新居が体を張って奪ったボールを受けた巻がらしくないループシュートで先制の場面。
巻の体にマリオハースが降臨したのかと思ったよ。
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6月17日(日) 2007 J1リーグ戦 第15節
千葉 3 - 2 甲府 (16:03/フクアリ/13,229人)
得点者:'15 巻誠一郎(千葉)、'25 石原克哉(甲府)、'38 巻誠一郎(千葉)、'50 石原克哉(甲府)、'70 羽生直剛(千葉)
【主審】奥谷 彰男 【副審】伊藤 力喜雄/鈴木 亮哉
【天候】晴 23.4℃ 55%
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さて、何から書けば良いでしょうかね。
とりあえず、いつも通り自宅からの行程紹介から。今シーズンこれでもかって言うくらいのフクアリ16時キックオフ。なので、いつも通りに10時頃自宅を出発、道中順調に流れて11:20頃フクアリ到着。
強い日差しを避けて、ハーフタイムのテラス席で次男とかき氷を食しながら開場待ち。
開場後、すぐさま向かったのはメタボリックチェック会場。超高性能な体重計に厳しい現実を突きつけられ、迷わず黒烏龍茶を選択。はあ、運動しよ。
それでは試合の感想でも。
ボールを奪ったら素早く前のスペースに展開して、2列目3列目から選手が次々と飛び出す攻撃、いわゆる2003年、2004年型モデルのジェフサッカーを久しぶりにやってくれました。
「これでいいのだ!ハイリスク攻撃ジェフサッカー!」
という昨年のFC東京の弾幕のコピーを連想させるほどの原点回帰。
いやいや、まじめに本当にこれでいいと思いましたよ。前節までの守備を意識したポゼッションサッカーを指向したところで、相手の立場になってみれば怖くもなんとも無い、守り易く攻め易いチームだったでしょうからね。
兎に角、前線の巻、新居、羽生の3人がしつこいくらいにボールホルダーを追い回し、ミスを誘って攻撃に転じるや前へ前へ繋げる作戦が見事にはまった試合だったと思います。
さらに今日は何よりも選手一人ひとりが全力で闘っていた。ボールを奪われても諦めずに体を張って奪い返しに行く。敵の前線へのフィードを体を張ってチャージして阻止する。前節で横浜FMの選手にやられた玉際での激しいプレーを今日はジェフの選手全員がしっかりとやってくれたと思います。
さらにさらにもう一つ。やっぱり巻のがんばりが結果に結びついて本当に良かった。現地ではよく解らなかったのですが、出血した場面は相手DFに顔面を完全に踏まれたのですね。その後のCKでのゴールは本当に感動しました。これをきっかけにして今後に繋げて欲しいと願うばかりです。
ただ、「勝って兜の緒を締めよ」「勝って浮かれるのは0時まで」という格言?の通り、反省すべき点はしっかりと反省しないといけません。次の試合は3日後、すぐにやってきます。時間がありません。
まずは、守備。今日の失点は2点とも2列目の選手のケアが不十分だった事が起因する同じような形からやられました。甲府の3トップを3バックの3人で見ていた事もあったせいもあるかもしれませんが、PA付近で2列目選手のマークを放してしまうのはかなり致命的。
それと、PK失敗とその直後のGKと1対1の場面での拙攻。これには悶えました。こういう場面をしたたかに決めていかない限り、現在の下位グループからの脱出は困難を極めることになるでしょう。巻と山岸には猛省して欲しいと思います。
いずれにしましても、試合終了直後の下村の号泣、巻の涙のインタビュー、羽生の気持ち重視発言に見られるように、チームとして本当に重い勝ち点3だったと思います。さぞかし選手達には試合の度に重圧がのしかかっていたことでしょう。私個人的にも、日頃サッカーの話を全くしない方から「ジェフどうしちゃったの?」と言われるのが本当に辛かった。まあ、選手の重圧とは比べ物になりませんが・・・
ただ、これで全てが終わるわけではなく、これからも苦しい試合が続きますし残り試合数が減るたびに結果の重要性が増し続けます。
今後も一戦一戦に集中して闘い続けることが大事でしょうから、まずは次節20日の大分戦に気持ちを切り替えて、選手もサポも全力で勝ち点3を目指して闘いましょう。
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