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2007/03/26

ナビ杯A組第2節千葉-広島(フクアリ)観戦メモ

ナビスコキッズイレブン&Jキッズキャラバンで今日フクアリに来た城彰二氏。試合前ピッチ上に現れた城氏の第一声、
「ただいま」
城氏のこの言葉を耳にした瞬間、自分でも訳が解らないほど涙腺が一気に緩んでしまいました。
広山、山口、下川、中西、村井、茶野、林、坂本、阿部。これまで数え切れないほど悲しい別れを繰り返してきたこのクラブの歴史の先駆けとなってしまった城彰二氏の移籍。
当時は正直「裏切り者」と恨んだけど、その後の城氏の紆余曲折な選手生活を外野から拝見しながら、心の片隅で気に掛けていました。
昨シーズン、横浜FCでキャプテンとしてJ2制覇とJ1昇格を成し遂げ、それを置き土産に現役引退して、Jリーグ百年構想メッセンジャーという肩書きでフクアリに現れた城氏に対して、ジェフサポとしてどのように迎えれば良いのだろうかと思っていましたが、城氏が発した第一声の「ただいま」の一言がこれまで悲しい歴史に強がっていた自分の心の中を見透かされてしまったようで、思わず涙が溢れ出てしまいました。
おかえり。そして、ありがとう。城彰二。
今日はフクアリに行って本当に良かった。
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3月25日(日) 2007 ヤマザキナビスコカップ
千葉 2 - 1 広島 (16:01/フクアリ/7,231人)
得点者:'4 桑田慎一朗(広島)、'42 工藤浩平(千葉)、'48 山岸智(千葉)
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強風を伴った土砂降りの雨で、屋根付きのフクアリでもカッパ着用の観戦となるかなと心配したものの試合が始まる頃には風も雨も落ち着いて、いつも通りに快適に観戦が出来ました。
試合は両チームのカラーがほぼ同じということもあってか、互いにプレスを掛け合い攻守の入れ替わりが激しい展開。そんな中でも徐々にジェフが押し込み、左サイドを突破した羽生が放ったクロスに新居が飛び込み「やった!」と思ったボールは無情にもポスト直撃。このリバウンドボールを広島に見事に繋がれ、あっという間にジェフゴール前でGKと1対1。果敢に飛び出したGK岡本をあざ笑うかのように簡単にかわされあっさりと失点。
この広島のカウンター攻撃があまりにも鮮やか過ぎたせいもあってか、開き直ったかのようにその後も攻撃を組み立て、やっと前半終了間際に工藤の同点弾。広島ゴール前で粘って奪ったゴールでしたが、その前の中盤右サイドからのボール繋ぎは鮮やかでした。
後半開始早々もこの勢いのまま攻め上がり、左サイドから山岸が珍しく放ったシュートがDFに当たり、コースが変わって勝ち越しゴール。やっぱり積極的にシュートを打たないとダメなんだよ山岸君。
その後は決して守りに入らず、しっかりと攻撃を仕掛け続けて、ゴールこそ奪えなかったものの1点リードのまま時計を進めましたが、試合終了間際のロスタイムに心臓が止まりそうになるシュートを打たれて「あーやられたあ!せっかくここまでいい試合運びが出来てたのに、これで全てが台無しだあ!」と思いながら見つめたボールはジェフゴールを右から左に横切り、試合終了。あー危なかったあ。

いやー実に半年振りのフクアリでの勝利。
フクアリでのでんぐりもバンザイも本当に久しぶり。
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少しずつですが、チームとして成長してきているだなと感じる試合でした。
これで今シーズンホーム初勝利。次は来週31日にリーグ戦初勝利をめざしてがんばりましょう。

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