6日(木)から3泊4日で大連へ行ってきました。
大連と言えば、昨年8月のA3でジェフと対戦した大連実徳のホームタウン。現地の観光ガイドの方によると、「大連は中国の中で最もサッカーが盛んな街で、その象徴が大連実徳。今まで8回優勝している。」との事でした。このお話の真贋は分りませんが・・・
出来れば今回の旅行で、大連実徳のホームスタジアム見学とかグッズ入手とかと思ったのですが、いわゆる団体旅行だったのでいずれも叶わず残念でした。
唯一、最終日のホテル出発前にザッピングしていて偶然見つけた大連vs北京の試合をちょっとだけテレビで見たことぐらいが救いでしたかね。
でも、中国語が全く分らないので、いつ行われた試合かは不明。しかもこの試合の結果も知りません(笑)
4日間、大連周辺を観光しまくって感じたのは、中国人のパワーの凄まじさ。市内のどこへ行っても近代的な高層ビルが立ち並び、建設中の物も多数。デパートが並ぶ市街地を歩いてみても人の多さに圧倒され買い物をするエネルギーが無くなってしまうほど。街中も清掃がしっかりされゴミどころか落ち葉一つも道端に落ちていません。(まあ、これはたまたまダボス会議が大連で行われていたからかもしれませんが・・・)
ただ、光があれば当然影もある訳で、開発が進む地区の裏側にはスラム街的な地区もあります。市内を走る自動車のマナーも悪く、横断歩道を渡る際は信号機があっても命がけ。歩行者など関係無くいろいろな方向から車が突っ込んできます。
良く言えば進化中の街、悪く言えば張りぼての街かな。
上記2枚の写真は同じ場所から撮影もので、
その境目がこれ↓。左側(上の2枚目)の古い建物は金州駅です。
さて今回の旅行の目玉は旅順観光。
小学生の時に映画で「二〇三高地」を見て衝撃を受け、数年前に司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいたのでそれなりの知識と覚悟を持って今回現地を訪ねたつもりでしたが、やはり現場に立つといろいろな思いが交錯し、100%観光気分の軽い気持ちで行ってしまった私にとって非常に重い場所でした。
可能ならば、近い将来再びこの地を訪ねて、改めて手を合わせたいと思います。
【二〇三高地頂上から旅順港を臨む】
「悪く言えば張りぼて」なんて書いちゃいましたが、ロシア、日本、中国の文化が入り混じる大連の街並みは本当に美しく、日本の歴史上重要な舞台でもあるので是非一度訪ねられることをお勧めいたします。成田から2時間半と近いしね。
え?今回の旅行の目的ですか。えーと、99%観光で残り1%は・・・秘密という事で(笑)
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