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2007/06/18

Jリーグ第15節千葉-甲府(フクアリ)観戦メモ

新居が体を張って奪ったボールを受けた巻がらしくないループシュートで先制の場面。
巻の体にマリオハースが降臨したのかと思ったよ。
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6月17日(日) 2007 J1リーグ戦 第15節
千葉 3 - 2 甲府 (16:03/フクアリ/13,229人)
得点者:'15 巻誠一郎(千葉)、'25 石原克哉(甲府)、'38 巻誠一郎(千葉)、'50 石原克哉(甲府)、'70 羽生直剛(千葉)
【主審】奥谷 彰男  【副審】伊藤 力喜雄/鈴木 亮哉
【天候】晴 23.4℃ 55%
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さて、何から書けば良いでしょうかね。
とりあえず、いつも通り自宅からの行程紹介から。今シーズンこれでもかって言うくらいのフクアリ16時キックオフ。なので、いつも通りに10時頃自宅を出発、道中順調に流れて11:20頃フクアリ到着。
強い日差しを避けて、ハーフタイムのテラス席で次男とかき氷を食しながら開場待ち。
開場後、すぐさま向かったのはメタボリックチェック会場。超高性能な体重計に厳しい現実を突きつけられ、迷わず黒烏龍茶を選択。はあ、運動しよ。

それでは試合の感想でも。
ボールを奪ったら素早く前のスペースに展開して、2列目3列目から選手が次々と飛び出す攻撃、いわゆる2003年、2004年型モデルのジェフサッカーを久しぶりにやってくれました。
「これでいいのだ!ハイリスク攻撃ジェフサッカー!」
という昨年のFC東京の弾幕のコピーを連想させるほどの原点回帰。
いやいや、まじめに本当にこれでいいと思いましたよ。前節までの守備を意識したポゼッションサッカーを指向したところで、相手の立場になってみれば怖くもなんとも無い、守り易く攻め易いチームだったでしょうからね。
兎に角、前線の巻、新居、羽生の3人がしつこいくらいにボールホルダーを追い回し、ミスを誘って攻撃に転じるや前へ前へ繋げる作戦が見事にはまった試合だったと思います。
さらに今日は何よりも選手一人ひとりが全力で闘っていた。ボールを奪われても諦めずに体を張って奪い返しに行く。敵の前線へのフィードを体を張ってチャージして阻止する。前節で横浜FMの選手にやられた玉際での激しいプレーを今日はジェフの選手全員がしっかりとやってくれたと思います。
さらにさらにもう一つ。やっぱり巻のがんばりが結果に結びついて本当に良かった。現地ではよく解らなかったのですが、出血した場面は相手DFに顔面を完全に踏まれたのですね。その後のCKでのゴールは本当に感動しました。これをきっかけにして今後に繋げて欲しいと願うばかりです。

ただ、「勝って兜の緒を締めよ」「勝って浮かれるのは0時まで」という格言?の通り、反省すべき点はしっかりと反省しないといけません。次の試合は3日後、すぐにやってきます。時間がありません。
まずは、守備。今日の失点は2点とも2列目の選手のケアが不十分だった事が起因する同じような形からやられました。甲府の3トップを3バックの3人で見ていた事もあったせいもあるかもしれませんが、PA付近で2列目選手のマークを放してしまうのはかなり致命的。
それと、PK失敗とその直後のGKと1対1の場面での拙攻。これには悶えました。こういう場面をしたたかに決めていかない限り、現在の下位グループからの脱出は困難を極めることになるでしょう。巻と山岸には猛省して欲しいと思います。

いずれにしましても、試合終了直後の下村の号泣、巻の涙のインタビュー、羽生の気持ち重視発言に見られるように、チームとして本当に重い勝ち点3だったと思います。さぞかし選手達には試合の度に重圧がのしかかっていたことでしょう。私個人的にも、日頃サッカーの話を全くしない方から「ジェフどうしちゃったの?」と言われるのが本当に辛かった。まあ、選手の重圧とは比べ物になりませんが・・・
ただ、これで全てが終わるわけではなく、これからも苦しい試合が続きますし残り試合数が減るたびに結果の重要性が増し続けます。
今後も一戦一戦に集中して闘い続けることが大事でしょうから、まずは次節20日の大分戦に気持ちを切り替えて、選手もサポも全力で勝ち点3を目指して闘いましょう。

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コメント

観戦応援お疲れ様でした。この試合に挑むジェフサポーターのフラッグ満開に感無量のオヤジでした!!WIN BY ALL !!

投稿: hakonenogeta | 2007/06/18 06:01

おはようございます。フクアリへ、多摩から駆けつけた甲斐がありました!最初から、スピーデイな試合展開で、最後の一歩がよく伸びていたと思います。後半は立さんの落ち着きで切り抜けたという感じ。守備陣の疲れか危ないプレーが・・・巻のPKや後半の守備陣を見ると今季の順位が下なのも無理はないナーと感じてしまいました。でも気持ちのこもったプレーが見られうれしかったです。勝ちが一番の良薬です。
ストヤノフのことなど心配が一杯でしたので。
後教えて欲しいのですが、、子供の友人と3人で観戦したのですが、友人が甲府サポでして、どの席で観戦したら、よいのでしょうか?Sメイン指定取ったのですが、かなりホームゴール裏に近くて、周囲に気を使いました・・・ホーム、アウェーの警備が行くたびに厳密になっていて
、またピアで券取ったのですが、細かく、位置を指定して予約できないので悩んでます。内容がこの場にふさわしいか??なので、余裕があるときにでも、アドバイスいただけるとうれしいです。

投稿: matti | 2007/06/18 08:12

観戦、ご苦労様でした。
甲府戦参戦予定でしたが、発熱によりダウン。娘も同時ダウンで、嫁も行けず悲しくネットで実況をチェックすることに。サポ失格ですな、面目ない。同時にうらやましいです。

縦に速いサッカー、瓦斯戦あたりでやってればずいぶん変わっていたのにと思うと残念です。守備に重点を置いたポゼッションサッカーとアマルなりに現実路線を取っていたとのお話(お恥ずかしい話ですが、瓦斯戦が映像・生に限らず最後に見た試合でした)でしたが、やはり実験のパラメータというのは思いっきり変化させて初めて効果の有無が確認できるものだと思うのです。

試合後会見のインタビューで、縦に速いボールを入れたことに対する質問がありましたが、あれ「いぬちさん」でしょうね。JEFを見ている人ならば多分みんな思いは同じだったはず。「JEFはロングボールを戦術的に用いない」と、ここしばらくは対戦相手に完璧に舐められてたと思います。ロングとショートを適度に織り交ぜるサッカーを、その上で気持ちを前面に出すサッカーを見せてくれることを願ってやみません。気迫・根性というのは適切な土台の上に乗っかって初めて効果を発揮するものですから。

長文失礼しました。今週末こそ万難を排してフクアリへ向かいます。

投稿: 愛知犬 | 2007/06/18 20:59

>hakonenogetaさま

コメントありがとうございます。
スタジアム全体でフラッグが一気に増えましたね。
私もバクスタでLフラッグを思いっきり振らせていただきましたよ。

>mattiさま

コメントありがとうございます。
久しぶりの勝利。まずは安心しましたね。でもすぐ次の試合が来ます。集中してがんばりましょう。
ご質問の件ですが・・・
まずは一つ目。現在のJリーグの試合では対戦する当該チームのサポが仲良く隣席で観戦する環境を探し出すのは結構大変ですよね。
まあ、一言でサポと言っても応援スタイルは様々なので一概には言えないのですが、フクアリでそのような席を強いて挙げるとすると、Sメイン指定アウェイ側、SA自由アウェイ側、コーナー自由アウェイ側といったところでしょうか。ただし、このような観戦を私自身もしたことが無いので保障は出来ませんが・・・
それから二つ目の件。ぴあの店頭で指定席を購入する場合、好きな座席を選ぶことが出来る店があります。詳細はぴあのHP等でご確認ください。中央線沿線では新宿、吉祥寺、立川辺りにあると思います。ちなみに私も代表等のチケットはぴあで座席を選んで買ってます。

>愛知犬さま

コメントありがとうございます。
お体の具合はいかがでしょうか。ご無理なさらずにご自愛ください。
甲府戦ではいわゆる縦ポンサッカーで単純にDFラインの裏へ抜け出す攻撃が意外と有効打となってチャンスを多く作り出すことが出来ました。ただ、立石が試合後のインタビューでも答えていましたが、これは甲府向けの戦術であって次の大分戦ではそれなりの戦術で行くしかないとのこと。
いずれにせよ、限られた準備時間の中で出来る事をしっかりやって、試合では全力を尽くして勝利を目指して欲しいと思います。
我々も選手を後押しできるよう全力で応援するしかないですよね。

投稿: speedster | 2007/06/19 23:02

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» ストヤノフ、いかないで。 [Adap2005]
17日の甲府戦。 巻は泥臭く、ボールに向かって行き、 羽生は、いつも以上に走りまわり、 サポーターも、祈るような気持ちで応援した。 自分も…。 そして、試合は3−2でジェフの勝利。 よかった 試合後のインタビュー。 巻の涙が、色々なことを物語っていたと思う。 アマルは毎日が最後と思ってやっている。 アマルも辛いんだなーって、感じた。 前回のブログで、自分がちょっと言いすぎたなと反省した。 タテさんが言うように、勝ち続ける事が大事。 勝ち続ければ、チームもまとまってくる。 ... [続きを読む]

受信: 2007/06/19 00:18

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