Jリーグ第24節大宮-千葉(大宮)観戦メモ
9月17日(土) 2005 J1リーグ戦 第24節
大宮 0 - 1 千葉 (15:04/大宮/7,881人)
得点者:'81 佐藤勇人(千葉)
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大宮駅は酒田から自宅へ帰るときに新幹線から埼京線へ乗換える駅なので結構利用していますが、大宮の街中、しかも東口側を歩くのは10年ぶりくらいで久しぶりでした。狭い路地に小さな店舗が並ぶ街並みは、約10年前の記憶とほぼ同じで、ノスタルジーを感じながら徒歩で大宮公園をめざします。大宮駅から歩くこと20分で大宮公園サッカー場のアウェイ入口に13:40到着。ゴール裏立見席はコンクリートの階段状のスタンドで、既にたくさんのジェフサポで埋まっていましたが、バクスタ側の最上段にスペースを見つけて観戦場所を確保しました。
ところで今日のチケットはカテ1~3は売り切れで、ゴール裏のカテ4のみ残り僅かと、大宮公式HPでアナウンスがありましたが、試合開始後のスタンドを見ると、カテ1~2のメインスタンドは見事なガラガラっぷり。カテ3のバクスタはアウェイ側に余裕があり約8割の入り。で、私が居たカテ4のゴール裏は見事な満員電車状態。結果的に動員は7,881人。何なのこの数字。このクラブのチケットの売り方に疑問を感じました。カテ3が売り切れでなかったら、迷わず買ってたのに。しかも、ハーフタイムに疲れて座り込んでいると、会場担当スタッフから「もう少し詰めて立って観戦して下さい!」という非情なアナウンスが。西日直撃で灼熱の立見席で、満員電車状態での観戦は大変疲れました。
そしてもう一つ、芝生について。当初予定していたピッチ上でのイベントが中止されるほど芝生の状態が悪いと聞いていたのですが、実際に見ると本当に悪い。前節、臨海のピッチも悪かったが大宮はそれを大きく上回るほどひどい状態。ペナルティエリア内を中心にゴルフで言うところの「ベアグランド」で、今日の試合内容に微妙に影響が出ているようでした。
では試合の感想を。
ジェフのスタメンは前節のメンバーから累積出場停止の結城を水本に変えたスタメンでしたが、左サイドに山岸、ボランチに坂本、右サイドに勇人が入る布陣でスタートしたようです。この意図がよく解らないのですが、大宮のキーマンのデビ純が累積出場停止だったことと、大宮の左サイドに藤本が入っていたことが関係していたのかもしれません。対する大宮は自慢の4-4-2から変則した山下の1トップのようでした。しかし、戦術は見事な引きっぷりで、ジェフの攻撃するスペースを徹底的に潰して、前線でのプレスでカウンターを仕掛けてきます。
前半、ジェフはいつもの連動した動きがあまり見られず、ピッチ状態が悪いためかパスも繋がらない厳しい展開。しかも、DF陣のパス回しで2回ほど決定的なミスがあり、それぞれ1対1の場面を作られましたが、大宮の山下、横山?のミスでシュートは枠を外してくれて、事無きを得ました。結局前半はスコアレスで終了。
後半は、勇人、坂本、山岸がいつものポジションに戻ったせいか、攻撃にリズムが出始めてチャンスを作りますが、決めきれない場面が続きます。このまま見所がないままドローな雰囲気が漂い始めた81分。水野が蹴ったFKからゴール前の混戦で勇人が押し込んで先制。このまま時計を進めて試合終了となりました。
内容より結果の勝ち点3ゲットです。
柏がラモス効果発動でG大阪に勝ってくれたので、首位との差が勝ち点9となりました。ナビスコも大事ですが、リーグ戦も最後まで諦めずに上位を狙いたいものです。
ところで、今回初めて観戦した大宮公園サッカー場ですが、会場運営や芝生について文句ばかり書いてしまいましたが、決して悪いスタジアムではなく、日立台に雰囲気が似ている臨場感たっぷりの良いスタジアムだと思いました。今後J1仕様に改修するようですので更に素晴しくなるよう期待します。
最後に。
テレビで横浜FM-FC東京の試合を見ました。
ルーカス選手のご無事をお祈りいたします。
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