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2006/10/10

淀川社長、あなたの話が聞きたい

今日は朝から大事な用事があり、夕方初めてネットをみたのですが、その時は既に大騒ぎ。

オシム氏呼んだ祖母井GM 千葉退団へ(スポニチ)

なんかいきなり頭を鈍器で殴られたような衝撃。先代監督が代表に抜かれた時以上のショック。背筋が凍りつきました。
ところが、衝撃はこれだけでは無くとんでもない方向へ。

岡ちゃん、千葉再建へ(報知)
岡田、千葉監督 アマル入閣…オシム親子体制玉突き誕生へ(報知)

何なの、いったい。どういう事?
どうにも話が混乱しているので、まずは祖母井氏の件について。
今年7月に先代監督が代表に抜かれた時は、全く納得いかなかったし、本当に腹が立った。でも、ジェフというクラブの将来に対する不安はあまり無かったのは、祖母井氏の存在があったから。
クラブ存亡の危機さえささやかれた98年以降3年間続いた暗黒時代を乗り越えて、現状までジェフを築き上げてきた最大の功労者である祖母井氏がジェフに居てくれれば、アマル体制でも大丈夫と思っておりました。
そう、祖母井氏さえ居てくれれば・・・
兎に角、祖母井氏を何としてでも引き留めなければ。

次に、アマル氏が代表コーチへ、岡田氏がジェフ監督への件。
これは上記の祖母井氏退団のニュースとは別次元の話と解釈したい。何より信憑性が全く感じられない。
第一にイビツァ代表監督がアマル氏を同じ職場に招聘すること自体有り得ない。この二人が同じ職場で働くことはイビツァ氏が最も嫌うことであることはジェフサポなら常識中の常識。ジェフで約2年間監督&コーチの関係でいれたのは祖母井氏の尽力があったからという事もジェフサポの常識です。
第二にアマル氏の後任が岡田氏という記事も有り得ない。確かに岡田氏が采配した横浜FMは2年連続Jリーグチャンピオンとなり実績は十分ですが、岡田氏が横浜FMで行った結果重視現実路線サッカーはイビツァ氏が造りあげたジェフのサッカーとは真逆であることはJリーグを見ていた方なら常識中の常識。2005年以降、路線変更に失敗して水沼氏に監督を譲ったことも含めると、岡田氏がジェフの監督になること自体有り得ないし、ましてやジェフ再建って・・・
そして、アマル氏。思いもかけずジェフの監督になって約3ヶ月、真夏の連戦も重なってなかなか結果が出なかったけれど、最近ようやく内容が伴ってきたので今後の逆襲を期待していたのだが、このような報道が出ることはアマル氏本人が一番残念に思っているでしょう。

とにもかくにも、シーズン途中でナビスコFINALを控えた今の時期に、このような人事情報が複数のメディアに取り上げられる事が異常であることは間違いありませんし、クラブ内部で何かが起こっている事は容易に察することが出来ます。
他のblog等を拝見すると淀川社長に批判の矛先が向いているようですが、まずはクラブから事実関係の説明をお願いしたい。

イビツァ氏騒動時の淀川社長の対応は決して我々が納得できるものではありませんでした。本当にイビツァ氏に残って欲しければ、徹底的に全力で慰留すべきだったし、JFAに対しても毅然とした対応がとれたはず。
こんな異常な事態が短期間に2度も続けば、普段は大人しいジェフサポだって黙っちゃいないですよ。
10年間で造り上げた現在のクラブが、今後も発展できるか、それとも一瞬で崩壊するか。どちらに向かうかは淀川社長、あなたの方針次第です。仮に万が一、上記の報道が全て現実となったとしたら、今後のジェフは後者の道を進むような気がしてならないのですよ。

ジェフというクラブをこれからどうしたいのか。

淀川社長、あなたの話が聞きたいです。

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