Jリーグ第1節FC東京-広島(味スタ)観戦メモ
予想外に楽しかった。エンヤーロサー!
「こんなんじゃ舟が沈むぞ!FC東京を沈めたいのかあ!」
フォークの神様、岡林信康氏の煽りはなかなかの迫力。
FC東京サポの心をガッチリ掴んだようでした。
--------------------------------------------------------
3月3日(土) 2007 J1リーグ戦 第1節
F東京 2 - 4 広島 (14:03/味スタ/25,257人)
得点者:'13 佐藤寿人(広島)、'18 佐藤寿人(広島)、'27 ウェズレイ(広島)、'49 ルーカス(F東京)、'52 ウェズレイ(広島)、'61 ルーカス(F東京)
--------------------------------------------------------
15年目のJリーグ、いよいよ開幕!
今年もサッカーを楽しめる環境に感謝しつつ、Jリーグを楽しみたいと思います。
我が愛するジェフの開幕戦は2日目のアウェイ名古屋戦ということで、第1節は近所の味スタでFC東京と広島の試合を観戦することにしました。
13:15頃に自宅をチャリで出発し、味スタ到着は試合開始15分前の13:45。スタジアムの入場時間が遅かったせいか、入場時の配布物は無しで、ちょっと損した気分。
バクスタアウェイよりに空席を見つけて座ると、私の両隣も更にその隣も団塊世代と思われる方々。Jリーグもこのような年代のお客さまに来ていただけるのは本当にありがたいのではないでしょうか。今日の開幕イベントゲストの岡林信康氏というキャスティングからも、クラブ側のそういう思いが伝わってきます。
今日のこの試合の最大の注目は、FC東京の元サヤ監督采配&新戦力と言うところだったのですが、FC東京の選手が躍動したのは前半10分くらいまで。以降は広島の美しい攻撃が大爆発でした。
広島は左サイドの服部、柏木、寿人でボールを細かく繋ぎタメを作り、FC東京の守備陣が引き付けられると逆サイドのどフリー駒野にサイドチェンジ。ノープレッシャーで攻め上がる駒野から良質なクロスがゴール前に次々に供給されるといった流れでした。
FC東京の原監督は、ウェズレイに3点目を決められた直後の29分に、今日先発でCBに起用した吉本を藤山に交代したので、吉本が3失点の責任を被ったような印象ですが、原監督には次節に必ず吉本を先発で使って欲しいですね。
この場面を見ながら、2005年第4節の千葉-大分(臨海)で、あっと言う間に2失点した10分に懲罰的な交代をさせられた水本の事を思い出しました。当時のイビツァオシム監督は試合後のプレスカンファレンスで交代の意図を部外にしっかり説明し、次節の磐田戦では先発で使って水本に対するフォローをしっかりと行っていました。
吉本選手は18歳のルーキー選手。まだまだこれからの選手ですので、今日の試合の経験を無駄にしないようにクラブ全体で吉本選手に対するフォローに期待したいところですね。出来れば、次節の大宮戦に先発で使って欲しいと思います。
それからもう一つ、今日の試合で気になったのはFC東京の1点目の場面。
広島の柏木が敵陣で交錯負傷してピッチ上に倒れこみ、広島の選手が主審とFC東京の選手に試合を中断させるようアピールしましたが、結果的にそのまま試合は継続され集中力が途切れた広島DF陣の間隙を突いた形でボールが回り、最後はルーカスのシュートが決まりました。
この場面では正直、ゴールは決まって欲しくなかった。と言うのは、少なからず両チームに遺恨が残ってしまう可能性があったから。事実、ゴール後のセンターサークルで広島の選手とFC東京の選手の小競合いがありました。
プロの真剣勝負の試合ですから、負傷者が出たとしてもしっかりと試合に集中して試合を継続しなければならないと思いますので、FC東京の選手を責めるつもりは全くありませんし、広島の選手はFC東京の選手に対して抗議すべきではないと思います。
でも、今日のように試合を止める止めないで両チームの思惑がズレた場合、その後のプレーでゴールが決まっても素直に祝福する気にはなれないんですよね。幸い、今日はワンサイドの試合でしたのでそれほど重要なゴールとはなりませんでしたが、仮に同点又は逆転ゴールとかだったら、両チームに遺恨が残ったことでしょう。
そんなこんなで、試合はジェフとトルコキャンプ仲間の広島が圧勝。
広島とはナビスコカップで同グループ。しかも代表選手が抜ける中での試合となるはずなので、厳しい相手となりそうです。
そして明日はいよいよジェフが登場。相手は名古屋。
口は災いの元という事をこの男に思い知らせてやりたいところですが、明日は東京から名古屋に向かって念を送ります。
遠征されるジェフサポの皆様は気をつけて、いってらっしゃい!
| 固定リンク
最近のコメント