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2006/05/28

ドイツW杯グループリーグF組勝敗完全予想!

突然ですが・・・・
W杯も近づいたと言うことで、たまにはジェフネタから離れて流行ネタでもいっときますかと、日本代表のグループリーグ勝敗をまじめに予想してみました。

まずは前提条件を。
①私は紛れも無く日本人ですので、日本代表よりの予想です。
②とは言っても、基本的にジーコ監督に対する不信感は拭えません。
③日本代表だけの予想では片手落ちなので、F組全体の予想となります。

では1戦目から。
6/12 15:00 豪州代表 1-1 日本代表 (カイザースラウテルン)
6/13 21:00 ブラジル代表 2-1 クロアチア代表 (ベルリン)
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日本代表にとってグループリーグ3戦のうち最も重要な試合は、どう考えても豪州戦でしょう。
これは豪州にとっても同じことであり、互いに難しい試合となることは必至です。
いろいろ考えた挙句、引き分け予想をしたわけですが、試合展開としては前半は0-0で後半開始早々にCK等のセットプレーで豪州が高さで先制。終盤85分以降に途中出場の巻がDFへのチェイシングでミスを誘い、同じく途中出場の大黒が同点ゴール・・・てな感じかな(笑)
日本の勝機は終盤、相手の運動量が減った時間帯でしょう。ここでDFの裏を取る攻撃が出来れば何とかなるかもしれませんが、とりあえず予想は引き分けです。
もう1試合のブラジル-クロアチアは、ブラジルが圧勝しそうな感じですが、ブラジルのコンディションのピークは決勝トーナメントに合わせてくるでしょうから、かなり慎重な試合となるはずです。でも、ここでブラジルに取りこぼされてしまうと日本代表にとってグループリーグ突破が苦しくなるので、希望的予想でブラジルの勝利としました。

続いて第2戦。
6/18 15:00 日本代表 2-2 クロアチア代表 (ニュルンベルク)
6/18 18:00 ブラジル代表 3-0 豪州代表 (ミュンヘン)
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クロアチア代表にとって最も気合いを入れて来るであろう試合が日本戦だと考えます。何故なら、初戦がブラジル戦である以上、ここで勝ち点を取らないと先が見えなくなってしまうから。
しかし対する日本代表としては、この試合で意地を見せて欲しいところ。試合序盤はクロアチアの実力に圧倒されるかもしれませんが、やはり試合終盤の足が止まる場面で同点に追いつく展開を期待します。もちろん日本に勝って欲しいのですが、この試合も希望と現実の狭間で悩み、引き分け予想ということで。同点ゴールはもちろん巻の頭ですよ(笑)
一方、ブラジル-豪州については、初戦で硬さが取れたブラジルが実力を発揮して豪州に圧勝するでしょう。
これで、ブラジルが勝ち点6、日本が勝ち点2、クロアチアと豪州が勝ち点1となり、ブラジルの1位通過が決定。

そして衝撃の3戦目。
6/22 21:00 日本代表 3-2 ブラジル代表 (ドルトムント)
6/22 21:00 クロアチア代表 2-1 豪州代表 (シュツットガルト)
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「日本はブラジルとの真剣勝負が出来る」とよく聞きますが、私の予想は全く違います。
ずばり、ブラジルは日本に対して手を抜きます。
理由は以下の2点。
①ブラジルにとって完全な消化試合、②ジーコはブラジルの「長嶋茂雄」である。
と言うことで、ジーコにドイツW杯初勝利をプレゼントしてくれるのはブラジル代表でしょう(笑)
クロアチア-豪州は実力通りでクロアチアの勝利ということで。

以上の結果、F組の順位は、
1位 ブラジル 勝ち点6
2位 日本 勝ち点5
3位 クロアチア 勝ち点4
4位 豪州 勝ち点1

これででめでたく、日本代表決勝トーナメント進出!
ジーコ監督、面目躍如、母国ブラジルがジーコの花道をお膳立て!
と予想してみましたが、如何でしょう?

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2006/05/23

ナビ杯C組第7日千葉-清水(フクアリ)観戦メモ

Jビレッジに23,000人が集った快晴の日曜日。
全国各地でひっそりと開催したナビスコ杯予選最終日。
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今日は巻のドイツ行き決定記念消化試合となると思いきや、
前節で新潟に引き分けてしまった為に、ガチンコ勝負となってしまった清水戦。

でも福島に旅立った巻は空気を読んで、take3までやってくれちゃいました。
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5月21日(日) 2006 ヤマザキナビスコカップ
千葉 1 - 0 清水 (15:00/フクアリ/12,298人)
得点者:'80 山岸智(千葉)
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真夏を思わせる快晴の下のサッカー観戦はTシャツ&短パンの軽装に限るのだが、こんな日に限って翌日までどうしても酒田に戻らなければならず、泣く泣くスーツ&ネクタイ姿に通勤バックという平日の戦闘服で蘇我駅に降り立った。
いつもの道を歩き、いつものバクスタ側の優先入場列に並ぶも、服装が服装なだけに周りから浮きまくり。
しかも容赦なく太陽光が降り注ぎ、黒い革靴の中は灼熱地獄と化してしまった。
入場後、通勤バックに突っ込んでおいたユニに着替えてやっと落ち着き、ジェフサポモードにスイッチを切り替える。

この日のフクアリは開場後の出足はそれほどではなかったものの、巻効果か、提携記念千葉大生1,000人ご招待の成果か、次から次へお客さまが入場し続け、結果的に12,298人の動員。
清水サポの皆様も多数ご来場くださり狭いエリアにギュッと押し込めてしまって大変失礼いたしました。

バックスタンドで2時間たっぷりと日光浴を楽しんだ後、いよいよキックオフ!
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ジェフは新潟戦のメンバーに累積警告で抜けた阿部の位置に坂本が入り、右サイドに水野を配した布陣。
対する清水は久保山、マルキ、岡崎の3トップに、ガンガン上がる市川、山西の両サイドバックを加えた超攻撃的布陣でスタート。
序盤は互いに中盤を潰し合う互角の攻防。
2試合連続無得点中のジェフは、クサビでマリオが踏ん張りボールキープするもその先がなかなか繋がらず攻めの形が作れない。久々先発の水野が目の覚めるようなミドルを放つも、GKのファインセーブに阻まれる。
前半ジェフで目立っていたのはストやん。最終ラインからドリブルで左右にウロウロして前線へのキラーパスを狙うも出し所が無く、突っ立って見ていた水野に対して「オメエの目の前のだだっ広いスペースへ走れや!」(推測)とオーバーアクションで怒りまくりなシーンも見られた。
清水はマルキが中盤まで下がりボールをもらい、個人技でジェフDF陣に勝負を挑むもことごとく潰されていた。基本的にマルキには水本が付いていたが、元チームメイトの癖を知り尽くしているのか、試合を通じて水本の完勝であった。
前半はジェフが1回清水が2回、ゴールネットを揺らすもオフサイド&ファールでノーゴール。スコアレスで試合を折り返す。

後半は55分過ぎまで完全にジェフの時間帯となった。
中盤でボールを奪うとサイドをえぐり、次々と中央に決定的なクロスを入れる。しかし羽生、マリオ、クルプニが3人とも同じようにクロスバーを越えるシュートで頭を抱え、そのたびフクアリが溜息の海に飲み込まれる。
再三の好機を逃し続けると必然的にピンチの時間がやってくる。
清水にセカンドボールを拾われ始め、両サイドからクロスを放り込まれる。何回か続いた清水のCKから、決定的なヘディングシュートがGK櫛野の脇をすり抜け万事休すも、ゴール内に居た勇人が体を張ってクリアし、ぎりぎりで清水の攻撃を食い止める。

こんな互いに攻めきれない状況の中、均衡を破ったのはジェフ。
80分、清水のクリアボールを中盤で奪い、中盤で繋いだあと右サイドの山岸へ。DFを振り切り角度の無い所からシュート!と思いきや、ボールはDFに当たり再び山岸の所へ戻ってきた。この敵DFを利用した高度なワンツーパスで完全にGKの体勢が崩れ、その脇を山岸が落ち着いてゴールへ流し込んだ。

残り10分で待望の先制点が入ると、オシムは迷わずクローザー中島を投入。後半、完全に燃料切れでミスを連発していたクルプニと交代させて逃げ切りを図る。
しかしジェフの逃げ切りは守備固めにあらず。
続けてオシムはマリオを下げて要田を投入し、「清水を早く楽にさせてやれ」とばかりにピッチ上に攻撃のサインを送り続ける。
それに応える様に、クローザー中島は自陣でボールを奪うと、前方の広大なスペースに情け容赦ない超ロングスルーパス。これに反応するのが、試合開始直後からジェフで最も長距離を走り続けていたであろう羽生。
体の中に僅かに残った燃料を最後まで燃やして全力でボールを追いかける羽生の姿に、フクアリ全体から大歓声が上がった。
試合終盤のこのシーンには本当に涙が出るくらい感動した。
こんなにもひたむきな姿を見せられたら、ますますジェフに溺れてしまうじゃないか。

ロスタイム3分も危なげなく、やり過ごし試合終了。
この試合の最大のミッションであった予選1位通過を見事に自力で成し遂げた。
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山岸や大輔のヒーローインタビューを聞きながら、ユニを脱いで再び平日の戦闘服に着替えて帰り支度を整えて、後ろ髪を引かれる思いでフクアリをあとにした。
コンコースの階段を下りて公園内を歩いていると、偶然にも会社の同期に久しぶりに再会。
市原市出身の彼はJ創成期からシーチケでジェフを応援し続けていることは知っていたが、スタジアムで会ったのは初めてだった。
しかし久しぶりの再会も酒田へ向かう新幹線の時間が迫っていたので、簡単な挨拶程度で別れ再びフクアリで出会うことを祈りながら蘇我駅へ向かった。

さあ、次はいよいよクォーターファイナルでC大阪との対戦。
ホーム&アウェイで今年から欧州CLでお馴染みのアウェイゴール制度も導入されるということで、ワクワクドキドキがW杯開幕直前まで続くことに。
昨年までC大阪には完全やられ続けてきただけに、リーグ戦第7節での勝利に引き続き昨年の借りを返す絶好のチャンス。
代表の巻を応援する前に、今年も秋の国立で号泣するべく、WIN BY ALLで2試合闘いましょう!

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今日のガマちゃんver.2006/5/21

さて、お待たせいたしました!
続いてはホーーーーム!ジェフユナイテッド市原・千葉のメンバーです!

ゴールキーパー
「最後尾から闘う気持ちを注ぎ込む!」 櫛野亮!NO.17
ディフェンダー
「食らい付いたら離れないマンマークの鬼!」 水本裕貴!NO.4
ディフェンダー
「この男がいれば大丈夫!」 イリアン ストヤノフ!NO.5
ディフェンダー
「ディフェンスラインの必殺仕事人!」 斎藤大輔!NO.3
ミッドフィルダー
「泥臭くそしてひたむきに駆け上がる!」 坂本將貴!No.2
ミッドフィルダー
「SAMURAIの魂ここにあり!」 佐藤勇人!NO.7
ミッドフィルダー
「この男の成長ぶりには目を見張るばかり!」 山岸智!NO.16
ミッドフィルダー
「サイドを駆け上がる疾風!」 水野晃樹!NO.8
ミッドフィルダー
「とどまる事の無いスタミナの宝庫!」 羽生直剛!NO.22
ミッドフィルダー
「パスセンスの凄みは必見!」 ネボイシャ クルプニコビッチ!NO.9
フォワード
「何でもこなすマルチプレーヤー!SUPER!」 マリオ ハース!NO.10

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「安定感抜群の守護神と言えばこの人!」 立石智紀!NO.1
ディフェンダー
「洞察力に優れた頭脳派プレーヤー!」 竹田忠嗣!NO.36
ミッドフィルダー
「インスピレーション溢れるマエストロ!」 中島浩司!NO.15
ミッドフィルダー
「決定機を演出する若きテクニシャン!」 工藤浩平!NO.20
ミッドフィルダー
「そのドリブル誰にも止められない!」 楽山孝志!NO.23
フォワード
「常にゴールを見つめる突貫小僧!」 要田勇一!NO.11
フォワード
「いよいよベールを脱ぐか期待の超新星!」 青木孝太!NO.29

そして監督
「どこまでも高くそびえ立つ大巨人!」 イヴィツァ オシム!

以上がホーム、ジェフユナイテッド市原・千葉のメンバーです!

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2006/05/21

巻、阿部抜きでもジェフは勝つんだよ

2006ヤマザキナビスコカップ予選も何だかんだと最終日。

18日のアウェイ新潟戦は万難を排して参戦する予定でしたが、土壇場になって仕事上のスケジュールの折り合いが付かず、携帯速報で涙の脳内観戦となってしまいました。
そういう事もあり、明日の清水戦はいつも以上に気合いを入れて参戦しますよ。久しぶりのフクアリだし。

明日のジェフは「時の人」巻と、累積警告の阿部が欠場と主力2名を欠くメンバーですが、水野がケガから復帰しているし、俺達の中島も健在なので中盤(除く2列目)は心配無いでしょう。

若干不安が残るのが、FWとトップ下の布陣。
先週の清水戦と18日の新潟戦では、マリオの1トップ&羽生とクルプニのトップ下の布陣で闘っていますが、2試合とも無得点に終わっています。
もともと今シーズンのジェフはFWの人材不足の問題を抱えたままで、ここに来て巻の代表召集が問題を大きくしてしまっている状態で、クルプニも連戦疲れか最近は調子がイマイチのような感じで不安は尽きません。あぁ、やっぱり林が居てくれたら・・・

ただ、最近の巻祭りのあおりで「巻が抜けたら勝てなくなった・・・」的な報道は絶対にされたくないし、ジェフの選手も同じ気持ちであろうと思うので、明日は選手もサポもスタッフも一丸となってWIN BY ALLで清水に勝って、文句無しに堂々とCグループ1位でクォーターファイナルに挑みましょう!

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2006/05/15

巻!おめでとう!

巻!W杯日本代表に選出!

23人目に「maki」とジーコの口から発言された時、記者会見場からの「おおぉ!」というどよめきがテレビでも聞こえました。
これまでのジーコのネガティブ発言は今日のためのフリだったのか。
それとも世論に屈したのか・・・

まずは、巻おめでとう!
1年前にはこのような状況は全く想像すら出来なかっただけに、ジェフサポとして正直嬉しいです。
何か、代表を応援するモチベーションが一気に上がってきました(笑)

それと阿部は残念だったけど、ジェフで俺達と一緒にがんばろう。
そうすればきっと道は拓けるはずです。

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2006/05/07

Jリーグ第12節横浜-千葉(日産)観戦メモ

昨年まで日産スタジアムに来ると、「こんなスタジアムでホームゲームができて羨ましい・・・」と思っていたが、今回は「こんなに観戦しづらいスタジアムで横浜サポは気の毒だ・・・」と思ってしまった。
でも、32,000人の動員はやっぱり羨ましい。
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5月6日(土) 2006 J1リーグ戦 第12節
横浜FM 1 - 1 千葉 (15:04/日産ス/32,073人)
得点者:'27 山岸智(千葉)、'87 清水範久(横浜FM)
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私にとっては3回目となる日産スタジアムでの観戦。
過去2回の観戦と同じように新横浜駅から徒歩でアプローチする。工事中の駅舎から伸びる歩道橋を渡り、途中スタバに寄ってラテをタンブラーに入れてもらい、川沿いの歩道を歩いていつものように労災病院の交差点からスタジアムに向かおうとした。が、そこで交通整理員が「ビジター自由席のお客さまは川沿いの道を直進して南ゲートから入場せよ」と案内をしていたので、素直に従い横浜ラボール側のだったぴろい歩道橋を渡り南ゲートを目指す。西ゲート側へ大きく迂回するように造られたスロープを登ってようやく南ゲートに到着したものの、そこには東側(バクスタ側)へ延々とジェフサポの待機列が出来ていた。とにかく最後尾を目指し再び歩き出すも、なかなか最後尾が現れず、結局東ゲート側スロープ付近まで来て列に並ぶことが出来た。結果的に交通整理員の案内に従わず、いつもの道を来た方が早かった訳で完全に騙された気分を落ち着かそうと、タンブラーを取り出しラテを口に含むと、飲みなれたスターバックスラテとは明らかに味が違う。どうやら、スタバの店員が間違えてソイラテを入れたようだ。豆乳が苦手な私にとっては、もう最悪以外の何者でもない。
くそっ、これがアウェイの洗礼か・・・
全く持って試合開始前から踏んだり蹴ったりな状態となってしまった。

今回はアウェイゴール裏、メイン側マラソンゲートやや上付近に席を確保したが、ジェフサポの出足は途切れることなく、次々とスタンドに黄色い方々が入場してきた。
2日前の浦和戦のチケットがプラチナ化してしまったうえに、最高の試合がNHKの地上波で中継された影響からか。それとも単にGWの効果なのか。いつもは閑散としているジェフ側スタンドがほぼ満席状態となってしまった。
そのお陰で、応援は意外なほど迫力のある形となった。特に手拍子はスタジアム全体に響いていたのではないだろうか。
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この日スタンドで気になったのは南側から吹く強い風。
日産スタジアムは7,8階建てビルのような高いスタンドに四方を囲まれているので、風の影響は全く受けないスタジアムであると思っていたが、どうやらその認識は間違えのようであった。
風上側となるアウェイゴール裏スタンドでは、風は全く感じられず快適な状態であったが、対面のホームゴール裏スタンドを見ると横浜サポ自慢のカラフルな旗が強風で煽られて、大旗などは危険な状態にも見えた。
試合の後半、GK立石が何回かゴールキックをミスしていたが恐らく風の影響を受けていたのかもしれない。(と、思いたい)

さて試合。
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ジェフは浦和戦と同じスタメン、同じ布陣でスタート。対する横浜は大島の1TOPに吉田、清水、狩野が2列目を形成し上野・河合のボランチ+4バックという布陣で来た。
キックオフ直後からこの横浜の前線の4人とボランチの2人が鋭い出足で鬼プレスを仕掛け、ジェフはいきなり受身に立たされる展開となった。
ちょうど浦和戦とは真逆の展開。
自陣でボールを奪われ、ハユマにサイドを深くえぐられ次々とクロスボールがゴール前の大島に放り込まれたが、クロス精度、シュート精度の低さに助けられ、ギリギリで凌いでいる状況となってしまった。
ボールを奪い返してカウンターを仕掛け返しても、中盤のクルプニ、前線の巻に対するマークがきつく、ボールを繋ぐことが出来ない苦しい時間帯がしばらく続く。
浦和戦で見せた素晴らしい動きがなかなか見ることが出来ずに、じっと耐えること約20分。さすがに横浜の選手の足が止まりだし、プレスの迫力がだんだんと落ち始めてきたころ、ジェフのボールが回り始め、阿部の強烈ミドルシュートが横浜ゴールを襲った。ボールはDFの頭に当たり惜しくもポストの横をすり抜けたが、このシュートがジェフの攻撃開始の合図となり、ダイレクトパスで横浜の選手を揺さぶり始める。
そして27分、サイドチェンジを繰り返し横浜DFのマークがずれると羽生のクロスがゴール前フリーの選手に入り、鮮やかなボレーシュートでゴールネットが揺れた。
現場では誰が決めたのか全く分からなかったが、アナウンスで山岸のゴールであることが分かり、ジェフ側ゴール裏から再び歓声が上がった。

後半、横浜が押し込みジェフがカウンターという展開が続き、何度か決定的なチャンスがあったものの勝負を決定付ける2点目が奪えない。横浜は久保、山瀬幸宏、ハーフナーマイクを次々投入して「攻撃せよ」のサインを何度もチームに送り続けてきた。ジェフも動きが重いクルプニを下げて中島を投入し中盤での動きを補強するも、1点が欲しい横浜の攻勢は続く。
長く苦しい我慢の時間も残り5分を切り、あとは落ち着いて時計を進めるだけだ、と思った矢先の87分。横浜右サイドからのアーリークロスがファーサイドゴール前に放り込まれる。
そこに居たのがハーフナーマイク(身長194cm、血液型A型)。
完全にどフリー。
「あああ!やばっ!守れ!」という叫びも空しく、その後ゴール前でごちゃごちゃした中でホーム側ゴール裏スタンドの歓声が轟いた。

「まだまだ時間はある!あきらめるな!」
一度折れかけた気持ちを再び奮い立たせ、「こっちに来い!」とジェフの攻撃を期待して声を張り上げる。坂本、勇人、中島、巻が最後の力を振り絞り必死にボールに喰らい付きゴール前に迫るも、横浜の必死の守りで弾き返される。
ロスタイム3分があっという間に経過して、試合終了。
32,000人を飲み込んだスタンドが一気に静まり返った瞬間だった。
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「以前の千葉は横浜FMのホームスタジアムで勝ち点3を奪えなくてがっかりするようなチームだったでしょうか?」
と65歳の誕生日を迎えたオシムはコメントするが、正直もの凄く悔しい。
確かにジェフの選手は全力で闘っていたことに関しては、全くその通りであると思う。
ただ、試合巧者の横浜にまたしても勝てなかったことが、理屈抜きで悔しいだけである。
試合終了後のオーロラビジョンで、マイクが左足で蹴ったボールがラインを割っているような決定的な場面が映し出され、あのゴールの真実を知ってしまってからは、その悔しさが何倍にも膨れ上がってきた。
2006年12月、フクアリでの最終節、ベストメンバーの横浜とのガチンコ勝負に勝利して、銀皿を掲げる阿部キャプテンの姿を見せて欲しい。

大分、浦和、横浜のGW3連戦を2勝1分勝ち点7で乗り切ったことは高く評価しなければならないだろう。
7月のリーグ再開以降はA3も挟まって真夏の超過密スケジュールが待ち構えている。そこで失速しないためにも、来週からのナビスコ予選3試合と(勝ち抜けば)クォーターファイナルの2試合をしっかりと闘い、チーム状態の益々のレベルアップを期待したい。

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2006/05/06

明日は「もっとはしれ」コマンドで

明日は第12節横浜FM戦(日産)です。
オシムvs岡ちゃんの対戦成績で見ると、
2003年1st(臨海) 3-1 ○
2003年2nd(横国) 0-1 ×
2004年1st(臨海) 3-0 ○
2004年2nd(横国) 1-2 ×
2005年第16節(日産) 1-2 ×
2005年第27節(フクアリ) 2-2 △
と、2勝3敗1分で、2004年3月以降2年間以上勝ててません。
しかも、3敗全てが日産スタジアム(横国)で、2004年2ndから3試合連続で坂田にやられています。しかも全て試合終了間際の決勝ゴール(フクアリでは同点ゴールでしたが、フクアリ杮落としをぶち壊す衝撃的すぎるゴールでした・・・)

と、ネガティブデータをつらつらと書き連ねましたが、現在の横浜の状況は怪我人多数で決して良い状態では無いご様子。ジェフにとって天敵となってしまった坂田も肉離れらしい。
更に明日はマグロンが累積警告で出場停止。

だからと言って、手加減するほどジェフはお人好しなチームでは無い!(当たり前ですが・・・)

今年1月に2006年Jリーグのスケジュールが発表された時、最も気になった対戦カードが最終節横浜FM戦(フクアリ)でした。この試合はどんな状況で行われるのか、互いに優勝を掛けた勝負となるのか、それとも残留を掛けた・・・。
いずれにしても、最終節の対戦相手としては少々嫌らしい相手だなあと感じたわけで、その最終節に悪いイメージを引きずらないためにも明日の試合は非常に大事な試合だと考えている次第です。
メディア的にはW杯代表選考崖っぷちの巻&阿部が再びジーコ御前試合ってことで煽りまくっていますが、はっきり言ってそんな事はどうでもいいことで、ジェフサポとしては浦和戦同様WIN BY ALLで勝ち点3をしっかり積み重ねて欲しいだけ。5/15の代表選考の話題はキリンカップの2試合の中で思う存分やっていただきたい。

と言うことで、明日も気合いを入れて参戦します!

ところで5/3のフクアリで新発売だったタンブラー用デザインシートでこんなデザインが出てきました。
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明日は「はしれ」じゃなくて、「もっとはしれ」コマンドでお願いしますよ(笑)

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2006/05/05

チケットホルダーをカスタマイズ

突然ですが、ジェフサポの皆さん。

3/25に発売された2006年バージョンのチケットホルダー(\1,000で薄くて紺色テープのやつ)を購入された方は、たくさんいらっしゃると思いますが、ひもがほつれたり取れたりしてお困りではありませんか?
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私の場合は、買ったその日に自宅に帰ったらひもが取れまして、フクアリのグッズショップにクレームで交換してもらおうと考えておりました。
しかし、このチケットホルダーをよーく観察しますと、マジックテープにひもが触れると細い繊維が直にほつれて、最終的にはひもが取れる構造であることが解り、クレームで新品に交換してもらえたとしても再び同じ問題が発生する可能性があることに気が付きました。

そこで、思い切ってこのチケットホルダーを改造することを決意。
昨日、近所の100円ショップに行って必要な物を準備して、本日いざ実行。
とは言っても、そんなに大げさなものではなく、下の写真のように本体の後ろ側にリボンテープを縫い付けて、そこにキーホルダーのリングを通してハイ出来上がり。改造完了です。
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これに、先日新発売になったネックストラップを繋げると、ほら完璧。
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装着した状態はこんな感じ。どこからどう見てもクラブ公式グッズです(笑)
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GWも残り僅かですが、お暇な方はお試しを。

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2006/05/04

Jリーグ第11節千葉-浦和(フクアリ)観戦メモ

「えーと、今日のキーワードは・・・・・『黄金週間』か。なーんだ、ひねりも何にも無いじゃん。」
「ん???」
「アブねー!『黄色週間』じゃねえか・・・引っかかるところだったぜ」
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5月3日(水) 2006 J1リーグ戦 第11節
千葉 2 - 0 浦和 (16:03/フクアリ/17,438人)
得点者:'73 巻誠一郎(千葉)、'89 中島浩司(千葉)
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2006年シーズンの優勝争いに加わることが出来るか否か、前半戦の山場となる対戦が第11節から3試合連続(2試合目と3試合目で2ヶ月以上も間が空きますが・・・)します。今日はその1試合目、浦和戦。
今日は6時半に起床して、早めの朝食をとりました。朝食のメニューは昨夜準備したこれ。
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今節が出場停止明けとなる浦和の某選手を喰らう儀式を兼ねて、気合いを入れて一気に3つも胃に流し込んだら胸焼けしてしまい、気持ちが悪いまま電車に揺られて蘇我駅に12時頃到着。

昨年11月の浦和戦では、フクアリのほぼ半数以上を赤い人達に占拠されていまいましたが、今日は土のグランドに芝生が根付くかの様にジェフサポの黄色がしっかりとバクスタの半分以上を黄色で染め上げました。
これも、クラブとサポーターの連携と努力の成果と言って良いでしょう。

では試合の感想を。
ジェフは序盤から鬼プレスを展開して、浦和を圧倒しまくります。中盤でボールを奪うとジェフ左サイドの山岸、クルプニのコンビネーションでサイドを突破して、ゴール前のクロスに巻が飛び込む攻撃が立て続けに展開されます。この攻撃で2回ほどゴールネットを揺さぶりますが、いずれもオフサイドの判定。これまでジェフであれば、これだけのチャンスを潰した後はあっけなく失点するのがデフォでしたが、今日は全く違いました。
前線からのプレスが機能して、セカンドボールを拾いまくって、浦和にチャンスらしいチャンスを与えません。前半は2回ほどワシントンが絡んだ危険な場面がありましたが、立石の好セーブで事無きを得ます。
得点の匂いがプンプン漂う雰囲気の中、0-0で前半終了。

ハーフタイム、浦和は長谷部を下げて細貝を右ストッパーの位置に入れ、前半にジェフの標的となっていた内舘をボランチに上げて、小野を2列目に上げてきました。
このポジションチェンジが功を奏したのか、後半は一進一退の攻防の時間帯が続き、大輔のルーズボール処理のミスがきっかけで、ポンテと立石の1vs1の場面を作られますが、立石の神セーブが炸裂して何とか凌ぎます。
そして73分、ジェフ左サイドでワシントンから奪ったボールから羽生→巻→クルプニとダイレクトで繋ぎ、ゴール前中央ポストの位置に張っていた勇人にクルプニからのパスが繋がります。勇人は「自分でシュートを打つことも考えた」このボールを、前線に走りこんできた巻に胸でダイレクトパス。巻が豪快にゴール左ポストに当てながらネットを揺さぶり、3度目の正直、文句無しの先制ゴール!
このときのスタンドの歓声が凄かった。マジで鳥肌が立ちましたよ。
直後、浦和もパワープレーで一気に押し込んできますが、しっかりと集中した守備で対応して弾き返します。
85分以降は時計を何度も見ながら「早く終わってくれ・・・」と祈りながら応援していましたが、ジェフのクリアボールが前線の中島に渡り、そのままフラフラとドリブル。「よし!このままコーナーでキープだ!」という期待を見事に裏切りそのままゴール前に攻め込みGKと1vs1に。「まさか!」と思った瞬間に、豪快なシュートがゴールに突き刺さり、勝利を決める2点目!
オーロラビジョンにオシムのガッツポーズのリプレイが映し出され、勝利を確信しました。

大脱走を歌いながら、ほどなく試合終了。
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オシムもびっくりの素晴しい試合を生で観戦出来て、いい休日となりました。
さあ次節はわずか3日後に難敵横浜戦です。
今日の勝利に慢心することなく、昨年フクアリこけら落としの敵討ちをはたすべく、選手もサポも気合いを入れて日産スタジアムに乗り込みましょう。

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2006/05/03

今日のガマちゃんver.2006/5/3

さあ、たいへん、たいへん、たいへんながらくお待たせいたしました!
続いてはホーム!ジェフユナイテッド市原・千葉のメンバーです!

ゴールキーパー
「鉄壁の守護神見参!」 立石智紀!NO.1
ディフェンダー
「相手に仕事をさせない若きマイスター!」 水本裕貴!NO.4
ディフェンダー
「鬼のディフェンスで相手を寄りきり!」 イリアン ストヤノフ!NO.5
ディフェンダー
「安定した守備と切れる攻撃力!」 斎藤大輔!NO.3
ミッドフィルダー
「走り続ける強靭なスタミナタンク!」 坂本將貴!No.2
ミッドフィルダー
「強力なミドルシュートを今日も!」 佐藤勇人!NO.7
ミッドフィルダー
「その右足は全てを可能にする!」 阿部勇樹!NO.6
ミッドフィルダー
「驚異的進化現在進行形!Happy Birthday!」 山岸智!NO.16
ミッドフィルダー
「仲間を活かし自らも活きるサッカー職人!」 ネボイシャ クルプニコビッチ!NO.9
ミッドフィルダー
「チャンスメイクとゴールハンティングの両立継続中!」 羽生直剛!NO.22
フォワード
「我々は今、偉大なる成長を目撃しています!」 巻誠一郎!NO.18

リザーブメンバー
ゴールキーパー
「吼える守護神、準備万端!」 櫛野亮!NO.17
ミッドフィルダー
「どのポジションでも仕事きっちり!」 中島浩司!NO.15
ミッドフィルダー
「決定的なプレーを決める男!」 工藤浩平!NO.20
ミッドフィルダー
「ゴールに近い位置で勝負できるプレーヤー!」 楽山孝志!NO.23
フォワード
「本物のフォワードとは何かを教えてくれる!SUPER!」 マリオ ハース!NO.10
フォワード
「前進あるのみの攻めダルマ!」 要田勇一!NO.11

そして監督
「比類なき大巨人!」 イヴィツァ オシム!

以上がホーム、ジェフユナイテッド市原・千葉のメンバーです!

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2006/05/02

決戦前夜

明日はGW3番勝負の2試合目、浦和戦。
昨年の第32節フクアリでの浦和戦では、赤い人達にホームジャックされ、黙って座っているだけでもムカツク雰囲気での試合でしたが、後半ロスタイムに晃樹のミラクルミドルが決まり、ジェフサポのアドレナリンが一気に昇華した痛快な勝利でした。
明日は、この試合の怨念を晴らすべく赤い人達が多数フクアリに押し寄せるのでしょうが、しっかり返り討ちにしたいところ。
とは言っても、選手もサポも「ハートは熱く、頭は冷静に」しっかり試合に集中して、勝ち点3を奪取しましょう。

さて、昨年8/31での試合PACQUEさんが実行していた儀式を真似て、先ほど例のアレを購入してきました。
Dsc00044
袋の中身と儀式については明日にでもレポしたいと思います。

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2006/05/01

GWなリフレッシュ

大型連休3日目。
今日は1日で2件の美容院をはしご。
まず1件目は、吉祥寺のお店へ。目的はベルジュバンス
もともと、吉祥寺に住んでいた頃に次男の保育園のお友達のお母さんのお店で、ベルジュバンスの存在を教わり、その気持ちよさに夫婦共々ハマッてしまい、定期的に通っています。
その後は自宅近所にあるいつもの美容院へ移動してヘアカット。約2ヶ月分伸びた髪を切ってもらいました。
とりあえず、頭の中身と外見をリフレッシュ完了なGW3日目の1日でした。

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