J2第42節横浜FC-仙台(国立)観戦メモ
1997年9月7日フランスW杯アジア最終予選日本vsウズベキスタン。
国立霞ヶ丘競技場のセンターサークル中央のボールに共に手を置き祈りを捧げる二人のFW。
KAZUと城。
あの日から9年と20日後、同じ国立のセンターサークルで、この二人のキックオフを見れただけで、J2なのに割高なチケットを買って見に来た甲斐があったものです。
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9月27日(水) 2006 J2リーグ戦 第42節
横浜FC 3 - 1 仙台 (19:04/国立/6,169人)
得点者:'19 城彰二(横浜FC)、'25 滝澤邦彦(横浜FC)、'83 難波宏明(横浜FC)、'85 中島裕希(仙台)
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昼間の雷を伴った激しい雨もすっかりあがり、鈴虫の鳴き声が響き渡る国立競技場。
首位と勝ち点差2の3位横浜FCと、その横浜FCと勝ち点差9ながら4位の仙台の直接対決。この試合で勝ち点が奪えないと事実上、今シーズンが終わってしまう仙台と、激しい自動昇格圏争いをしている横浜FCの試合とあって、選手・サポの熱い思いがぶつかり合う気持ちが前面に出る良い試合を期待して観戦したのですが・・・
結果的に私の期待を見事に裏切るように、終始横浜FCが仙台を圧倒する一方的な試合内容となってしまいました。
それでも、ジェフサポ視点としての見どころは多数あって、横浜FCの1点目が城のヘッドというのは置いといて(笑)、2点目がなんとタッキー!しかも見事なダイビングヘッド!!
いやー驚きましたよ。昨年の市原臨海で、メインスタンドの多数のジェフサポから心温まるコーチングを全身に受けていたあのタッキーが、CKの場面でゴール中央に飛び込み決めちゃうとは、夢にも思いませんでしたよ。
それともう一人、仙台の大柴。前線でボールを引き出す動きは健在で、ものすごく懐かしかったのですが、仙台の攻撃がも非常に淡白でなかなかボールに絡めず消えている時間が長かったのが残念でした。
この試合の結果、仙台の3位以内は非常に厳しくなってしまい事実上の終戦。
ジョエルサンタナ監督来シーズン続投のニュースが流れた直後の試合だっただけに、何というか皮肉な結果となってしまいました。
そして、横浜FC。J1昇格争いは柏、神戸と3チームに絞られた形となりましたが、これからのシーズン終盤がJ2の正念場。懐かしいベテランの名前を連ねるこのチームが勝ち抜けるのか今後も注目してみます。
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コメント
speedsterさん、こんばんは。
>国立霞ヶ丘競技場のセンターサークル中央のボールに共に手を置き祈りを捧げる二人のFW。KAZUと城。
覚えてますとも。前半4-0で一方的勝利かとおもいきや、後半3点取られて、終わってみれば6-3の勝利でカズのハットトリックだった試合ですよね。
J2の試合をジェフサポ視線で観るって、意外と面白そうですね。
投稿: 武千代 | 2006/09/29 00:42
>武千代さま
速攻のコメントありがとうございます。
あの国立でのウズベキスタン戦が、97年のアジア最終予選で唯一穏やかに見れた試合でしたね(笑)
昨日試合は何とオシム代表監督も観戦していたということで、カズもいつもより張り切っていたようでしたよ。
純粋にサッカーを楽しむJ2観戦、楽しいですよ。
武千代さんも今度如何ですか?
投稿: speedster | 2006/09/29 00:56