レフティモンスター引退
当時のFIFAの年齢制限規定により2ヶ月の誕生日の違いでユース代表に入れなかった彼は、その後の年齢制限規定変更によりU23アトランタ五輪代表の資格を得ると、オランダ1部リーグからのオファーを蹴ってJリーグ(名古屋)へ戻りアジア最終予選へ挑む。
しかし、その最終予選直前の練習中、ヘディング後の着地に失敗。右ひざ靱帯断絶、全治6ヶ月の大けがで最終予選どころか、アトランタ五輪も諦めなければならなかった・・・
高校時代からレフティモンスターと将来を期待されながら、けがと闘い続けた男が引退を発表しました。
ジェフの暗黒時代の最終年の2000年。たった1年間でしたが、彼が黄色のユニフォームを着て臨海を駆け抜けてくれた時は、今年は何とかなると明るい希望を持ったものでした。
今年フクアリで行われたトライアウトではメディアの注目を浴びながらも元気な姿を見せていただけに、この引退のニュースには正直ショックを受けました。
彼のけがさえ無ければ、アトランタ五輪もフランスW杯も違った結果になっていたかもしれないと、私は今でも信じています。
お疲れ様、小倉隆史。
現役は引退しても、日本のサッカー界はあなたの貴重な経験を必要としているはずです。今後もサッカー界でのご活躍をお祈りします。
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