中で、10日(水)にリーグ戦が迫っているわけで、優勝すればACLに出られる大会とは言っても優先順位が下がるのは当然といえば当然かもしれません。
でも、今日味スタで120分間この試合を観戦しながら、怒りというか憤りというか、自分でもなんだか分らない感情が湧き上がってきたんですよ。これは「お前らプロだろ」とか「金返せ」とか叫ぶ感情とは違い、大げさに言えば日本のサッカーの公式戦としてこれでいいのかというような感じですかね。
例えば、出場するチームのモチベーション、本気度に明確な温度差がある大会を有料試合として運営されているこの現状は、日本サッカー界の発展に本当に寄与するのか。とかね。
確かに今日の東京Vのメンバーは控え主体で、しかも闘う気持ちの面で完全にHonda FCに負けていましたし、チームの戦術とか連携とか全く無いような酷いサッカーをしていたので、こんな試合をしてしまった選手・監督に責任があることは明らかです。
まあ、JFAもJリーグもクラブも監督も選手も、天皇杯という歴史と伝統がある大会にもっと真剣に取り組もうよと、サッカーを愛する人間の一人として感じながら味スタからの帰り道にチャリンコを漕ぎながら帰ってきた次第。
さて、我が愛するジェフの天皇杯は4回戦からの登場で、初戦は同じJ1の大分とフクアリでの試合となります。ここ数年、天皇杯でのジェフは本当に不甲斐無い成績が続いていますので、ここらで一つ真剣に取り組んで欲しいですよね。やっぱり元日決勝に勝利して、ユニフォームにチャンピオンマーク付けて、アジアに挑戦したいですしね。今シーズン残された唯一のタイトルですから、がんばって真剣に取りに行きましょう。
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