第12回ちばぎんカップ観戦メモ
今年から柏がJ2となったためどうなるのかちょっと心配したちばぎんカップ。フクアリのこけら落しと絡ませて無事に開催されました。
日本最古のPSMとして世界のサッカーファン注目のちばぎんカップですが、過去11回の対戦の中でジェフが勝ったのは2回だけ。しかもそのうちの1回はPK戦。試合前にフクアリの大型ビジョンで過去の試合ダイジェストが流されていましたが、ちばぎんカップの歴史は柏の歴史といった感じでした。
でも、今年はJ1とJ2の対戦ということでジェフとしてはJ2チームに負けられないという妙なプレッシャーを勝手に感じつつ10時頃自宅を出発。
SA自由のチケットを握り締めて12時着の特急で蘇我駅に到着。予想外の人ごみを歩いてフクアリに到着後、SA自由のホーム側で空席を探しましたが上下層とも満席。仕方がないのでアウェイ側の1層の席を確保して座りましたが、よく見ると周辺は柏のグッズを身につけた方々でいっぱい。席を替えようか迷いましたが面倒なのでそのまま大人しく座っておりました。(おかげでフクアリに大はしゃぎのゴール裏柏サポの様子をよく観察させていただきました)
さて、試合は序盤から柏の前線プレスが激しく、昨年とは全く違う2006年型の柏が披露されておりました。ジェフは柏の前線プレスをまともに受けて守備の時間が多くなる何ともじれったい内容。でも、アウェイ側で見ていたせいもあると思いますが、たまにボールを奪ってからのカウンターには迫力がありました。ジェフの攻撃スイッチが入った瞬間に両サイドがガバっとワイドに開いてボールを散らしてダイレクトパスで攻め上がる形を見れるのはスタジアム観戦の醍醐味。これだけでご飯3杯いけちゃいます。
そんな中で注目したのはボランチに入った中島。柏の守備が両サイドに振られるため、中央で中島がフリーになる場面が多く必然的にボールが集まり、攻撃の起点となっておりました。そんな前半は何度か決定的な場面も作りつつスコアレスで終了。
後半に入ってからはジェフのエンジン回転が上がり、49分に坂本の反転シュートが決まり先制。88分にはタッチライン際からの坂本のクロスにマリオが飛び込み2点目。3列目の坂本がゴール前で仕事をする理想的な2ゴールでした。一方、守備の方は、後半FWに上がったディエゴのゴリゴリドリブルに手を焼いたものの集中を切らさず守り抜き、何とか無失点で3回目のちばぎんカップウィナーとなりました。
開幕まで2週間。今日の試合の反省点をしっかり修正して、新シーズンに突入したいものです。
ところで、ちばぎんカップで反省するのは選手だけではなく、サポも同じ。
何ですか、あの旗。どくろマークに何の意味があるの?非常に不愉快。
一緒に観戦していた6歳の次男に「何でどくろなの?」と聞かれて、何も答えられませんでした。
最も悲しいのは、あの旗の下に居た人達のほとんどは、自分がどんなデザインの旗に隠されているか解らなかったことではないだろうか。
ゴール裏をリードしたい人達に言いたいのは、やりたい事をやるのは勝手だが、ジェフの応援をリードするという社会的責任があるということを自覚して欲しいということ。
昨年まで自分たちのリーダーだと思っていた人達が、シーズンオフの間にあんな旗を作るために時間と金を浪費していたと思うと情けなくなってきたよ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんにちは。
フクアリ観戦のデビュー無事に終了しました。サポーターの観戦マナーや、応援やブーイングのやりかたも、そのチームのイメージとして残りますよね。
>応援をリードするという社会的責任
という考え方にはまったく同感です。
投稿: 武千代 | 2006/02/22 10:17
>武千代さま
フクアリデビューおめでとうございます。
チームもサポの応援スタイルも、学習中ということで、
今後の可能性に期待したい・・・
とポジティブシンキングで行きたいですね。
今年もサッカーを楽しみましょう。
投稿: speedster | 2006/02/24 23:16